『花の里』に代わる『こてまり』開店!
ドラマ『相棒』に、新しい展開が発生しました。
それはSeason18最終回スペシャル「ディープフェイク・エクスペリメント」でのことでした。
このSeason18では、右京さんは、災難続きでした。
竜宮城へ連れていかれて一服盛られたり、高級メロンの箱を真っ先に開けて、目を負傷したり、
ドローン爆弾の災難に遭ったり、散々な目に遭っていたのです。
『相棒』まとめ記事一覧
『推理力減退症候群』
「僕としたことが、大きな間違いをしていたようです」
いつもの、あの慎重深い、右京さんらしからぬ行動が、見受けられていたのです。
そして「僕としたことが、大きな間違いをしていたようです」と、言わせていました。
それが、推理力減退疑惑となり、冠城亘が発信源となって、
『推理力減退症候群』が発症したのではないかと、周りの人たちに思われるようになり、
右京さんは行く先々で「大丈夫?」と心配されていたのです。
|
原因は「花の里ロス」?
『花の里』に17年間通い詰めた杉下右京。
そしてその『推理力減退症候群』の原因になったのが、どうやら、「花の里ロス」ではないかと、疑い出されて来ました。
ドラマ『相棒』が放送開始されたのが、Season1の2002年10月からですから、
もう17年以上も、右京さんは『花の里』に通い詰めていた訳ですから、この半年以上に亘る「花の里ロス」は、
自身でも気づかず以上に、心身に大きなストレスと、環境変化をもたらして、いたのかもしれません。
あれだけ思い入れをして、ほぼ毎晩訪れていた『花の里』が、閉店してしまったことは、大きな痛手だったのでしょう。
仕事の疲れを癒す空間が『花の里』にはあったのは確かです。
白木のカウンターで、ゆっくりと手酌で、熱燗を飲むことが、
右京さんのストレス解消に、大きな役割を果たしていたことは、否めないでしょう。
相棒たちと屈託ない時間を過ごしながら、美人女将との会話を楽しみ、
そこで出される美味しい「つまみ」に舌鼓を打つことは、掛け替えのない時間でした。
それも17年間も通う続けたお店だったのですから。
しかし、いつまでの「花の里ロス」を、引きずる訳にはいきません。
その痛手から解き放たれたいと、右京さん自身も思っていた筈です。そんな右京さんの、心情を吐露したシーンがありました。
杉下右京が、重大発言!
杉下右京が新しいお店を探し始めた?
それは、Season18の第18話「薔薇と髭との間に」で、事件が解決した後、たぶん新宿2丁目当たりだと思うのですが、
そこのバーで、杉下右京と冠城亘がカウンターに腰掛て、乾杯しているシーンが出て来ました。
2丁目のママが「そう言えば、花の里は無くなっちゃたんですってね。」と話を切り出します。
すると冠城亘が「花の里に代わる所を探さないと」言った後に、
右京さんが「どこか、ゆっくり出来るところを…」と、結んで、ドラマが終わったのでした。
|
これって、右京さんが、『花の里』に代わる新しい飲み屋を、探そうとしているのではないでしょうか。
と言うことは、『花の里』を再開させる気がないと言うことなのでしょうか?
