『半沢直樹2』続編ネタバレ~第1話セリフと名言南野洋子登場。


『半沢直樹』2020あらすじ第1話からいきなり倍返し!

前作の最終回で、半沢直樹は銀行内の様々な隠ぺい・不正を明らかにし、宿敵の常務・大和田(香川照之)の私欲のための不正を、取締役会で暴き糾弾し、

取締役会の席上で、大和田常務に土下座をさせ、視聴者の留飲を下げさせて呉れました。

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東京セントラル証券会社へ、なぜ出向?


大和田常務は平役員へ。

しかし、大和田常務は平取締役に降格されるも、銀行内に留まったのに対し、

中野渡頭取(北大路欣也さん)から半沢直樹に命じられたのは、まさかの、子会社、東京セントラル証券への出向と言う、衝撃的な最終回となりました。

テレビの前で「なんで!」「なぜ出向?」と、ため息をついた視聴者も、多かったのではないでしょうか。

前作のあらすじの確認はこちらから!⤵

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半沢直樹が帰って来た!




7年経った半沢直樹。

あれから7年、半沢直樹がついに帰って来ました。

出向先の、東京セントラル証券で、営業企画部長となった半沢直樹、

しかし、彼を取り巻く情勢は、再び多くの卑劣な妨害で、困難や窮地に、迫られる局面が待っていたのです。

それらを跳ねのけるように、半沢直樹は「やられたらやり返す、倍返しだ!」と、第1話から叫んでいるのです。

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東京セントラル証券の、営業企画部長になった半沢直樹でしたが、親会社の東京中央銀行からは“ゴミ案件”と呼ばれる、どうしようもない案件を、押し付けられる日々が続いていました。

東京セントラル証券の社内では、仕事も出来ず、ロクな成績も上げられなかった事が原因で入社した、

東京中央銀行からの出向組に対する、生え抜き社員たちの、反骨精神と確執が、渦巻いていたのです。

「プロパーの成功は出向組の手柄、出向組の失敗はプロパーの責任」こんな言葉、が飛び交う職場だったのです。

大和田は敵対していたはずの、中野渡頭取にすり寄ります。

また、大和田の忠実な部下、証券営業部長の伊佐山泰二(市川猿之助さん)は、あの取締役会での、

土下座事件に恨みを募られていて、「半沢だけは絶対に許さない!」と、必死になって“半沢潰し”を目論んでいたのです。

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1,500億円の大型買収案件が舞い込んだ。




大手IT企業の電脳雑伎集団から。

そんな中、大手IT企業の電脳雑伎集団から、大型買収のアドバイザー依頼が、東京セントラル証券に舞い込んで来ます。

この案件を取ってきたのが、半沢直樹の部下で、東京セントラル証券営業企画部調査役の、森山雅弘(賀来賢人さん)だったのです。

電脳雑伎集団が、買収したいとしていた企業が、検索システムを開発し、

若きカリスマ社長と呼び声の高い、瀬名洋介(尾上松也さん)が率いる、IT業界の雄、スパイラルだったのです。

スパイラルを傘下に収めれば、電脳雑伎集団は、アジアトップ3に入れる状況だったのです。

株式取得にかかる費用は1500億円。今までロクな案件しか、こなして来なかった、東京セントラル証券にとっては、

かつてない規模の大規模な案件で、東京セントラル証券の社内では沸き立ちます。

そして、成功報酬でも良いと好条件を出して、この案件の成約に色めき立つのでした。

早速、買収案の企画提案、スキームの作業に着手しますが、

この案件の一番の功労者である、森山雅弘(賀来賢人さん)が、営業企画部次長、諸田洋一の差し金によって、プロジェクトチームのメンバーから、外されてしまうのでした。

その諸田洋一は、東京中央銀行の出向組だったのです。

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アドバイザリー契約の打ち切り。




東京中央銀行の伊佐山証券営業部長の裏切り。

そんな中、電脳雑伎集団から突如、アドバイザー契約を一方的に、打ち切られる事態となってしまったのです。

その原因を探る半沢直樹は「二重契約は出来ない筈」と迫り、発言するのでした。


電脳雑伎集団副社長は南野洋子さん。

すると、電脳雑伎集団社長の妻で副社長の、平山美幸(南野洋子さん)が「あれは向こうの方から…」と、口を滑られたのでした。

「向こうの方から…」と復唱する半沢直樹は、何かに気が付いたのでした。

実は、アドバイザー契約を横取りしたのは、親会社の東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山だったのです。

更に、伊佐山は半沢直樹を失脚させるために、人事部長にも圧力を掛け、彼を遠方に左遷させる策も講じていたのでした。

伊佐山は既に、1,500億円の融資決裁も終えていて、東京中央銀行の取締役会で電脳雑伎集団への承認を、副頭取に根回しをして承認させたのです。

この事実は、大和田には伝えられておらず、大和田は地団駄踏んでいたのでした。

半沢直樹は「腰の重い銀行が手早い…これは東京セントラル証券、全員の問題だ」と叫んだのです。

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時間外取引で買収



電脳雑伎集団がスパイラルを買収。

この役員会の承認を受けた事で、電脳雑伎集団が記者会見を開くと言う情報が入って来ます。

半沢直樹は、電脳雑伎集団と、スパイラルの株価の動きに注意していましたが、何事もなく午後3時が過ぎ、証券取引所での売買が終了します。

そして、3時過ぎ、電脳雑伎集団の記者会見が始まり「本日、スパイラルの30%株を取得し、スパイラルを買収した」と発表したのです。

その時、半沢直樹が気が付きました「時間外取引だ!」

証券取引所での時間外に、かってスパイラルを立ち上げた、加納と清田が自分たちの持ち株を、

東京中央銀行の副頭取、三笠洋一郎の策略で、電脳雑伎集団に売却していたのでした。

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裏切り者は誰だ?




