無理をしないと貯金が出来ないが、無理をしすぎると嫌になる。
貯金の事も充分勉強したし、『お金の収支計画書』も作って、いざ貯金を始めて見ると、
何でもかんでも、貯金に回そうと思うことでしょう。
でも、あまり無理して、貯金ばかりを優先してしまうと、上手く行きません。
無理をしないで、上手にお金の使い方をコントロール出来ると良いですね。
あまり意気込んで、お金を貯めようとすると、家庭内が、ギクシャクしてしまいます。
将来の事を考えて、お金を貯めるのであっても、家族の合意が出来ていないと、
「最近やけに、渋ちんになった」と言われてしまいます。
そして、挙句の果てには、そんなこと言うならもっと稼いで来てと、言われてしまいます。
更にそれが高じると、夫婦喧嘩に、なってしまう事もあるでしょう。喧嘩の原因が、お金である事は多いいのです。
まんがでわかる 年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ) [ 横山 光昭 ]
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お金の使い道は、この3つ。
「消費」「投資」「浪費」。
お金の使い方は、次の3つです。お金の使い道は、「消費」「投資」「浪費」のいずれかに該当します。
「消費」~生活を維持してゆくのに必要な支出。
「消費」は、生活を維持してゆく上で必要な支出で、食費、公共料金、家賃、保険料などです。
この項目は、なかなか減らせない支出ですが、生活レベルを、どのポジションに、持って来るかによって決まります。
年収400万円の人と、年収1,200万円の人とでは、消費の仕方が違って来て当然です。
願いをかなえる神さま貯金 思い通りに生きる「この世の法則」 (だいわ文庫) [ 真印 ]
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収入で住む環境が変わる。
生活水準は、住む環境に表れる。
どのレベルが違って来るかと言えば、まず、住むところが違って来ます。その年収に応じた、家賃の住まいがあるのでしょう。
要は、自分の身の丈に合った、生活を心掛けることです。身の丈に合わない支出をしていては、貯金は貯まりません。
家を買うにしても、借りられる住宅ローンの金額が違って来ます。ですから当然、住む環境が違ってくるのです。
逆に、年収1,200万円の人が、年収400万円の人が住む住宅に暮らすと、たぶんストレスが、溜まってしまう事でしょう。
「投資」~お金を殖やすものと、自分の将来を輝かせてくれるもの。
「投資」は株式投資に代表されるような、お金を殖やすための投資と、将来の自分の価値を、高めてくれる投資があります。
低金利の時代では、いくら元本保証されていると言っても、貯金だけでは増えません。今の預金金利をご存知ですか。
年収200万円からの投資生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ) [ 横山 光昭 ]
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銀行預金金利。
現在の預金金利。
普通預金は0.001%、定期預金は0.01%です。
1,000万円を定期預金で1年間、銀行に預けても、利息は1,000円です。
ここから、20%の源泉分離課税が引かれると、800円が1年間の利息収入となります。
ATMで、休日や夜間に現金を引き出した時に、取られる手数料と、比較して見てください。
これでは、お金を殖やす事は出来ません。
だから、しっかり勉強して、リスクを取った上で、投資を考えないと、お金は殖えないでしょう。
でも、そこは自己責任が原則の世界なのです。
自分への投資を怠らないで。
自分への投資を考える。
自分への投資は、自分を磨いてくれるものです。身の丈に合ったやり方で挑戦することは、将来の投資になるでしょう。
その自分自身への投資は、将来の地位や給与に、反映できるものであれば良いですが、
自分を高められるもの、自分に自信が持てるようなものへ、投資する事も良いことでしょう。
「浪費」~ギャンブルや浪費など。
「浪費」は競馬、パチンコなどのギャンブルや、過度の飲食などを指します。
「なんで使ってしまったんだろう」と、後悔することも多いものです。
確かに、一時的には、ストレス発散出来るかもしれませんが、
限度を超えた浪費は、将来の自分を後押ししてくれて、幸せをもたらして呉れるでしょうか。
お金を使う、理想的な支出割合とは。
そして、この3つの理想的な支出割合は、消費70%、投資20%、浪費10%と言われています。
収入の20%が、貯金が出来る限界だと、言われています。
正に、投資の20%が、貯金の限界値と合致しますから、出来るだけ、計画的に貯金をしたいものです。
浪費を、何でもかんでも悪としてしまうと、窮屈になったり、ストレスが、溜まる結果となるようです。
今日はチョット贅沢をして見よう、頑張った自分へのご褒美など、いつもは出来ない事を、
時には生活の中に取り入れて浪費する事で、ストレス回避が出来るなら、やって見ても、良いのではないでしょうか。
スッキリ家事でお金を貯める! 2児ママが1年で130万円貯金できた40のワザ [ ののこ ]
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