ラットレースから、抜け出した金持ち父さん。
金持ち父さんと言えば、今ある現状からどのようにしたら、脱却出来るのかを、
ラットレースから抜け出すプランを考えることで、その重要性を説いて呉れています。
そして、そのプランを加速するために、どんなレバレッジを使えば、より効果的にプランが動き出すかを、「金持ち父さん」シリーズの中で、私たちに教えて呉れているのです。
金持ち父さんの言葉と内容。
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキは、「金持ち父さん」シリーズの中で、多くの名言を、金持ち父さんに語らせています。
それらは、人生を良く生きるためにも、お金を貯めるためにも、資産を殖やすためにも、多くの気づきを、与えて呉れています。
そんな、珠玉の言葉を紹介します。きっと、心に響く筈です。
前向きに勇気を与えてくれる言葉に学ぶ。
「今日」と言う言葉は、勝者のための言葉。
金持ち父さんはよくこう言っていた。「人生に一番害のある言葉は『明日』だ。この言葉を一番多く使うのは、貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人だ。
彼らはよく『明日から投資を始める』とか『明日からダイエットとエクササイズを始める』『明日から本を読む』などと言う」
金持ち父さんは、明日という言葉ほど、多くの人の人生をだめにする言葉はほかにないと言っていた。
「私は明日を一度も見たことがない。私にあるのは今日だけだ。今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ」
なんだか、思い当たる方も多いんじゃないでしょうか。
若い頃の私は、こんなことをしていた。
私は若い頃、思うような成績が上がらない時、
明日は頑張ろうと考え、仕事を終えると、なじみの居酒屋に直行して、明日のための憂さを晴らしていたのです。
でも、そこでは上司への悪口に終始し、大きく盛り上がりましたが、自分の行動を反省する事はありませんでした。
新聞は最終面から読んでいた。
そんな中で、新聞はいつも最終面から読みだし、一面に読み進む読み方を、随分長い間続けていました。
寝起きで頭が回らない状況では、一面よりも最終面から、読みだした方が良いんじゃないかと、ずっと思っていたんです。
その頃の私は、積極性に欠ける性格で、何でも先延ばしする傾向がありました。
明日は頑張ろう、明日は良い日になるんじゃないかと思っていたんですが、ある時、気が付いたんです。
明日と言うのは、逃避の先の未来じゃないかと、
今日頑張れないで、明日はあるんだろうか。今の自分に逃げているだけなんじゃないのかと。
そんな消極的な自分で良いのか、そんな消極的な事で、仕事に向かえるのかと考えて、そんな自分を変えたいと思ったんです。
前を見て、自信が持てる生き方をしたいと思ったんです。
自分を変えるには、何をしたら良いのか考えて、まず、新聞を一面から読み始める事にしたんです。
金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由/ロバート・キヨサキ/井上純子
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今日と言う日の重要性を知る。
今日伝えたいことが新聞にある。
そこで初めて分かったんです。
今日一番に伝えたい記事が、新聞の一面にあるように、今、一番しなければならない事は今日しかないと。
新聞の一面は、その日の社会の出来事を、重要度や、関心度に合わせて掲載しています。
自分の好きなスポーツ面や、社会面ばかり読んでも、社会の本質は掴めないんじゃないかと。
世の中の関心ある事を記事にすることが、新聞の王道なんだと。
何事にも王道があると思うんです。
その王道は、基本とか、基準とかと解されていて、物事を進める上で一番効果的で、効率的に出来る道筋なんだろうと思います。
新聞の読み方もそうだし、仕事の仕方も、生活の仕方も、貯金の仕方も、王道を歩いて行った方が近道なんだと悟ったのでした。
明日のことばかり夢見ていても、思い描いていたような明日と言う未来は来ません。
今日をどう生きたかの延長線上に、努力した明日があり、未来があるんじゃないでしょうか。
きっと、金持ち父さんも、明日のことばかり考えていたんでは、
「夢見る夢子ちゃん」になってしまって、現実から目をそらす人生を歩むだけだと言っているようです。
未来を見ることがあなたを金持ちにする。
「金持ちになりたかったら、視力を良くしなけらばいけない。時代の先端に立って、未来を見通さなければいけない」
そして、自動車に対する需要の増大から、石油の重要性を見抜いたジョン・D・ロックフェラーが、どのようにして金持ちになったか話してくれた。
そして、ビル・ゲイツの話に触れるのでした。
彼はIBMのお偉方が、コンピューターの未来は大型のコンピューターと思っていた時に、小型のPCに未来の可能性を見抜いていたのです。
個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法 [ 志村 暢彦 ]
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ドラッガーが未来について語る。
ドラッガーが未来を予想。
この未来を予想すると言うキーワードに対して、ドラッガーは、こんな事を言っています。
『マネジメント』の中で、ドラッガーは未来について、確実に言える事は2つしかないと言います。
1つ目は、「未来のことは分からない」、2つ目は「未来は現在とは違う」と言っています。
しかしながら、未来を知る手立てが2つあると言うのです。
1つ目の方法は「既に起こっている事から未来を見る」と言うものです。
例えば今年の出生数が30万人減ったとすれば、6年後に小学校へ入学する児童が確実に30万人減ると言う事実です。
2つ目の未来を知る方法は「自分で未来を作ること」だそうです。
例えば子供を1人作れば、人口は1人増えます。事業を興せば、財・サービスと雇用を生み出すと言うのです。
歴史はビジョンを持つ一人一人が作り出していると、ドラッガーは言っています。
このドラッガーの言葉を借りれば、ビル・ゲイツは未来のために、パーソナルコンピュータを作り上げ、
マーケットを独自に創造したことになりますよね。
年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ) [ 横山 光昭 ]
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「お金の名言『金持ち父さん 貧乏父さん』から学ぶ、要約と言葉」への4件のフィードバック
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