東京セントラル証券内部から裏切り者が。

半沢直樹は部下の営業企画部次長・諸田洋一(池田成志さん)が会社を裏切り、伊佐山証券営業部長に、情報を漏らしていたことを突き止めます。

そして、明日の早朝に全員のパソコンのメールを調べると、情報を流したところ、

慌てて消そうと出勤した、諸田洋一の部下の三木を取り押さえ、「三木、言え!すべてを話して貰おうか」と自白させたのです。

しかし、伊佐山は先回りし、証拠となる諸田とのメールの受信記録を、サーバーから全部削除するよう、電子計算部の職員に命じて消してしまったのでした。

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東京中央銀行、伊佐山証券営業部長の悪態

半沢直樹に敵対心むき出しの伊佐山。

伊佐山は、こう悪態を付きます。「こっちは買収情報なんか受け取った覚えはない。そんなメールは端から存在しちゃいねぇってことだ。オメエもそうだったな、諸田。」

「オレにメールなんか送っちゃいないよな?それこそ、テメエたちが勝手にでっち上げた偽装メールなんじゃねぇか?」といながら、半沢直樹が、プリントアウトしたメールを破るのでした。

「残念だったなぁ、半沢。むしろ、オレたちに感謝してもらいたいぐらいだ。こっちは親会社として、テメエたちのお粗末な対応を尻ぬぐいしてやったんだ。帰るぞ!」

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やられたらやり返す!倍返しだ。

筋を通さない銀行への恨みと反発。

半沢直樹は発します。「対応の遅れで契約を破棄されるのと、銀行からの横槍でそうされるのとでは、意味がまるで違います。」

「こちらがスキームの中身で勝負をする前に、あなたたち銀行はメインバンクの立場を使って強引に顧客を奪い取った。

我々子会社に何の断りもなく、仕事を横取りしたんです。筋を全く通していない。」

「天下の東京中央銀行が、これではまるでヤクザの手口だ!」

伊佐山「どんなにイキがろうが、どの道、おまえはセントラルからも追い出される。銀行員は人事には逆らえない。半沢、おまえ、もう、終わりなんだよ」

それに対して、半沢直樹は「何かあれば人事、人事と。先生に言いつける小学生のようだ。証券営業部の部長がそんなことしか言えないとは、情けない。

人事だろうと何だろうと、好きにすればいい。私はこのまま終わらせるつもりはありません。」

「この借りは必ず返します。やられたら、やり返す。倍返しだ!それが私の、モットーなんでね」と、理不尽な伊佐山に、半沢直樹が発したのでした。

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何故、半沢直樹は苦境に陥る。

第1話から、迫りくる危機的状況。

第1話から、凄まじい展開になっています。東京セントラル証券でも、東京中央銀行の出向組からの嫌がらせに遭っています。

東京セントラル証券の社長、営業企画部次長、その部下たちは、全員東京中央銀行の出向組で、

彼らはなんとか東京中央銀行に忠誠心を出して、銀行に戻りたくて仕方が無いのです。

給与や待遇面で、全然違うので、彼らの心情は分かりますが、あまりにも酷過ぎます。

半沢直樹は仕事に全力で向かっているのに、彼をおとしめようとする輩が多過ぎます。

前作の第一部では、支店長と戦い。第二部では東京中央銀行の役員の大和田常務と戦って来ました。

そして、今回は、東京セントラル証券の出向組の全員と、そして、本体の東京中央銀行の上層部と、戦わなければならない境遇に陥っています。

中野渡頭取は味方では無かったのでしょうか。半沢直樹に味方するのは、常に彼の若い部下たちだけです。

こんな境遇になったら、普通の人は、とても気力など出ない筈です。彼を奮い立たせるものは、何なのでしょうか。

しかし、そんな逆境を跳ね飛ばした「倍返しだ!」の、半沢直樹を見ると、凄い爽快感が沸いて来るのです。


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ここで「半沢直樹 アルルカンと道化師」の紹介。

この作品は、一作目『オレたちバブル入行組』より以前の話です。東京中央銀行大阪西支店で、融資課長を務める半沢直樹のもとへ、

大手IT企業が、業績低迷中の美術系出版社を、買収したいと言う案件が持ち込まれます。

目先の自分の利益だけを考えて、強引に買収案件を進めようとする、大阪営業本部や、上司の支店長に抵抗し、

不可解な買収の理由を追求し、困っている、美術系出版社を守ろとする半沢直樹の、正義感と諦めない姿は、これぞ半沢直樹と言う姿です。

物語では、ある絵画作品が鍵となります。その絵で、一躍、世界的に有名になった画家の、知られざる苦悩や、その絵に隠された秘密が、買収劇に奥行きを与えます。

アルルカンの絵は「この絵を見ているあんたがピエロや、とでもいいたいんちゃうか」と、評されますが、謎に包まれた物語は、登場人物を翻弄するのです。

半沢直樹の「世の中の事象には表と裏があって、真実は往々にして裏面に宿る」と発する、言葉が印象的です。



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