相棒Season20 拡大スペシャル第2話『復活~死者の反撃』
杉下右京と冠城亘の特命係と、絶対的権力の支配者・官房長官の鶴田翁助の因縁の、壮絶な戦いの火ぶたが切ったのです。
『相棒』Season20の第1話では、杉下右京と冠城亘が、
自室で死んでいる中郷都々子(織田梨沙さん)を、発見するところで終わっていました。
相棒Season20 第2話。
ベッドの中で、手首を切った状態で、右京さんたちに発見されたのでした。
彼女の死は一見自殺に見えましたが、玄関は施錠されておらず、
部屋は冷房で極端に冷やされていると言う、不可解な点があったのです。
それでも捜査一課は、都々子の死を、自殺として処理します。
納得のいかない右京さんと冠城亘は、捜査を続行しようとしますが、
冠城亘が罪をなすりつけられた、“鍵泥棒”の一件が尾を引く状態だったのです。
それでも、右京さんは「僕はね、彼女の直観に賭けて見ようと思うんですよ」と、
柾庸子の死が、口封じの死ではないかと言う、中郷都々子の直観を支持したのです。
こんな状況の中で、形式上、特命係を統括している峯秋(石坂浩二さん)が、マスコミに糺弾されていました。
そして、過去の息子・甲斐亨の不祥事と併せて報道されるなど、外部から圧力が掛かって来たのです。
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官房長官・鶴田翁助の陰謀。
この背後には、官房長官・鶴田翁助(相島一之さん)の暗躍があると思われるが、尻尾を掴むことは出来ない状況でした。
そんな事から、折角捜査が進んでいたにも関わらず、内閣官房長官からの圧力からだろうか、
中郷都々子から調査依頼を受けていた「鍵」についても、
鶴田官房長官の手に渡ってしまい、これまでの経緯から、冠城亘が免職の危機に、さらされる事態となったのです。
しかし、そんな事でひるまない右京さんは、加西周明(石丸幹二さん)が遺した「鍵」に、鶴田官房長官の弱点が隠されていて、
それこそが、一連の出来事の真相解明の、足掛かりになると推理したのです。
そのため、遺留品として警察で保管していた鍵を、右京さんはすり替えていたのでした。
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加西周明が遺した1本の鍵。
そして、加西周明について、「彼には、地獄の花道を作ってあげましょう」と言ったのです。
「鍵」を調べた、サイバーセキュリティセンターの青木(浅利陽介さん)は、
足立区の幽霊ビル(仮称)の鍵ではないかと、当たりを付けていました。
何故なら、そのビルは、加西周明が一棟買いしていた、初期のビルだったのです。
右京さんと冠城亘は、青木(浅利陽介さん)を伴い、鍵が示す「幽霊ビル」を訪れます。
そのビルは廃墟のようになっていましたが、
とある一室に、加西周明が遺したトレーディングルームのような、OA機器が備え付けられた秘密の部屋を発見したのですが、
そんな右京さんたちの動向を、うかがっていた男がいて、特命係の二人は、その男を取り押さえます。
その男を、特命係の部屋に連れて来て、取り調べをしている最中に、男のスマホに電話が入りました。
その電話は、栗橋内閣情報官からの電話だったのでした。
その男は元刑事で、警察を辞めた後、内閣情報調査の仕事を、引き受けてしていたようです。
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献立帳と、1本の鍵。
そんな中で、謎の女が殺されます。その女の所持品にあった、献立帳と、1本の鍵に、右京さんが注目します。
そして、その女の携帯電話には、栗橋内閣情報官の電話番号しか、登録されていなかったのです。
そこで、右京さんが言います。「中郷都々子殺害の、殺人犯が分かりました」
謎の女が持っていた1本の鍵は、中郷都々子の部屋の鍵だったのです。
更に、3月7日~14日の間の献立表は、出張料理人として、加西周明の所で出した、献立のメニューだったのです。
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柾庸子の死の謎。
その亡骸を引き取りに来た、身内が案内されたのが、病院の霊安室のような所だったと言う証言です。
右京さんたちが、担当検事にその時の状況を聞くと、近くのER(緊急救命センター)へ運んだと言う、電話だったと証言したのです。
官房長官の鶴田翁助は、次第に警察による捜査が進んで来ることを聞くと、
「泣いて馬謖を斬る。そう言うことになる…」と、吐き捨てるように言ったのです。
特命係の部屋に、サイバーセキュリティセンターの青木が用意したVRが用意してあって、右京さん、冠城亘、青木の3人で装着すると、
そのバーチャル空間に、殺された加西周明が出て来て、
「加西周明の館へ、この館は誰も拒まない」と。こうして、因縁の最終決戦が始まるのでした。
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