自分の強みは、何処にある。
誰にでも、自分の仕事に対する強みが、あると思うのですが、
いざ、あなたの強みは、何ですかと問われると、そんなの、あるのかなと、思ってしまいませんか。
だって、今の仕事は、先輩から引継ぎした仕事であって、そのまま、現在も担当している仕事であり、自分から望んで得た、仕事では無いからです。
今している仕事に強みはあるでしょうか。
受け継いだ仕事に、強みはあるの?
たまたま、今の仕事を、前任者から引き継いで、従事しているだけで、これと言った取り柄も、無いと思っていたからでした。
それでも、仕事は何とは回っていて、少しづつ、仕事に対する自信が、付いて来ているのかもしれません。
こんな事を続けていても、自分に強みが出来るとは、思えませんし、こうして居ても、良いものなのかと、不安になってしまいます。
果たして、自分には、どんな強みがあって、どんな強みなら、自身を持つ事が出来るようになるのか、考えて見ました。
自分の強みを、100個書き出す。
自分の強みを、100個書き出す訓練を受けた。
社内の「自己啓発」セミナーを、受けた時のことです。その講師から、白紙の用紙が配られて、
ここに、「自分の強みを100個、書き出して見てください。」と言う、指示が出されました。
セミナー参加者は、そんな事は、とても無理、無理と話し出し、研修会場は、チョット騒然としました。
私も書き出して見たのですが、10個程度、書き出す事にも、苦労する有様でした。
とても、自分にはそんなにたくさんの、強みなんかないだろうと、諦めてしまったのです。
限界の先に、見えて来るものがある。
もう無理の先に、自分の強みが隠されている。
その時、講師の方から、「もう無理だと、思った、そのあとに出て来るものに、
あなたを変えられる強みがあるので、辛いでしょうが、頑張って、振り絞って見てください。」のハッパが掛かったのでした。
その声に、後押しされて、セミナー参加者も、頑張って書き出していましたが、
時間も迫って来たので、途中で止めてしまったのでした。
それで、私も、何とか15個ほど書き出したのでしたが、それが限界でした。
もう、それ以上、自分にはどう考えても、強みになるようなものが、見当たりませんでした。
その日の研修は、とても疲れたことを、覚えています。
さて、仕事で、自分の強みを見つけるには、どうしたら良いのでしょうか。
自分には、どんな強みがあるのか、見つけようと、考えて見ました。
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仕事で自分の強みにチャレンジする。
仕事で自分の強みを探す。
仕事のシーンでは、次のようなシーンで、強みを発揮出来ることが、あるのではないでしょうか。
(1)目標を立てたり、戦略を考える能力が、自分にあるのか。
物事を推し進めるためには、計画と戦略が必要です。自分にその力があるか考えるのです。
どんな職場や、職種でだろうが、仕事ですから、成果が求められます。
そして、その成果は、会社だったり、事業所への貢献度として現れます。
ただ、与えられた仕事を、漠然とこなして行くのか、自分で主体的に考えて、作戦を練るようにするかでは、結果が、自ずと違って来るでしょう。
(2)具体的な行動を、自分は起こせるのか。
いくら目標や計画を作った所で、実行力がなければ、物事は前に進めません。行動力は全てに優先するかもしれません。
成果を上げるには、行動しなければなりません。
周りのみんなもやってないから、このままでいいやでは進歩がありません。一歩前に出る勇気が、自分を変えられる原動力です。
(3)コミュニケーションが取れる人物なのか。
果たして自分は組織の中で、上手にコミュニケーション出来る能力があるのか。
仕事は一人では出来ません。みんなの力が複合的に動いて、組織力で、事業を拡大したり、収益を上げているのです。
それには、相手とのコミュニケーション能力が求められます。
職場の同僚、上司から、取引先の関係者、ユーザーに至るまで、迅速で、丁寧な意思疎通は、欠かせないツールです。
(4)戦略・行動が上手く行かない場合の、対処法はあるのか。
計画が、全て上手く行くことはあり得ません。
上手く行かなかった時の、対処の仕方で、その人の真価が、問われるのではないでしょうか。
その兆候が出た時に、どれだけ迅速に、対応出来るかで、大きな穴を開けてしまうのか、
小さな綻びで、終わるのかの差が、出るんじゃないでしょうか。
それは、その仕事に精通することです。精通すれば、するほど早い段階で、兆候が見える筈です。
(5)トラブル・アクシデントに、どう対処するのか。
仕事では、トラブルが付き物です。
その時に冷静に居られて、どんな対処が出来るのか。解決能力があるのかが、求められているのです。
仕事のシーンでは、このようなシーンで力を発揮出来れば、組織の中で、認めて貰えるのではないでしょうか。
強みの要因はこの2つ。
強みの種類は、長所とスキル。
強みの種類は、2つあります。それは、長所とスキルです。
長所には、協調性、責任感、コミニケション力、気配り、計画的などの、前向きな言葉が、当てはまるでしょう。
スキルには、各種検定試験、国家資格、FP資格、TOEICなどでしょうか。
短所を長所に換えられる?
短所は、長所に変えることが出来るのです。
例えば、職場でひどく、うるさい人物は、⇒元気で明るく、活力ある人物に変わります。
引っ込み思案な性格の人物は ⇒落ち着いて、慎重な性格な人物となります。
このように目線を変えれば、短所が、長所になるんです。
「なりたい自分」を目標にする。
こうなりたい、自分像を想像する。
自分の強みを、生かせるようになるには、「なりたい自分像」を想像して、自分を前に出す事も、重要な要素でしょう。
憧れの先輩、上司はいませんか。
あの人のようになりたい。あんな上司のようになってバリバリ仕事がしたい、そんな風に思った事ありませんか。
私にも若い頃、憧れの上司が居て、あの人のようになりたいと思い、その上司の稟議書を、必死にまねしていたら、
いつの間にか、文脈や字体まで、その上司そっくりになった事がありました。
常に、諦めない心を持って、自分の強みを探しましょう。