村上春樹『1Q84』意味・冒頭・あらすじと、ジョージ・オーウェルの『1984』関係性。
『1Q84』は、村上春樹さんの12作目の長編小説で、2009年5月~2010年4月に掛けて出版され、
文庫化になったのは、2012年4月~6月に掛けて、BOOK1、BOOK2、BOOK3がそれぞれ前編と後編とに分けられ、
全6冊として新潮文庫より出版されました。
私が本の虫になったのは、高校入学式の帰り道、駅前の本屋で買ったヘルマン・ヘッセの『車輪の下』の文庫本でした。
その頃の岩波文庫は背表紙に★のマークが付いていて、★一つなら50円、★★二つなら100円だった頃です。
購入した『車輪の下』は、新潮文庫だったような気がします。
村上春樹さんの作品には不思議な魅力があります。読み出すと、その魅力に虜(とりこ)になり、途中で中断出来なくなります。
一気に読んでしまいたくなる一方で、読み終わるのが“もったいない”と思わせるほどの魔力があるのです。
それは次元を超え、空間を超えた不可思議な力で、読者に迫って来るのです。
美しい文章は読んでいて気持ちいいものです。
本を選んで買う時にいつも思うんですが、そんな文章の小説に出会いた時には、チョット得した気にさせて呉れます。
そしてそんは本を手元に置いてページをめくる事は、とても贅沢に思えます。
世界で最も売れた本のランキングで、2021年は、1位『聖書』:推定50~60億部以上。2位『毛主席語録』:推定9億部以上。
3位『コーラン』:推定8億部と、聖典や名言集が上位の中、
世界で最も売れた本の第4位はミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』(販売部数:推定5~6億部)なんだそうです。
深夜特急は、ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんが、1970年代にインドのデリーからロンドンまでを、乗り合いバスで旅をした時のことを描いた紀行文です。
1986年に発刊された本ですが、今でも「バックパッカーのバイブル」と称されていて、多くの旅人たちに影響を与えて来ました。
旅をしたいと思った時、旅に出て見ようと決意した時、そして、旅をしている時に、ページをめくりたいそんな本なのです。
『人間失格』は、そのタイトルを誰もが知っている文学作品で、太宰治が1948年6月の自殺直前に、執筆した自伝的小説です。
その物語は、本当の自分を誰にも明らかにすることなく生きて来た主人公「葉造」の、
幼少期から青年期までの仮面を被った道化と、その転落を描いた、太宰治の自己告白文学と言われています。
『リバー・ランズ・スルー・イット』(A River Runs Through It)は、1992年公開の、ロバート・レッドフォード監督の作品です。
原作はノーマン・マクリーンの小説『マクリーンの川』で、これをロバート・レッドフォードと、リチャード・フリーデンバーグが脚色し、
主演はクレイグ・シェイファー、ブラッド・ピットが務めたアメリカ映画。
村上春樹さんの作品を読んだことはありますか。彼は日本を代表するベストセラー作家で、
『ノルウェイの森』や『1Q84』など、社会現象を巻き起こした小説も多数あって、国内外を問わず多くのファンがいます。
世界的に高く評価され、新刊の発売日には早朝から多くのファンが書店に並ぶ光景は、ニュースでもよく取り上げられています。