「身の丈に合った」生活をして、お金を貯める。

お金を貯めるやり方は、いろいろ紹介されていますが、お金が貯まらない人は、どうして、貯まらないんだろうと思いませんか。

お金が貯まる法則は簡単です。

収入－支出＝貯金ですから、基本は収入を殖やすか、支出を減らすかのどちらか、更には、貯金出来たお金を殖やすかです。

貯金をしたいなら、「身の丈に合った」生活をしていないと、お金は貯まりません。

では、年収がかなりあっても、お金が貯まらない人は、どんな事をしているのでしょうか。

お金の貯まらない人がしていること。

(1)自分へのご褒美が多すぎる。

ご褒美 は称賛を込めて頂くもの。

そもそもご褒美とは、行った行為について、相手側から、称賛の意味を込めて頂く物でしょう。

それが、今では一生懸命頑張っているんだから、そんな自分を、自分で褒めて上げたいと言う、自分に対して使われています。

どうやら、自分へのご褒美が、一人り歩きしすぎているように思います。

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ご褒美が欲しいのでなく、褒めて貰いたい。

ご褒美は、褒めて貰いたいの裏返し。

ご褒美が欲しいんじゃなくて、本当は、頑張った自分を、誰かに、褒めて貰いたいんじゃないでしょうか。

人は褒められる事で育ちます。

「褒めて育てよ」はあまりに有名な言葉です。

どんなご褒美より、自分を見ていてくれた人に、褒められると、人は感動します。

私が転勤する時に、後輩の同僚から手紙を貰いました。

そこには、私と一緒に仕事が出来た事、育ててくれた事、掛けてくれた言葉の事などが、綴られていた後で、

私の事を、褒めて呉れていました。

その手紙は、私の大切な宝物になり、事あるごとに読み返して、力を貰っています。

自分へのご褒美は、どれぐらいの頻度で行っているのでしょうか。

年に、1回程度なら問題ないかもしれませんが、ご褒美が毎月や毎週では、頻度が高いのではないでしょうか。

自分へのご褒美が、高価過ぎる。

たぶん自分へのご褒美品は、自分が買うとなると、ある程度高価な物じゃないと、自分が納得出来ないんじゃないかと思います。

そうすると、どうしても、高価な物を買ってしまう事でしょう。そして、それが度々なら、お金が貯まる訳がありません。

(2)買い物する時、予算を考えない。

ブランド品は、身の丈に合っていますか。

ブランド品じゃないと、気に入らないなんて人いませんか。鞄なら、時計ならこのブランドに始まり、

洋服、靴、車に至るまで、そうしているんじゃないでしょうか。

そうなると、予算を考えていたら、ブランド品は買えません。

誰でもが、身に着ける事が出来ない、ブランド品を持つ事で、

人とは違う、他の人より、自分は違うんだと、思いたいのかもしれません。

でも、それは「身の丈に合った」生活ではありませんから、そんなことを度々していたのでは、貯金は貯まりません。

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(3)お金の管理を、どんぶり勘定にしている

収入は無限にある訳でないから、計画が必要です。

お金の収支管理をしていますか？、どんぶり勘定になっていませんか？

自分の感覚でだいたい、これぐらい収入があるから、このぐらい使えるんじゃないかと、

計画も立てずに、使っているんじゃないでしょうか。

収入が無限にある訳ではありません。お金は、管理をしないと、絶対に貯まりませんし、逃げて行ってしまいます。

お金の管理は、収入、支出のデータを正確に掴み、それを「見える化」する事で把握しやすくなります。

収入がある人の考え方。

これからだってこれぐらいは稼げる。

年収が一定額以上ある人は、自分はこんなに頑張って仕事をしているのだから、支出は自分の好きに遣らせて欲しい。

収入があるのだから、これぐらい贅沢したって、たいしたことが無いと思っているようです。

そして、この年収が減ることはないのだから、現在の生活を楽しみたい、

これからだって、これぐらいは稼げるんだからと思っているようなのです。

でも、お金は管理しないと貯まらないんです。

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お金は管理しないと貯まらない。

お金のデータ管理。

お金のデータ管理は、Excelで管理するのが良いと思います。

管理する項目は、(1)月別の収支明細。(2)年度別の収支明細。(3)将来の年度別収支明細。(4)預貯金の推移表。(5)総資産の推移表。です。

(1)月別の収支明細をまず作成し、これを年単位にしたものが、(2)年度別の収支明細となります。

現在までの収支明細が作成出来たら、将来の設計図を作って行きます。これが、(3)将来の年度別収支明細です。

その他に、(4)預貯金の推移表と、(5)総資産の推移表を作成すれば、家計と貯金の管理表が完成します。

あとは、この管理表に沿って、毎月のデータを入れて行けば、自分の将来の管理表が出来るのです。

この管理表は、きっとお金を貯めるのに力になる筈です。ぜひ、やって見てください。

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