お金の失敗はしたくない。
人生で大事なものは何でしょう。家族でしょうか。財産でしょうか。どちらも大事です。
家族を守って、財産を守る、そして、資産を殖やせて行けたら良いですよね。
人生では、多くのシーンで失敗する事があるかもしれませんが、お金の失敗は、絶対したくありません。
人は失敗しないと、覚えられない。
でも、人間は不思議な生き物で、失敗しないと覚えられないのです。失敗から学ぶ事は非常に多いのです。
私も仕事では、多くの失敗をして来ました。失敗して多くの方に迷惑を掛けたり、叱責を受けたりして来ました。
でも、そうしたひとつ、一つが、今後は二度とやるまいとして、身に付いて行ったのです。
失敗学とは?
失敗学とは、失敗の原因を究明し、同じ愚を繰り返さないようにするためにはどうすればよいか、
その方策を追求・探求する学問で、
さらに、こうして得られた知識を社会に広めることで、似たような失敗を起こさないための方策を探求する学問です。
これを活かして、お金の失敗を避けたいものです。
さて、お金はどんなシーンで、失敗してしまうのか、考えて見ました。
ミスよけ大全ーー失敗を予防するちょっとした仕組み160【電子書籍】[ 中島孝志 ]
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お金で失敗はしたくない。
貯金の失敗。
先ず貯金ですが、何故、貯金するのに失敗してしまうんでしょうか。
物への欲求に抑えられず、ついつい買い物をしてしまう。お金が物に代わってしまうことや、
欲望に負けてしまうのが原因かもしれません。
相手に対して見栄を張る。ブランド品を持つ事で優越感に浸ったり、見栄を張ったりして、
自分は特別な存在だと、思ったりするからでしょう。
好きな事にお金を使ってしまう。
趣味、車、ブランド、旅行、遊び、飲食、このようなものに、お金を使い過ぎると、お金は貯まりません。
人生は「失敗」でできている。 「7つの習慣」で自分の未来をつくった子どもたち [ 石川淳悦 ]
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今まで我慢していたことで失敗する。
鉄道模型に夢中になっていた私。
その昔、入社直後の私が学生の頃から、遣りたかった鉄道模型に完全にはまり、毎週のように、高価な鉄道模型を買い漁っていました。
こんな事をしていたので、その当時は全くお金は貯まりませんでした。
鉄道模型を、買い漁っていた当時の自分は、止めようかなと思っても、止めるチャンスが無かったのです。
ここまで揃えたんだから、これも揃えなくちゃと、自分で自分の抑えが、効かなくなってしまいました。
どうしたら、このような生活を、変えられるのでしょう。それは「身の丈にあった生活」に、徹することです。
確かに、少し我慢する生活は大変でしょうが、逆に、貯金が貯まって行く通帳の推移を見るものは、良いものです。
お金の収支計画表に、貯まって行く、貯金の残高を記載して、時系列の進捗状況を確認しながら、進めて見てください。
私、失敗ばかりなのでーへこたれない仕事術ー【電子書籍】[ 内山聖子 ]
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ローンは慎重に。
ローン。
ローンはどうですか。車を買う時、家を買う時、ローンを使いますが、ローンには金利が付きます。
ローンと言うのは「金銭消費貸借契約」に基づき、ローンが行われるのです。
何だか、難しそうな契約のように感じませんか。そうです、ローンを借りる事は、契約に基づいて行われるのです。
そして、ローンを利用している間は、毎月の返済日に、正常に返済していれば問題ありませんが、
返済が遅れたり、滞ったりした場合には、ペナルティーが付いてしまいます。
返済が3ヵ月以上、滞ったりした場合には、
「期限の利益が喪失」され、ローン残高の全額を、一括返済するように求められます。
だから、ローンは慎重に、利用しないといけません。
住宅ローンや、車のローンは仕方がありませんが、その他のローン利用は慎重に対処しましょう。
しかし、上手に利用すれば、生活を豊かにしてくれる貸付なので、有効に利用したいものです。
トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術 [ (株)OJTソリューションズ ]
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目的を持ってお金を貯めると早く貯まる。
お金を貯める目的を明確にする。
お金は目的別に貯めると、上手に、貯める事が出来るようです。
例えば、結婚資金、家の頭金、教育資金、老後資金など、目的と目標金額、目標期間を、決めると良いようです。
お金を貯めるには、貯められやすい時期がありますので、
その時期を絶対に逃さないことです。その時期を過ぎてしまうと、貯められる時期が、二度と来ないからです。
絶対に失敗しない話し方の技術 (日経ビジネス人文庫 B まー12-1) [ ビル・マクゴーワン ]
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お金を絶対貯めるべき期間。
お金を貯められやすい時期とは。
入社からの独身時代。
第1期が、独身時代、この間に結婚資金や、家の頭金などを貯めると良いでしょう。
入社したての頃は、給料はまだ少ないと思いますが、自分の意思でお金を自由に使える時期です。
学生時代には、使えなかったお金を、使いたい気持ちは分かりますが、
自分の意思だけで、コントロール出来るのですから、しっかり貯める事です。
ここで、貯められるか否かが、後に、大きな差となって表れるでしょう。
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お子さんが小学生の間。
第2期が、お子さんが小学生の間です。
この間に家の頭金などを貯めます。 幼稚園や保育園時代は、意外と出費がかさむものです。
公立の小学校へ通うのであれば、この6年間は、お金を貯める絶好の6年間となるでしょう。
中学校以降になると、高校受験のために費用が掛かりだします。
お子さんが学校を卒業し、定年までの間。
第3期が、お子さんが学校を卒業し、自分が定年までの間です。この間に老後資金を貯めます。
これが、お金を貯められる最後の期間です。年齢的に管理職に付いていれば、ある程度の所得もある筈です。
住宅ローン以外は貯金に回すべきです。このお金が、老後を助けてくれるでしょう。
お金は、貯められる時期を過ぎ去ってしまうと、もう、二度と来ませんから、絶対にこの3回の時期を、逃さないことでしょう。
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