【お金の教科書】お金を貯める仕組みは、7つの習慣にあり。

 

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』。

  スティーブン・R・コヴィーが1996年に出版した『7つの習慣』はビジネス書籍として、ベストセラーになりました。

 この本は、社長さんの書棚に必ずある本と言われています。私の知る、何人かの社長さんの書棚にもありました。

 この本の副題は「成功には原則があった」だそうです。

 お金を貯めるために、日常生活で出来る、『7つの習慣』ついて考えて見ました。これはあくまでも、私感です。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]

 

日常の中で、お金を貯める『7つの習慣』

(1)現金を引き出しを管理する。

 お金を貯めるには、お金の顔を見ないに事に限ります。出来るだけ手元に現金を置かない事に尽きます。

 現金を引き出す際には、必ず預金通帳を持参して記帳することを励行します。

現金を下ろす金額は、1週間分の生活費を引き出し、余分なお金は引き出さないことです。

 自分で決めた1ヵ月の生活費で暮らす。自分の身の丈に合った生活をする。それが、お金の貯まる近道だからです。

スッキリ家事でお金を貯める! 2児ママが1年で130万円貯金できた40のワザ/ののこ【合計3000円以上で送料無料】

財布の整理は、自分の整理。

(2)財布の中身を整理。

 お金を貯めるには、お金を大切に扱う精神が大事です。その心構えが、財布の中身に表れます。

  お札は1万円札、五千円札、千円札の順に並べ、上下をキチンと正して入れる。

 硬貨は別に小銭用の財布を持ち、500円、100円50円、10円5円、1円と4つの区分に分けて収納します。これをすると凄くスッキリする事でしょう。

行列のできる人気女性FPが教えるお金を貯める守る増やす超正解30/井澤江美【1000円以上送料無料】

身だしなみ、人は見た目で90%評価される

(3)身だしなみを整える。

 身だしなみを整える事で、チャンスが巡って来る可能性があるからです。

 人の評価は、見た目が大きく左右します。つまり視覚で判断されてしまうケースが、多いと言うことです。

 同じような成績の5人が、課長の椅子を競っていたとします。甲乙つけがたい状況です。

 その場合、何を基準に選別されるかと言えば、人柄の良い人や、清潔感ある、身だしなみの良い人が、選ばれる可能性が高いからです。

 何故なら、身だしなみがキチンとしている人は、何にでも気が利き、仕事面でもキチンとしていると思われるからです。

 選ばれるチャンスは、何度も巡って来ないからです。昇格、昇給は収入増に直結します。

 ライバルに先を越されるぐらいなら、先に越して見たらどうですか。

シンプルにお金を貯める・増やす・使う。

幸せは玄関から入って来る。

(4)玄関を掃除する。

 玄関は家の顔です。幸せは、玄関から入って来ると、言われています。

 玄関が汚れていると、お客さまを迎えたく無いと思う筈だし、玄関が汚れていると言う事は、部屋の中も汚れている、と言う事になるんじゃないでしょうか。

 玄関を掃除・整理してきれいにすると、部屋の中もきれいにしたいと思う筈です。

 家をきれいに保って生活する事は、前向きに、暮らせるようになるんじゃないでしょうか。キチンとした環境で暮らす人は、お金の面でも、キチンとしています。

元メガバンク・外資系プライベートバンカーが教える お金を増やすなら この1本から始めなさい【電子書籍】[ 安東隆司 ]

我慢することの重要性を考える。

(5)欲しいものがあっても、直ぐに買わない。

 お金を貯めるには、必要なものと、欲しいものを区分けする事です。

 必要なものは生活に直結しますので、買わなければなりませんが、欲しいものがあった場合は、

 直ぐに買わないで、少し日にちを開けて、それでも、どうしても欲しかったら、買うという習慣が良いようです。

 何日か経ってみると、何であんなに欲しかったんだろうと思うはずです。

 たぶん、欲しい欲しいと言う気持ちが先走って、冷静さを、欠いていたんじゃないかと思う筈です。

PROFIT FIRST お金を増やす技術 借金が減り、キャッシュリッチな会社に変わる [ マイク・ミカロウィッツ ]

日経平均株価を気にすると景色が変わる。

(6)毎日、日経平均をチェックする。

 株をお持ちの方も、お持ちで無い方も、日経平均をチェックして見ることです。毎日平均株価を見ていると、株式市場のトレンドが見えて来ます。

 株式相場は欲の世界です。毎日のように株式市場では、お金を殖やしたい、お金持ちになりたいと思って、たくさんの人や企業が参加しています。

 そして株式市場に参加した全ての人が、絶対に損をしたくないと思って動いています。

 株価の動く要因は、企業業績、新製品の開発、不祥事、金利、為替相場、政争、有事と数え上げたら切りがありません。

 その要因が、有利に働くと思えば上がるし、不利に働くと思われれば下がります。

 そんなトレンドを掴むには、日経平均を見るのが、良い方法だと思います。

 だからと言って、株を買えとは言っていません。世の中のお金がどう動くのか、どんな要因で株価が動くのか、そんな流れが分かってくるようになるでしょう。

 そして、お金を殖やすなら、株の勉強もした方が、良いんじゃないかと、思うようになるでしょう。

会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方 「投資」と「給料」で着実にお金を増やす方法 [ 中桐啓貴 ]

資産の管理は定期的に。

(7)定期的に預金残高などの総資産を確認する。

 お金を貯めるには、貯めるための計画書を作り、その進捗状況を、四半期毎にチェックして見ることです。

 作った計画書の推移を見ていると、お金はもっと大切に使わなくちゃいけないんじゃないかと思う筈です。

 貯金を貯めるには、努力が必要な事も見えて来ると思います。

 株を運用している方は、最低でも、四半期毎にチェックして、すべての金融資産が、どんな推移をしているか、把握することが大事です。

 キチンとした環境で暮らす人は、お金でもキチンとしている筈です。

投資でお金を増やす人、減らす人 [ 長谷川伸一 ]