人生は何歳からでも挑戦出来る。そんな希望を抱かせて呉れるの人が、若宮正子さん(87歳)です。
80歳を超えてからゲームアプリを独学で開発し、
世界的企業からの会議への招待を受け、国連でのスピーチなど、目を見張る活躍をされています。
その、年齢を飛び越えた、力みのない前向きな生き方が、
あらゆる世代に対して、興味を持ったことをやってみてと、エールを送っているようです。
81歳で初めて作ったゲームアプリが、世界に認められるようになると、彼女の人生は一変しました。
多くのメディアに取り上げられ、「世界一受けたい授業」や「徹子の部屋」では、視聴者をびっくりさせました。
バッターボックスの名言。
彼女の力まないけれど、芯のある行動が、私たちに勇気を与えて呉れています。
そのCMで彼女はこう投げかけています。
とにかくバッターボックスに立って
バットを振ってみようと思ったんです
そしたら
当たっちゃったんですよ。
ほんとに人生はわかりませんね
だから、自分の未来にフタをしちゃ
いけないと思いますね。
とにかくバッターボックスに立って
バットを振ってみる。
バットを振ったら、
当たるかもしれないじゃないですか。
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人は何歳からでも変われる事を、彼女は証明して呉れています。
人は、何歳になっても輝いていたいんです。
人は年を重ねる毎とに、他人から忘れられる事に怯えます。
人は年を重ねるたびに保守的になり、新しいことに挑戦しなくなります。
たぶん中年に差し掛かる頃から、そんな兆候が出て来るんだろうと思います。
自分の人生の先が見えてしまって、人生ってこんなもんだと勝手に、自分で自分の限界を決めているのかもしれません。
そうすると、新しい発想も挑戦もしなくなり、自分の出来ることはこんなもんだと、勝手に諦めてしまうのかもしれません。
でも、人生を輝きたいと思ったら、
自分の好きなも、興味のあるもの、長年抱いていた夢に挑戦することが、大事なんじゃないかと思います。
そんな人に希望を与えて呉れたのが、若宮正子さんだったのです。
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若宮正子さんの経歴。
若宮正子さんは、昭和10年東京都出身で、東京教育大学附属高等学校卒業後、三菱銀行に就職しました。
札勘定やそろばんが苦手だったため、入行当初は「仕事ができる人」ではなかったそうです。
しかし時代が進み、銀行の機械化が進み、機械で紙幣を数える時代になると、
企画開発セクションに、女性で一人だけ配属されたことで、人事評価も変化が出て来たのです。
若宮正子さんは、業務改善提案をすることが大好きで、次々と上司に提案をしたそうです。
臆することなく改善提案をぶつけてくる人だったのです。
男女雇用機会均等法施行後には管理職に就き、定年時には関連会社の副部長にまで昇進しました。
定年退職後、母親の介護をするために外出が減り、それまで付き合いのあった友人らと、疎遠になってしまったことから、
パソコン通信で、友人を作るためパソコンを購入しました。
購入後、3か月かけてパソコン通信に接続し、ここから、若宮正子さんの快進撃が始まったのです。
紙袋や、しおり、ブックカバーなどのデザインを、
Microsoft Excelの罫線機能とセルの塗りつぶし機能を用いて作成する「エクセルアート」を考案すると、
マイクロソフトから「エクセルの新しい使い方」であるという評価を受けたのです。
このニュースがアメリカの、CNNで取り上げられると、
アップルのCEOティム・クック氏の目に留まり、
アップルに招待され、そして、国連からも招かれて、英語でスピーチしたのです。
何かに挑戦している人には、どこかで人生にチャンスが巡って来るかもしれませんし、
その頑張っている姿を見ていて呉れる人が、何処かにいることを、彼女は証明させて呉れました。
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若宮正子さんの名言。
「私は翼を貰った」
若宮正子さんは、パソコンを始めて、チャットで遠くの人と話すことが出来るようになったことを、
「私は翼を貰った」と語っています。
定年後に認知症のお母様の介護を行う中で、家を離れることもままならなかった、そんな中で出会った「チャット」は、
家に居ながらにして、世界を飛び回ることが出来る翼のように感じたそうです。
自分が厳しい状況にいる時、人はついつい愚痴っぽくなりがちですが、
若宮正子さんは、このように前向きな考えを出来る人なのです。
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「準備はほどほどにして行動しちゃいましょう」
物事を始めるに際して、事前の準備をする必要はありますが、
慎重になりすぎて、あまりに情報過多になったりして、前に進めないことがあります。
準備不足はいけませんが、準備万端でなければ行動を起こさないと言う事では、チャンスを逃してしまいます。
チャンスは、グズグズしている人にはやって来ません。
まずは行動することが大事だと教えて呉れる言葉です。
だから、「そういう時は、まず行動しちゃいましょう」と若宮正子さんはおっしゃいます。
「歩きながら考える」そんは言葉が、若宮正子さんには似合います。
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若宮さんを有名にしたきっかけは「エクセルアート」です。
通常エクセルでは、表計算ソフトを使っている人がほとんどだと思いますが、
若宮正子さんは、デザインに使うと言う驚きの使い方をしました。
常識にとらわれない自由な発想と、それを実行に移す行動力が、思いもよらぬものを産み出しているのです。
「失敗を楽しんだらいい」
これだけ行動力のある若宮正子さんでも、大変なこともたくさんあったかと思います。
そんな時、若宮正子さんは、
「失敗しても死ぬわけじゃないし、失敗から学べるから無駄じゃない。失敗を楽しんだらいい」と語っているのです。
【POD】花のパソコン道ワイド版 パソコンでいきいきライフー熟年さんのパソコン物語/ [ 若宮正子 ]
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