オードリーヘップバーンが歌う『ムーンリバー』は何処の川?

 

『ティファニーで朝食を』。

ムーンリバー」はあまりに有名な曲ですが、これは、アメリカの小説家、トルーマン・カポーティの中編小説を、

1961年にオードリーヘップバーンが主役で、映画化された『ティファニーで朝食を』の中で流れる曲です。

今でもテレビCMのバックグラウンドミュージックとして、良く流れています。

ティファニーで朝食を

 Moon river,wide than a mail/ I’m crossing you in style some day/  Oh,dream maker,you heart breaker/ Wherever you’re going,I’m going

ティファニー。

映画のファーストシーン。

映画のファーストシーンでは、ヘンリー・マンシーニ作曲の、「ムーンリバー」の曲が流れる中、

朝靄のニューヨーク5番街に、1台の、イエローキャブが走って来て、ティファニーの前で止まります。

タクシーから降りた女性は、髪をアップにして、黒のノースリーブのロングドレスに、サングラスをかけた、

ホリー役のオードリー・ヘップバーンでした。

彼女は白い紙袋から、パンとコーヒーを取り出し、ショーウインドーを、眺めながらパンをかじります。

たぶんクロワッサンでしょうか。

そして、食べ終わると近くのゴミ箱にゴミを捨て、朝霧のニューヨークの街へと、去って行くのでした。

この映画の影響で、ヘップバーンが、ティファニーに与えた経済効果は、どれぐらいだったのでしょうか。

ティファニーは、更に、女性にとって、憧れのジェリーになったでしょうし、

そして、ここでのプレゼントは、男性にとっては、かなりの高額な、出費になっている筈です。

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カポーティ『ティファニーで朝食を』とヘップバーンの関係性

ティファニーで朝食を/トルーマン・カポーティ/村上春樹

ブレックファースト。

「BREKFAST AT TIFFANY」  

ティファニー(TIFFANY & CO.)には、レストランはありませんでしたが、

映画公開から、56年後の2017年に、ダイニングスペースが、オープンしたようです。

そこでの、一番の人気メニューは「BREKFAST AT TIFFANY」の、セットだそうです。

ティファニーは、当時から女性たちの、垂涎の的の宝石店で、今でも、世界有数な宝石店です。

婚約指輪や結婚指輪で、大人気のティファニーですが、クリスマスプレゼントとしても、人気のブランドです。

ティファニーの象徴と言えば、ティファニーブルーでしょう、

そのティファニーブルーのBOXは、女性たちの、垂涎で憧れの的となっています。

指輪の世界の5大ジュエラーは、

HARRY WINSTON、Cartier、TIFFANY & CO.、BVLGARI、 Van Cieef & Aepeisのようで、世界の女性たちの憧れでしょう。

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永遠のムーンリバー。

窓越しの、ヘップバーン。

映画の中で、ヘップバーンが、アパートの窓越しに腰掛け、白いタオルを頭に巻いて、

ギターを弾きながら、ジョニー・マーサー作詞の「ムーンリバー」を歌うシーンは、あまりにも有名です。

この曲は、オスカー最優秀オリジナル曲賞、グラミー賞などを受賞しています。

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オールディーズ。

この曲は、オールディーズとして、今でも人気が高い曲です。

アンディーウイリアムス、フランクシナトラ、ジュディーガーランド、アレサフランクリンなどがカバーし、世界的名曲となっていて、

今でも、よく、テレビコマーシャルの中でも、流れている曲です。

この曲は、ヘップバーンの、狭い音域でも歌えるように、ヘンリー・マンシーニが、苦労して作ったようなんです。

ムーン・リバー [ ニッキ・パロット ]

 

ティファニーで朝食を [ オードリー・ヘプバーン ]

「ムーンリバー」はどこの川。  

アメリカ南部の川らしい。

「ムーンリバー」と言うのは、映画の舞台が、ニューヨークなので、ハドソン川と思われているようですが、

実は、アメリカ南部の、ジョージア州サバンナにある、バーンサイドアイランドを、流れるバック川だそうです。

都会に暮らしていても、幼い頃の、故郷に対する哀愁を、思い描いているようで、

「僕のハックルベリー・フレンド・ムーンリバー…」と言う歌詞が出て来ます。

誰にでも、思い出の川があるんじゃないでしょうか。

幼い頃に水遊びをした川、友だちと夕方まで釣りをしていた川、通学電車の窓越しに、毎日眺めていた川、などです。

特に、日本は、川の多い国で、日本全国に、4万本の川が、流れているようです。

オードリー・ヘップバーン愛される人になるための77の言葉 AUDREY’S WORDS (美人時間ブック)[本/雑誌] / 〔STUDIOPAPERPLANET/編著〕

ブラッド・ピットのモンタナ。

「リバー・ランズ・スルー・イット」。

私の好きな、思い出の中の映画の川は、

ロバート・レッドフォード監督の映画「リバー・ランズ・スルー・イット」の中に出て来ます。

モンタナ州を流れ、ブラッド・ピットが激流の中で、大きな鱒と格闘をする、あの川です。

敬虔な牧師の父と二人の息子たち。幼い頃には、親子3人で川に並んで、フライフィッシングを楽しんでいた3人。

父の教えに従う兄に対して、弟のブラッド・ピットは、ことごとく、父親と対立して行くのです。

そして、兄とは生き方や、仕事の仕方も、違って行った二人でした。

リバー・ランズ・スルー・イット<4Kリマスター版>/ブラッド・ピット[DVD]

 

 

フライフィッシングの魅力満載。

大鱒と格闘する激流に、釣りの醍醐味が!

そんな弟ですが、フライフィッシングの名手で、渓流の中で、ラインを巧みに、自由自在の操るシーンは象徴的です。

急流の中で、絶妙に、鱒の口先にフライを落とすと、巨大な鱒が水中から、大きな口を開け、それを飲み込みます。

すると、凄い勢いでラインが持っていかれ、激流の中を頭だけ出した、ブラッド・ピットが、大波に飲み込まれながら、

下流へ流されて行き、穏やかな流れになった所で、やっと大鱒をキャッチするあの川です。

モンタナの自然の中で、急流の流れに、全身で浸かりながら、大鱒と格闘するシーンは、釣りの醍醐味が詰まっていました。

オードリー・ヘプバーン 彼女の素顔がここに / 原タイトル:Audrey Hepburn[本/雑誌] / マーティン・ギトリン/著 中尾ハジメ/訳

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