財布の中には、いくら入っていますか。
あなたは財布の中に、いつもどれくらい現金を入れていますか。
財布の中の、現金が少なくなると、不安で、どうしても、多めの現金を入れておくという人、いませんか。
現金が手元にあると、買い物に行った時に、
つい気持ちが大きくなってしまい、良く考えもしないで、欲しい気持ちが前面に出て、買ってしまう事ありませんか。
賢くお金を貯めるためにする事とは。
衝動買いは、貯金のチャンスを逃す。
でも、衝動買いは、最も、お金が貯められない行動です。
その場の感情に負けて、良く考えも無しに、勢いだけで、物を買ってしまいます。
前々から欲しいものがあって、何軒ものお店を回って、値段を比べたり、良く吟味して、買うことは致し方ないとしても、衝動買いはそうではありません。
衝動買いまでの時間はどれくらいでしょうか。1分ですか。30秒ですか。5秒ですか。
運命の商品に出会ってしまったと、考えているかもしれませんが、そんな事はありません。
こんな事をしていては、貯金をするチャンスを、逃してしまいます。自分にも、貯金にも、負けてしまっていいのですか。
必要以上の現金を持たない。
買い物でのこんなシーンを、耐えられますか。
買い物に行った時に、こんなシーンがあったらどうしますか。
たまたま、立ち寄ったお店で、欲しいと思っていたものが、丁度、有ったんです。
あれこれ、迷って買いたいな思ったり、いやいや、ここは、我慢に徹して、貯金に回さなければと、悩んだりしていました。
その時、店員さんが、声を掛けて来るのです。「これが最後の一点なんです」とか、
「今日までがバーゲンなんです」なんて、悪魔の囁きを、ちょいちょい、入れて来るんです。
こんな誘惑に、あなたは耐えられますか。だから、衝動買いは止まらないのです。
給料日のレストランは、満席だった。
先日、こんな経験がありました。1ヵ月に1回ぐらいの間隔で、ちょっとだけ良いレストランで、ランチをするんですが、
いつも空いているレストランが、その日は満席でした。
ウエートレスさんに聞くと、今週は、暇だったんですけれど、今日は、急に混んでしまったんです。との事でした。
その時、やっと、気が付きました。その日は25日、給料日だったんです。
人の気持ちは結構、単純ですね。お金が入れば、美味しいものを、食べに行きたくなるのです。
私たちがランチをしている間にも、次から次へとお客さんがやって来ました。さすが、給料日のインパクトを、思い知りました。
そう言えば、給料日のATMには、多くのサラリーマンの列が出来ているし、
隔月15日の、年金支給日のATMには、多くの高齢者が、朝から列を作っています。
財布の中には、いくら入れてある。
ATMでは、いくら現金をおろす。
さて、財布には、1週間分の生活費を入ておくのが、お金を上手に使う、ベストな方法だと思います。
銀行のATMが遠かったり、下ろしに行くのが面倒だったりして、ついつい、多めに下ろす人って、結構いるみたいですが、
出来れば、必要な分だけ、入れて置きたいものです。
どうしても、財布の中に現金があると、ついつい、気持ちが大きくなって、無駄遣いをしまうようなのです。
それなので、財布に入れるお金に、制限を設ける事は、とても、効き目があるようです。
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その買い物は、本当に買いたいもの?
欲しいものがあっても、直ぐに買わない。
次に、欲しいものがあっても、直ぐに買わないのが、お金を貯める鉄則だそうです。
洋服だったら、ファストファッションのお店では、1万円で、全身コーディネートなんてありますが、これって、買ったものに対する、愛着はどうなんでしょうか。
そして、自宅のクローゼット中は、どうでしょうか。
洋服はたくさんあるのに、実際に着る服は、気に入ったものしか着ていない、なんて事ないですか。
つい、その場の雰囲気に、流されて買ってしまって、クローゼットの肥やしなんて人、意外と多いようです。
欲しいものは、暫く時間を空けて考える。
どうしても欲しいものは、日にちを空けて見る。
欲しいものがあったとしても、その場では買わず、日にちを開けて、もう一度見に行くと良いようです。
その期間は長ければ、長い程良いようですが、そんなに待てなければ、少しの期間だけでも、開けるのが良いようです。
すると、何でこれが欲しかったんだろうて、思うこともあると言います。
それでも、どうしても欲しかったら、もう一度、良く考えて購入する、こんな習慣どうですか。
もちろん、気に入っていたものが、売れてしまって残念なんて事もあるでしょうが、
その時は、新しい商品が、入荷しているでしょうから、それはそれで、楽しみではないでしょうか。
貯金の一番の、お金を貯める秘訣は、そんな弱い自分の、欲望に勝つ事なんでしょう。
だって、人は欲望に凄く弱く出来ているですから。
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