「Peanuts」 の名言集。
「Peanuts」は1950年にアメリカの漫画家、チャールズ・M・シュルツが新聞連載を始めた時のコミックです。
コミック誌の発行部数は4億部を超えています。
題名の「Peanuts」は、ピーナッツでも食べながら気楽に読めるマンガとして付けられた説があるようですが、シュルツはこれを否定していたそうです。
スヌーピー、チャーリー・ブラウン の言葉
人生についての名言を語る。
登場人物のスヌーピーは、ちょっと皮肉っぽい犬ですが、その飼い主のチャーリーブラウンは、とても人間味に溢れています。
彼には妹のサリーがいて、親友のライナスは、いつもタオルケットを引きずっています。
チャーリーブラウンは野球が大好きで、監督兼ピッチャーですが、彼のチームはいつも負けてばかりです。
ピンチになると仲間たちが、ピッチャーズマウンドに駆け寄って彼を励まします。
彼はどんなに打たれようが、どんなに三振しようがあきらめません。
チャーリー・ブラウン、人生についてかく語り。
そんな、チャーリーブラウンが、人生について名言を語っています。
◆おばあちゃんが言うには、朝起きたら新しい日に感謝して、それから、なにか建設的な事をする計画を立てろって!
(☆自分を成長させるには、何かに挑戦する事がとても大事です。
そして実施するには計画をキチンと立て、それをに実行する事が成功の道なのです。)
◆人生という本は、後ろの方に答えが書いてあるんじゃないんだ。
(☆人生の答えは、その都度どうしたら良いかの、その状況に於いて違って来るでしょうし、誰だって自分の人生がどうなるかは分かりませんが、
その状況の中で、最善の道を進むしかないのです。そして、そのことは、自分が一番分かっている筈です。)
◆読書っていうのは冒険の一種なんだ、本を読むのは新しい場所への旅だ。
(☆読書は自分の知らない世界に連れて行ってくれます。読書する事で、世界中どこへでも一瞬にして行けるんです。)
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読書好きには、たまらない言葉かもしれません。
どんな状況だろうが、どんな場所にいようが、読書を始めると、一瞬にして、読書の世界へ誘ってくれます。
アーサー・コナンドイルの『緋色の研究』を読めば、
18世紀のロンドンのベーカーストリート221-Bの2階にある、シャーロックホームズの探偵事務所へ、連れて行ってくれます。
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読めば、
幕末の土佐で、日本酒を豪快に飲みながら、日本の夜明けを論じている、坂本龍馬に会えるのです。
読書は、自分の知らない世界に連れて行ってくれます。読書する事で、世界中どこへでも一瞬にして行けるんです。
心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉 [ チャールズ・M・シュルツ ]
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作家、森本哲郎さんの言葉。
「万里の道、万巻の書」
「万里の道、万巻の書」私の好きな言葉です。これは、作家の森本哲郎さんの著書に出て来る言葉です。
多くの書籍を読むことは、たくさんの国を旅することである。
だから、好きなだけ本を読んで、自分の世界を広げることに意味がある。こんなことを、森本哲郎さんから教えて頂きました。
それなので、私は万巻の書、つまり、10,000冊の本を集めて見ようとしたんです。
高校の入学式の日から、集め出した本は、30代後半で6,000冊になりました。
このぺ―スで行けば、定年の頃に「万巻の書」が、達成出来るかなと思っていましたが、
人生は不思議なもので、予想外の展開が待っていたのです。
その頃、釣りに目覚め、すっかりアウトドア派になってしまい、釣りに多くの時間を割くようになってしまったのでした。
そして、以前のようには、本を読まなくなってしまいましたが、読書の経験は今も心の糧になっています。
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チャーリー・ブラウンの旅の名言。
◆旅は人を成長させる、新しい国々と、新しい人々に出会わずして、人は本当に教育されたとは言えない、旅は人を大人にする。
(☆松尾芭蕉は「奥の細道」でこんな風に言っています。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり、船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老いを迎える者は、日々旅にして、旅を栖(すみか)とす。)
旅を人生を置き換えれば、分かって来る事も多い筈です。
旅は、新しい世界を覗かせて呉れるもの、旅に出ることで、大きな期待感を持つことでしょう。
一方、旅は、現在の自分の環境から、自分が知らない、不安な世界に入って行くのですから、それなりの覚悟も必要でしょう。
たぶん、旅をする事で、新しい世界を知る事は、ぬるま湯に浸かっている、今の自分の価値観を、変えて呉れるものなのかもしれません。
そして、自分たちが過ごしてきた社会とは、違う価値観を持つ世界へ、行くのですから、
