定年までに、どれくらい稼げるんだろう。
毎月の給与明細書や、年一度の源泉徴収書を見て、定年までに、どれくらい稼ぐんだろうと思った事ありませんか。
給与明細を取っておく人、捨ててしまう人、どちらが多いんでしょうか。
私は給与明細を取って置く派で、分厚いクリップに挟んで、デスクの中に、保存していました。
生涯賃金は、サラリーマンの勲章。
貯金は計画的に貯めないと、貯められません。
私は、給料日には、ATMで通帳を記帳し、1ヵ月分の生活費を口座に残し、その他は、貯金口座に振替えていました。
ボーナス時や、少し残業代が多かった時には、へそくり用の口座に、入れたりもしていたんです。
でも、なかなか、貯金は貯まりませんでした。もっと計画的に、貯めるべきだったかもしれません。
生涯賃金は、いくら?
サラリーマンの生涯賃金。
ちなみに、一般的なサラリーマンが、新卒で入社して60歳で、定年になった場合の生涯賃金は、
学歴や企業格差にも、よりますが、おおよそ、2億~3億円と言われています。
厚生年金のモデルケースから、生涯賃金を試算。
厚生年金のモデルケースでは、年金の支給額は、夫婦二人で221,200円です。
これは、夫の平均的収入が42.8万円で、40年間の就業で、その間、妻が、専業主婦の場合です。
このモデルケースの場合、生涯賃金が、どれくらいなのかを、試算して見ました。
平均的収入42.8万円×12ヵ月×40年間=20,544万円。このような、結果が出ました。
だぶん、サラリーマンの生涯賃金が、2億円~3億円と言われていますので、だいたい同じような結果になったと思います。
生涯賃金は、仕事に向き合って来た証し。
簡単に2億円、3億円と言いますが、そこには長い年月と、会社のために向き合ってきた、仕事の日々があります。
大変な思いをたくさんして来たでしょう。辛い経験もあったでしょう。そんな思いをして来ての、生涯賃金なんです。
なので、重みがあると思いませんか、だから、生涯賃金は、サラリーマンの勲章なのです。
22歳~60歳の、定年までの39年間。
大卒の場合は、概ね22歳で入社し、60歳で定年ならこの間39年間です。
生涯賃金2億円なら、2億円÷39年間=平均年収512万円です。
この間、ボーナスが、年2回で3ヵ月分、支給するとしたなら、平均の月収は、34万円です。
生涯賃金3億円なら、3億円÷39年間=平均年収769万円です。
この間、ボーナスが、年2回で3ヵ月分、支給するとしたなら、平均の月収は、51万円となります。
こうして見ると、もっと大事に、お金は、使わなくちゃいけないと思いませんか。
お金に関連した、本や雑誌などの中に、「定年までに、1億円貯める方法」などと言う、うたい文句がありますが、
2億円の生涯賃金の中から、1億円の貯蓄は、かなり難しいのではないでしょうか。
もちろん貯蓄以外に、投資などもして行かなければ、とても1億円は難しいでしょうが、それでも、かなり大変なことです。
生涯で、どれくらい貯めれらるのか。
生涯賃金の10%の貯金。
住宅ローン、教育費などの、日々の出費を考えると、生涯賃金の1割が、貯金が出来たとしても、2,000万円~3,000万円でしょう。
仮に、2,000万円の貯金が、出来たとしたら、これに退職金が仮に、2,000万円出るようであれば、
合計の4,000万円が、退職後の年金生活を、補完するように、なるのではないでしょうか。
よく利殖の本などで、定年時に、保有しておきたい貯金額が、3,500万円などと出ています。
確かに年金だけで、老後の生活費を、賄うのは難しいでしょう。
だから、その補完分として、計画的に貯金をして、貯まったお金を、投資に回して行く事を、検討しなければならないでしょう。
銀行や郵便局の金利が、最低の水準にある、現在の状態では、貯金だけしていたのでは、お金は殖えません。
貯金額を上げるために。
生涯賃金の10%以上貯蓄をするには。
貯まったお金を、投資に回さなけらば、殖えません。
そして、長い時間も掛かります。そのうえ、投資は、自己責任が原則の世界です。
投資の勉強もしないまま、大切なお金を、リスクあるマーケットに、晒す訳には行かないでしょう。
だから、リスクと向き合うためには、何をしなければならないかを、勉強する必要があるのです。
大事な資金を、魑魅魍魎(チミモウリョウ)の世界に、晒すのですから、ある程度の覚悟と、自分で判断出来る、知識が無いとなりません。
そのためにも、早い時期から、将来の生活設計を立てることは、とても重要な事だと思います。
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お金を貯める「人生の計画書」を作ろう。
お金と向き合う「人生の計画書」。
そして、お金と向き合う貯蓄と「人生の計画書」を作成して、自分の未来を、予想することです。
自分の人生で、どの時期にお金を貯めて、それを殖やす時期はいつなのかを決めて、
そのための準備を、いつまでにするのか考えて、その勉強をしておくことです。
そうすれば、生涯賃金の、20%以上の貯蓄を、出来るチャンスが、巡って来る筈です。
早く貯金に目覚めて、貯めて見ませんか。
給料が上がらなくても、お金が確実に増える方法を教えてもらいました。 [ 江上治 ]
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