ドラマ『相棒』杉下右京が通う花の里、三代目女将は誰になる

 

小料理屋「花の里」。

 警視庁特命係の杉下右京が、仕事の疲れを癒やす場所と言えば、「花の里」ではないでしょうか。

 ドラマの中では、「花の里」シーンで、杉下右京が相棒役の、亀山薫、神戸尊、甲斐亨、冠木亘の面々と、仕事終わりにやって来ます。

 時には、警視庁捜査1課の伊丹刑事や芹沢刑事が来たり、阿川公平や鑑識課の米沢守などが来て、お酒を楽しんでいます。

 時には重要なシーンで「花の里」が出て来ますが、大半は、事件が解決した後の、最後のシーンで、映し出されることが多いようです。


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杉下右京の好きなもの


 

細い路地の先にある小料理店「花の里」。

「花の里」はどんなお店。

 細い路地が、幾分上り坂になっているような路地裏で、趣のある竹垣の先に「花の里」の看板に灯がともり、紫色の暖簾をくぐると、そこが小料理店の「花の里」です。

 街の雰囲気からすると、神楽坂あたりのような感じがしますが、撮影現場は赤坂だったようです。

 白木のL型のカウンターが印象的なお店で、6~7人の座席が用意されています。

 丁度、L型の角の部分に、小さな花瓶が置かれていて、季節の趣のある花が、その都度飾られています。

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雰囲気の良いカウンターの小さなお店。

馴染みの店にしたい「花の里」。

 そして、カウンターの内側に燗銅壺(カンドウコ)と呼ばれる、年代物の、お酒を温める道具が鎮座しています。

 これは、今では殆ど見かけなくなった道具ですが、「花の里」では、良い雰囲気を醸し出しています。

 この燗銅壺に徳利を入れて温めたり、チロリと呼ばれる、アルミで出来た、お燗用のカップを入れて温めるものです。

 昔の居酒屋では、このチロリからグラスに熱燗を注いで貰い、グラスの下に置いた、小皿などまで垂れるように、熱燗を注いで呉れたものでした。

 今ではもう、あまり見かけなくなった光景です。

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窓際が杉下右京の指定席。

杉下右京の指定席。

 杉下右京の座る席は決まっていて、窓側の席が指定席になっています。ここに座って、右京さんは熱燗を楽しんでいます。

 お燗の温度は段階的に呼び名があるようで、30℃の日向燗に始まり、人肌燗、上燗、熱燗、飛び切り燗と5℃刻みで、温度が上がっていくようです。

 「花の里」でのお酒のつまみは、先ず突出しが出て、その後も、女将のお勧めが出て来るようで、

 右京さんたちが、おつまみを頼んでいる様子はありません。

 しかし、締めになるとお茶漬けを注文します。と言うことは、右京さんは「花の里」で夕食を済まして、帰っていくにですから、家では食事をしないのでしょう。

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右京さんは、熱燗がお好き。

「黄桜」の薦被りのミニ酒樽。

 右京さんの指定席の後ろの窓際に「黄桜」の薦被り(コモカブリ)のミニ酒樽が3つ置いてあり、

 シーンによっては、右京さんの隣にも、このミニ酒樽が1つ置いてあります。

 縁起もののようなので、置いてあるのでしょうか。そして気になるのが、何故、黄桜なのかと言う事です。

 確かに美味しいお酒の銘柄ですが、何故なんでしょうか。お酒も時代と共に、人気の銘柄がありました。

 「剣菱」「越乃寒梅」「八海山」「久保田」など、多くの銘柄があり、消費者の意向などで変わって行くのでしょう。

 私の推理では、全国的に知名度が高く、それでいて日頃も、家庭で熱燗で飲めるお酒だからではないでしょうか。

 そして、それはきっと、「花の里」のイメージにあっているからではないでしょうか。

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日本の酒蔵数と銘柄数。

 日本全国には酒蔵が1,400以上(国税庁 清酒製造業の概況/平成28年度調査)あって、銘柄数は1万以上あるようですが、しかし、酒蔵数は徐々に減少しているようです。

 酒蔵数は昭和初期に7,000軒以上、平成の始めでも2,500軒はあったようです。

 都道府県別では、酒蔵数は、1位新潟県、2位長野県、3位兵庫県で、生産量は、1位兵庫県、2位京都府、3位新潟県です。さすが、灘の生一本です。

「花の里」の女将たち。

初代女将、宮部たまき。

 右京さんが、心の拠り所としている重要な場所である「花の里」の女将は、

 初代が宮部たまき(高樹沙耶さん)で、誰とでも分け隔てなく接すことが出来る、着物が似合う和服美人です。

 右京さんの元妻で、右京さんの考え方を鋭く見抜く分析力は、元妻だから出来ることかもしれません。

 Season10の第1話『贖罪』で「お遍路に行きたい、自分の足で世界を見てみたい」と言い残して、突然「花の里」を閉店し、右京の前から姿を消したのでした。

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2代目女将、月本幸子。

 2代目は月本幸子(鈴木杏樹さん)で、自称「ついていない女」です。

 暴力団の情婦であった幸子は、夫を殺害して逃亡しますが、杉下右京に、捕まってしまい服役しました。

 服役後、杉下右京の勧めで、「花の里」の2代目女将となりました。真面目な性格で「花の里」を切り盛りし、影ながら杉下右京を支える存在です。

 ドラマを観ていると、右京さんと、もとても相性が良いように思われます。

 Season17の第18・19 話『漂流少年~月本幸子の覚悟・決断』で、事件に巻き込まれた青年を、自分の過去の境遇を重ね合わせます。

 そして、青年に疑いを掛ける特命係と対立し、悩みや問題を抱える子供たちを支えたいとして、

 「花の里」の女将を辞めて、新たな人生のスタートを切るのでした。


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三代目の女将に注目が集まる。

3代目女将は誰になるのか。

 そして、その後話題になっているのが、誰が3代目の女将になるかと言うことです。色々と候補が出ているようですが、とても愉しみにしています。

 「花の里」の立ち位置は、殺人事件を解決するドラマの中で、右京さんも視聴者も、ホット出来る空間なんじゃないでしょうか。

仕事の疲れを癒やす空間。

 サラリーマンには、仕事帰りに立ち寄るお店がある筈です。

 そこで、一日の疲れを癒やしたり、上司の悪口を言ったりする、そんな居場所が必要なのでしょう。

 そこに、和服の似合う美人女将が居れば、常連になってしまうのは、致しないかもしれません。

 明日の英気を養うためにも、そんな居場所は、欠かせない空間なのかもしれません。

 そして、右京さんたちが、美味しそうにお酒を飲んでいる光景を見ると、チョット熱燗を一杯と思うのは、私だけでしょうか。

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杉下右京の腕時計が気になります。

杉下右京はブリティッシュスタイルの、ダークスーツにサスペンダー、

腕に輝くのは、アメリカの歴史と共に歩んで来たブランド・ハミルトンの腕時計です。

1910年~1930年代に栄えたアールデコを取り入れた、クラシカルで趣深いモデル・ボストン(H13431553)。

センターセコンドではなく、スモールセコンドと言うクラッシックスタイルの腕時計で、さりげなくオシャレを演出していて、

何故か!気になって仕方がありません。

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