【お金の教科書】老後資金の退職金!運用は失敗出来ない。

 

長寿社会での健康管理。

 日本は世界でも有数の、長寿社会です。

 健康寿命を延ばす方法は、テレビや雑誌で、たびたび紹介されています。

 血圧管理に良い食べ物だと紹介されると、たちまちスーパーや、コンビニの陳列棚から、それらの商品が一斉に、消えてしまうと言います。

 あまりに情報が多く氾濫していて、覚えるのも一苦労です。

老後と健康とお金のはなし。

 最近では、亜麻仁油や、えごま油が良いと言われ、スーパーの陳列棚に、品薄の気配がありました。老後にとって、健康は一番関心のあることです。

 毎週のように、健康に良い食品が、紹介されておりますが、そんなには、食べたり、飲んだり出来ないと、思ってしまいます。

 あれも食べなくちゃ、これも飲まなくちゃとなると、いったいこの飲み物は、何に効き目があるんだろうかと、忘れてしまうのでは、ないでしょうか。

いっきにわかる!老後資金2000万円の貯め方・増やし方

長生きすることが、リスクになる時代。

長寿社会と老後の資金繰り。

 健康寿命が延びると言うことは、それだけ、老後の資金繰りを、真剣に考えなければならない事になります。

 健康に留意して、食べたいものも、飲みたいものも我慢して、生活して来た先にあるものが、

 老後の資金繰りで、立ち行かなくなる、老後生活だったら、どうしますか。

 長生きする事が、リスクになる時代になってしまいました。こうした中で、年金不足2,000万円問題が沸騰しています。

 長寿社会の日本で、老後に備えて、どんな準備をすべきなんでしょうか。

まだ間に合う老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方/川部紀子

お金に困らない、老後資金をどうするか。

65歳以降をどのように働くか。

 現在は、定年制の延長で、60歳で定年退職を向かえても、

 65歳までは、再雇用、非常勤社員、顧問なとの名称で、仕事を続けられますが、65歳以降は、働く人は少なくなります。

 65歳以上になると、例え働けたとしても、収入環境は、アルバイトと言う名称になり、時給1,000円などと、なってしまうようです。

 たぶん、1ヵ月16日勤務×時給1,000円×7時間=112,000円と、なるようです。

老後破産は必ず防げる 年金と老後資金を増やす裏ワザ! [ 大村大次郎 ]

事前準備をしっかりしておく。

70歳まで働ければ、老後の大きな力になる。

 でも、これを、70歳まで勤務したら、112,000円×12ヵ月×5年=6,720,000円となります。

 でも、これが、老後を支えるのに、大きく左右するとしたら、大きな力になると思いませんか。

 65歳以降、年金生活に入るのか。70歳まで働いて、毎月11万円の給料を得るかは、大きな違いです。

 厚生年金の支給額のモデルケースでは、夫婦二人で221,200円です。これに、112,000円が加算されれば、333,200円となり、経済的にも、心理的にも、大きな余裕が生まれます。

 そして、老後資金として貯めて来た、貯金の取り崩しを、その間しないで済むのですから、お金にも、気持ちにも、余裕が出来ます。

 お金が貯まる究極の貯金法は、収入-貯金額=残りの金額で生活する。

 これに尽きるようですが、この貯金のやり方は、よほどの覚悟が無ければ、出来ないでしょう。貯金は簡単には出来ません。

 

OD>老後資金の設計書 (週刊東洋経済eビジネス新書) [ 週刊東洋経済編集部 ]

老後の働き方改革。

老後の働き方を、考えておく。

 健康で働けるのであれば、働けるに越した事はありません。

 自分が65歳以降どんな仕事が出来るか、若い頃から考えておく事は大事なことです。

 その結果、70歳まで働く事が出来れば、年金受給を受けながらも、貯金をする事が、出来る可能性が出て来ます。

 場合によっては、年金の繰り下げ受給をして、その後の、年金受取額を、増やす事も出来るでしょう。

あなたの老後資金、大丈夫? 定年に備えるお金の教科書【電子書籍】[ 野尻哲史 ]

老後資金の運用は失敗する訳にはいかない

お金に働いで貰うには、リスクを考える必要が出る。

 更に、お金に働いでもらう事が出来れば、なお良いでしょうが、お金に働いてもらうという事は、お金を貯金から、リスクある投資に回す事なのです。

 リスクを取ってリターンを得られれば良いのですが、得られない場合もあります。その確率は50%です。

 でも、貯金しておくだけでは、目減りするばかりです。

 だからと言って、どれが良いか分からない投資に、資金を回すのは、リスクがあります。

最短で老後資金をつくる確定拠出年金こうすればいい/中桐啓貴

退職金の2,000万円は投資に回すべきか否か

お金に働いて貰うには覚悟がいる。

 退職金で受け取った2,000万円どうしてますか。一時的には、銀行の預金にして置きますよね。

 場合によっては、銀行で取り扱っている「退職金定期預金」に振り替えて、

 通常よりも約100倍ぐらい利息の良い、退職金定期預金にして置きますけど、これだって、殆どが3ヵ月で満期になってしまいます。

 そうすると銀行から、今度は投資信託に切り替えろと、勧誘の連絡が来るはずです。

 投資信託は、株式と違って、専門機関が運用して呉れるので良さそうですが、その手数料がバカにならないのです。

 それじゃと思って、2,000万円を株式投資に回しますか。凄く悩むんじゃないかと思います。

 「そうだ!同期だったA君に退職金の使い道を聞いて見よう」と連絡したら、

 「退職後すぐに、2,000万円を株式運用に回したら、500万円ほど利益が出た。」なんて言われたら、心中穏やかではいられなくなります。

老後資金の「ちょこっとスマート」やりくり術

ゼロ金利の中で、株式投資には覚悟がいる

リスクヘッジを幾つも考えて、慎重に臨む。

 でも、このままゼロ金利のような、銀行の預金にして置くのも、もったいないような気がするし、思案のしどころです。

 年金受給時期になって、株式投資をした場合、若い時よりも、なお一層慎重に、投資をする必要があります。

 何故なら、それによって、虎の子の退職金を失うリスクも、あるかもしれないからです。

 そのため、株式投資に回すなら、若いころより一層のリスクヘッジが、必要になるのです。

 その代表例が、貯金と投資の比率を考えることです。若い頃は貯金30%、投資70%で運用していたなら、

 定年後は、貯金70%、投資30%で運用するなどの規制が必要になるのです。だって、ここで失敗したら、取り返せないからです。

 そして投資は、時間を味方に付けないとなりません。短時間で、結果を出そうと焦るのは禁物です。怪我は禁物なんです。

 だから若い頃から少しづつ、小さな怪我をしながら、投資の勉強をする事が必要なんです。

 だって、2,000万円は40年以上に亘って、苦しさに耐えた代償なのですから。

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