ベストセラーの『金持ち父さん 貧乏父さん』。
ロバート・キヨサキと言えば『金持ち父さん 貧乏父さん』が有名で、日本でも大ベストセラーになりました。
世界51ヵ国語に翻訳され、日本で300万部、全世界で2800万部も発行されました。
お金や経済に関心のある人なら、読んで見ようと思ったり、実際に読んだ方も多いい筈です。
きっと、この本を読めば、お金持ちのエッセンスが分かるんじゃないかと思って、私も買い求めた記憶があります。
金持ち父さんの内容と要約。
ロバート・キヨサキは1947年アメリカのハワイ州生まれの日系四世で、
多くの「金持ち父さん」シリーズで、ラットレースから抜け出し、お金の自由を手に入れる方法を伝えています。
『金持ち父さんの 金持ちがますます金持ちになる理由』
『金持ち父さんの 金持ちがますます金持ちになる理由』を読んで、
私なりに気になったり、心に響いた文章を備忘録として、書き出して見ました。
金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由/ロバート・キヨサキ/井上純子
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キャピタルゲインを狙うのはギャンブルだ。
キャピタルゲイン。
「経済的自由を達成できない人の多くは、キャッシュフローではなく、キャピタルゲインに集中しているからだ。キャピタルゲインを狙うのはギャンブルであって投資ではない。」
キャピタルゲインと言えば、資産を売買することで、利益を確保することです。
分かりやすく言えば、安く買って高く売る。と言うことに尽きると思います。
キャピタルゲインで、よく例に出されるのが、株式投資で、株価の上昇による、利益を求めることでしょう。
株価は投資家の「儲けたい、絶対に損をしたくない」と言う、思惑で動いています。
すると、投資家が欲しいと思う株は、思惑が思惑を増幅して加熱して行くでしょう。
キャピタルゲインで大きく利益を得られる可能性がある反面、
失敗した場合には、大きなキャピタルロスを、背負うことになってしまう事になります。
インカムゲインは長期で考える。
インカムゲインは、定期的な収入をもたらしてくれる。
一方、インカムゲインは、資産を保有することによって得られる利益で、資産を保有する事で、定期的に利益が得られるのです。
株式で言えば、自分が応援したいと思う会社の株を、長期に亘って保持することで、定期的に配当金を得られることを言います。
不動産投資で言えば、毎月定期的に入って来る家賃でしょう。まさしく「お金のなる木」を育てることです。
だから、金持ち父さんは、キャピタルゲインを狙うのは、ギャンブルであって投資ではないと言っているのでしょう。
ウォーレン・バッフェットの言葉。
◆ウォーレン・バッフェットの言葉として「潮が引いて初めて、誰が裸で泳いでいたかが分かる」
ここで、ウォーレン・バフェットの言葉が、引用されて出て来ました。
株価が高騰したり、暴落した時、投資家の多くが騒いでいる時に、冷静でいられることは難しい事でしょう。
でも、マーケットが沈静した時に、あそこが株価の最高値だったり、株価の底だったことが分かることでしょう。
改訂版 金持ち父さんの起業する前に読む本 ビッグビジネスで成功するための10のレッスン [ ロバート・キヨサキ ]
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キャッシュフロー。
有形の価値に投資する。
「有形の価値に投資する。キャッシュフローを生まない物件は疑わしい。」
投資をした物件がキャッシュフローを生む事は、とても大切なことです。
例えば、銀行から借入をして、アパートを購入した場合、
その購入物件がキャッシュフローを生まなければ、返済することも出来ないからです。
そして、そのアパートは将来に亘って、安定的な収入を生む事になるでしょう。
金持ち父さんの お金を自分のために働かせる方法 [ ロバート・キヨサキ ]
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ウォーレン・バッフィトの言葉。
◆ウォーレン・バッフィトの言葉として、「私たちは、他の人々が欲張りになっている時に恐れ、他の人々が恐れている時は、欲張りになるようにしている」
ここでもバフェットが出て来ました。
株が暴落している時は、とても買える状態ではない筈ですが、そんな時こそ、優良株を安く買う絶好のチャンスだと思います。
株の格言で「人の往く裏に道あり花の山」という有名な言葉があります。
金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本) [ ロバート・キヨサキ ]
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ピーター・リッチの『株で勝つ』。
ピーター・リッチは著書『株で勝つ』で、言っています。
「下落している株を底値で拾おうというのは、落ちてくるナイフを素手でつかむようなものだ。ナイフが地面に突き刺さり、しばらく揺れ動いた後、しっかり止まってから掴むのが良い」。
インデックスファンド。
◆「消極的な」投資家ならば、インデックスファンドへの投資を考えてほうが良いかもしれない。
ウォーレン・バフェットの言葉。
◆「バフェットは経営状態が良く、いずれもっと価値が高くなるビジネスを探している。」
ピーター・リンチの株で勝つ新版 アマの知恵でプロを出し抜け [ ピーター・リンチ ]
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テンバーガーを探せ。
妻や娘との会話の中にヒントがあった。
ピーターリンチも常に「テンバーガーを探せ」として、大化けする株を探していました。
日頃の生活を通して「日常生活の中からテンバガーを探せ」と言っているのです。テンバガーとは10倍以上に化ける株の事です。
彼はよく、妻や娘と買い物に行ったり、会話をする中で、テンバガーのヒントを見つけていたようです。
「この商品は人気があるわ」と言った、妻や娘の情報に耳を傾けていたのです。
そうした中で、見つけたテンバガーとしてよく紹介されているのが、
ダンキン・ドーナツ(25倍)、ウォールマート(1000倍)、マクドナルド(400倍)などです。
現在の各社の成長振りを見ると、納得しませんか。
ピーター・リンチの株の法則 90秒で説明できない会社には手を出すな / ピーター・リンチ
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◆「投資信託は、フライドポテトと同じで満腹になるかもしれないが、長い目で見ると有害だ。」
投資信託は専門家に利殖を託して、収益を待つことでしょう。
でもこれでは、本当に投資をしていることになっているんでしょうか。
確かに投資の専門家が、やっているのだから儲かると思いがちですが、
インデックスファンドの方が、利益が上がった何てことも多いいようです。
そして、手数料の高さが何と言っても気になるのは、私だけでしょうか。
◆値段よりも価値を見なければならない。「価値が上昇していないのに、価格が上がるということは、何かの価値が下がったことを意味する。」
金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密/ロバート・キヨサキ/シャロン・レクター/白根美保子【1000円以上送料無料】
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「名言『金持ち父さんの 金持ちがますます金持ちになる理由』 」への4件のフィードバック
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