期待と不安が人を強くするのかもしれません。
でも、こんな覚悟を持って旅をする人は、そんなに多くはいないでしょう。18世紀、19世紀の旅人と、現代の旅人は違います。
安全、安心な多くのシステムが構築されて、時間的にも、セキュリティーに於いても、心配のない旅になっています。
だからこそ、自分なりのテーマを持って旅する事は、意義ある事ではないでしょうか。
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チャーリーブラウンの言葉。
◆人生って、いろんな点で野球に似ている。たくさんヒットも打つし、たくさんエラーもする。
(☆チャーリーブラウンの大好きな野球を引き合いに出して、人生の浮き沈みを表現しています。
「勝って奢らず、負けて腐らず」って言う言葉があるじゃないですか。
人生を生きるには、良い事もあれば悪い事もある、悪いことばかりじゃないんだよ。
平常心を忘れないで、生きて見なよと言っているようです。)
◆僕はみんながそばにいて欲しいって、思うような人になりたいんだ。つまりね「見ろよ、チャーリーブラウンが来るぞ!これで安心だ!」って言ってくれるような。
全てが出来る人間なんていません。でも組織の中で無くてはならない人と言うのは、
「○○の仕事と言えば○○さんに任せておけば安心だ」と、言われる人になる事だと思っています。)
A Peanuts book special featuring Snoopy スヌーピーと仲間たち/チャールズM.シュルツ/谷川俊太郎 |
チャーリー・ブラウンの名前の由来。
美術学校時代の級友の名前に由来する。
チャーリーブラウンと言う名前は、作者のチャールズ・M・シュルツから、取られていると思われがちですが、
実は、シュルツの美術学校時代の、級友の名前から取ったようです。
チャールズ・M・シュルツ。
チャールズ・M・シュルツの生い立ち。
作者、チャールズ・M・シュルツの生い立ちは、
貧しいドイツ系移民で、理髪師として、生計を立てていた、父のカールと、
ノルウェー系移民の母、ディナーの間で、1922年に、ミネソタ州ミネアポリスに生まれました。
幼い頃から、絵の才能が有ったようで、幼稚園のころから、将来は画家になるんじゃないかと、噂されていたそうで、
それが、彼の励みになっていたようです。
性格は内気でしたが、勉強は良く出来たと言います。
体格の良い子供たちから、仲間外れにされた経験が、後の、チャーリーブラウンの誕生に繋がるようです。
飼い犬がスヌーピーの原型だった。
飼っていた雑種犬「スパイク」。
13歳の頃に雑種犬の「スパイク」を飼っていたようで、
この犬がおかしな行動をしたりしていた事が、スヌーピー誕生になっているようです。
成人になり、第二次世界大戦で、ヨーロッパへ出兵し、
1945年に除隊後、アート・インストラクション・スクールに就職し、そこの同僚の名前が、チャーリーブラウンだったのでした。
心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉 [ チャールズ・M・シュルツ ]
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★「より良い人間になると、暮らしも良くなるって言うよ……」
(☆良い人間の定義は、よくわかりませんが、きっと、その社会が受け入れて呉れる人になるっていう事じゃないでしょうか。)
身の丈に合った生活をして、その生活習慣を続ける事で、無駄を削ぎ落とした生活をする事で、
結果的に、生活にゆとりが出来て、暮らし向きも良くなるんでしょうか。
どれだけ多くの物を持つ、と言う生活スタイルから、貯金が出来る余裕が生まれると、
欲しいものはいつでも買えると言う、余裕が生まれて、お金に対して平常心でいられるように、なるんじゃないでしょうか。
そこには、見栄を張らない人生。他人と比べない人生。人の事を嫉妬しない生活が待っていると思いませんか。
チャーリーブラウンの言葉に、妙に納得してしまいました。
スヌーピーの名言。
スヌーピーの言葉を読み解く。
★配られたカードで勝負するっきゃないのさ……それがどういう意味であれ。
人には生まれた時から、格差が存在します。裕福の家庭に生まれたのか。豊かな国に生まれたのか。
そうです、配られたカードには、最初から格差があるのです。
格差は入学した学校、入社した会社や組織でも存在します。でも、人はそれを受け入れて、人生を歩まなければなりません。
でも、その格差は最初の頃だけです。自分がその中で、どのように頑張るかに掛かっているからです。
自分のやる気や、どれくらい努力する力があるのか、どれくらい踏み出す勇気があるかに、掛かっているのであって、
いつまでも、配られたカードのせいにしていたのでは、後ろ向きに歩む、人生になってしまうと思いません。
だから、配られたカードには、大した意味は無いんだと、スヌーピーは、私たちに教えて呉れています。
人生では、むしろ配られたカードを逆境にして、素晴らしい人生を歩んでいる人たちがたくさんいるのです。
「ピーナッツ~スヌーピーとチャーリー・ブラウンの名言集8選」への4件のフィードバック
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