それとも、右京さんは元々『花の里』に関わっていなくて、初代の女将が『花の里』を辞める時に、
元妻と言う立場だったから、相談に乗って二代目の月本幸子を、紹介しただけだったのでしょうか。
えっ~!、これって重大発言じゃないのでしょうか?と思ってしまったのでした。
そして、この発言が、右京さんが「花の里ロス」を克服して、新しいお店探しに、一歩踏み出そうした瞬間だったのでした。
右京を心配した、甲斐峯秋が動き出す。
新しい小料理屋の開店準備。
そんな右京さんの『推理力減退症候群』の噂が、
警視庁長官房付の警視監、甲斐峯秋(石坂浩二さん)の、耳にも入ることになったのです。
ある日、甲斐峯秋は心配して、杉下右京に『花の里』が閉店してしまった後の、右京さんの近況を尋ねると、
「僕にとって『花の里』は、それ程、切実な問題ではありません」と、右京さんは答えました。
甲斐峯秋が右京とホームズの関係性を認知
『花の里』は、ホームズにとってのパイプ。
すると、甲斐峯秋は「君にとっての『花の里』は、ホームズにとってのパイプのようなもの」と、語ったのです。
これって、甲斐峯秋も、杉下右京とシャーロックホームズには共通点があることを、認めたことになるんじゃないでしょうか。
【関連記事】
シャーロックホームズの『緋色の研究』の探偵事務所は、ベーカー街221B。
『花の里』に代わる『こてまり』登場。
美人女将 小田茉梨(森口瑤子さ ん)の登場。
甲斐峯秋に誘われて、杉下右京は新しい小料理屋へ行きます。
甲斐峯秋は、『花の里』に代わる小料理屋を、右京さんに紹介したのです。
そこは、まだ、新規オープン前のお店で、看板には『こてまり』の文字がありました。
店に入ると、そこには白木のL字型のカウンターがあり、
白木のカウンターの中に、美人女将の小田茉梨(森口瑤子さん)がいたのです。
『こてまり』の名前の由来は、どうやら、小田茉梨から来ているようです。
警視監、甲斐峯秋は、小出茉梨(森口瑤子さん)に、どうやら、小料理屋の開店をするための、後押しをしたようです。
元芸者だった小出茉梨 (森口瑤子さん) 。
芸者から、小料理屋の女将へ。
小出茉梨は、それまで芸者をしていて、芸者最後のお座敷のシーンが出て来ていました。
最後の舞が終わると、「お粗末様でした」それが、芸者の舞締めの言葉でした。
内閣官房長官鶴田翁助が「お前が味見をさせてくれないからじゃ」とお道化、「これからどうするのか?」と問われると、
「結婚します」相手はいるのかの問いに「相手はこれから探します。」と、言ったのです。
そして、内閣官房長官鶴田翁助から、杯を勧められると、
「私はこれで頂くは」と、おちょこではなく、グラスに熱燗を注ぐと、コップ酒で、乾杯の杯を上げたのです。
そして「先生はまた、悪だくみをしているのでは?」と幹事長に投げかけると「どうしてそう思う?」の問いに、
「芸者の勘!」と、言い放ち、芸者最後の日を、締めくくったのです。
小出茉梨は、内閣官房長官や総理大臣との人脈があった
そんな、小出茉梨が『こてまり』の女将となって、そこにいたのです。
甲斐峯秋からは、小出茉梨が内閣官房長官と親しく、総理大臣も知っていることを、知らされたのでした。
プレオープンの日でしょうか。杉下右京と冠城亘が『こてまり』を訪問し、二人で神棚の設置を手伝っていました。
「やっぱり、男手は必要ね。困っている時は連絡すれば、すぐ駆け付けて呉れると、甲斐さんが教えてくれたので」と、
そして、神棚が設置出来ると「折角なので」と言うと、3人で神棚に手を合わせたのです。
右京さんから結婚相手に、冠城君はどうかと問われた女将は「ごめんなさい、私にも選ぶ権利があるんで」と言うと、
右京さんは「僕の見立てでは、女将さんは、花より団子でしょうかね」
そして、3人で一緒に杯を上げるのでした。「乾杯!」
これでようやく、右京さんの『推理力減退症候群』は、解消されることでしょう。
杉下右京の腕時計が気になります。
杉下右京はブリティッシュスタイルの、ダークスーツにサスペンダー、
腕に輝くのは、アメリカの歴史と共に歩んで来たブランド・ハミルトンの腕時計です。
1910年~1930年代に栄えたアールデコを取り入れた、クラシカルで趣深いモデル・ボストン(H13431553)。
センターセコンドではなく、スモールセコンドと言うクラッシックスタイルの腕時計で、さりげなくオシャレを演出していて、
何故か!気になって仕方がありません。
|
「『相棒Season18』花の里がこてまりへ、三代目女将森口瑤子」への3件のフィードバック
コメントは停止中です。