お金を貯める法則。
お金は、漠然と貯めるのではなく、お金を貯めるには、それなりの法則が、あるんじゃないかと思うのです。
物事は、ただ漠然と行うのでななくて、秩序を持って動いているんじゃないでしょうか。
その法則について、お金に照らし合わせて考えて見たら、どうなるでしょうか。
お金を貯めるための、5つの法則。
お金は意識して、貯める努力をしないと貯まりません。
(1)お金を貯める目的と意義を考える。
具体的な目的を決めて貯金をする。
貯金を始めようとした時に、何の目的で、どれぐらいの金額を、いつまでに貯金するか考えます。
貯めるお金は、何に使うのか。
結婚資金なのか。教育資金なのか。家のローンの頭金なのか。
老後資金なのか。それぞれの方の人生や、年代で違っていますので、先ずは考えましょう。
そして貯金をするために、何をしなければならないのか、
自分はどんな事をして、いつまでにその希望金額を、貯めるかを決めます。
その決めたものを、いつも手元に置いておける、手帳などの見やすい箇所に記載して、
絶えず見返す事で、貯金の意識を、しっかり持つ事が出来るのです。
これは、出来るだけ詳細に書いたものが良いようです。
いつもでも、手元におき、良く確認することです。
お金を貯めるには、面倒な事もあります。お金は貯めようと、意識しないと貯まりません。
(2)現状を見直す。
お金が貯められる時期に貯められるようにする。
現在の家計現状を見直して、何故、今まで貯金が出来なかったのか。
何故、給料以上に使っていまうのか。何故、自分をコントロールできないのか。
そんな、自分の生活態度見直をして、現状分析して見てください。
いつまで、そんな生活をしていて良いのでしょうか。何故なら、お金を貯めるには、貯められる時期があるからです。
そんな、大切なお金を貯められる時期を、無駄に過ごして良いのでしょうか。
だって、他の人はその時期に、しっかりと貯金をしているかもしれないのです、他人に遅れを取ることは出来ません。
まず、現状の家計の棚卸をします。
住居費、通信費、保険費、公共料金、生活費など書き出して、一覧表にした時系列のデータを作成します。
そうすると、どこに出費が多いいのか、減らせる部分が、どこにあるかが分かる筈です。
そこを削減する方法を、考えれば良いのです。
(3)お金の「人生設計書」を立てる。
エクセルを使って計画書を作る。
計画なくして、目標に近づけることは出来ません。計画を立てると、やる気が違って来ます。
覚悟を持って、事にあたることが出来るんです。先ずは、現状分析で作成したデータを基に、今後の目標計画を立てます。
今月の計画、来月の計画、再来月の計画、
そして1年後の計画、2年後の計画、更に、10年後の計画、20年後の計画と、作って行くのです。
そうすると、その計画書が、将来の自分の、設計図となるんです。 自分の未来像が見えて来るのです。
その計画書の中に、貯金の計画を立てて、計画値を織り込んでください。
貯金が出来る時期は決まっています。その時期には多めにして計画書を作成する事です。
(4)計画を実行する。
身の丈に合った生活をしながら、貯金体質へ。
さて、いよいよスタートです。
厳しいかもしれませんが、将来の自分のためです。家計費をコントロールして、身の丈にあった生活をする事です。
無駄な買い物はしていないか、必要なものと、欲しいもの区別をしているか、
貯金は出来ているか等を、チェックながら進めてください。
お金を貯めるには、時間が必要なんです。人生には貯金が出来やすい時期が、3回巡って来ます。
1回目が独身時代、2回目がお子さんが小学生の間、3回目がお子さんが学校を卒業してから、定年退職するまでの期間です。
この時代を、充分に活用出来るような、実行をしてください。
(5)進捗状況をチェックする。
人生計画書は毎月チェックする。。
自分で作った、お金の「人生計画書」を、月ごとに見直して、
先月より節約出来た項目、1年前より節約出来た項目などを、チェックすると良いでしょう。
貯金は計画通りに出来ているか、自分の資産は増えているかなどを、四半期毎にチェックして見てください。
やっているうち、もっと頻繁にチェックしたくなる筈です。
もの事を進めるには「継続は力なり」と言うじゃありませんか。そうです、続けようとする強い意志が、大切なんだと思います。