相棒Season20初回拡大スペシャル第1話 復活~口封じの死




相棒Season20初回拡大スペシャル第1話『復活~口封じの死』

相棒Season19の最終回SP第19話20話『プレゼンス~暗殺者への招待』の、最後のシーンでは、こんな風に終わっていました。

ドラマの最後に、内閣官房長官の鶴田翁助に面会した、右京さんと冠城亘は「我々は、喧嘩を売りに来ているもんで!」と、冠城亘が発します。

右京さんも「我々は、必ずあなたの悪事を暴いて見せます」と発しました。

二人と別れた後、内閣官房長官の鶴田翁助が呟きます。「消し去りたいよね。あの二人。警視庁からじゃないよ… …」

こうして、何とも不気味な言葉を残して、Season19の最終回が終わりました。

しかし、この言葉はSeaso20の始まりの言葉でもあったのです。


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杉下右京の好きなもの



Season20 国家権力の闇に迫る。


Season20では、国家権力の闇に、どのように杉下右京が迫るのか楽しみです。そして、Season20の冒頭シーンでも、

官房長官の鶴田翁助のこんな言葉を発します。「それにしても、腹が立つあの二人、あの小癪なツラを思い出すと…」

Season19で、官房長官の鶴田翁助(相島一之さん)は、加西周明(石丸幹二さん)暗殺事件を主導しながら、

愛人である柾庸子(遠山景織子さん)の“自白”によって罪を逃れていました。

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元官房長官の出所の秘密。


そんな中、鶴田官房長官が師と仰ぐ、元官房長官の朱雀武比古(本田博太郎さん)が、3年前に仮出所していたことを知り、

特命係の杉下右京と冠城亘は、裏に鶴田の思惑があったのではと、探りを入れ始めるのです。

それは、鶴田官房長官が握っている、官房機密費の存在があるのではないかと、疑っていたからです。

元官房長官の朱雀武比古は、右京さんの相棒が亀山薫だった、

2006年に殺人罪で服役したものの、2018年にわずか12年で仮出所していたのです。

元官房長官・朱雀武比古が、出所後にいたのは乗馬の厩舎でした。

「僕の仮出所に不服でも…」すると、右京さんたちは「裏口出所?」と答えたのです。

そして、鶴田官房長官の顔が浮かんだと、右京さんは言ったのです。

それは、鶴田が官房長官になってすぐ、元官房長官・朱雀武比古が仮出所していたからです。

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柾庸子の接見禁止と不審な自殺。


そんな中で、拘置所に収容されている、柾庸子の接見が突然、禁止となったのです。

不審に思った右京さんと、冠城亘が事態を探りはじめた直後、

鶴田官房長官が突如、右京さんの行きつけの「こてまり」に姿を現し、右京さんたちをじらしたあげく、驚愕の事実を告げます。

なんと、柾庸子が拘置所内で自殺したと言うではありませんか。

この事態に、鶴田官房長官は「拘置所にとっては、とんでもない不始末だよ!」

そして、この事実を直ぐに公表せず、接見禁止にしたことについては、「公表にもそれなりの配慮が必要だと言うことだ」

そんな官房長官の態度に対して右京さんは、「それほど残忍で、冷徹な人物だと言うことですよ」と、冠城亘に告げたのです。

冷徹で残忍な、鶴田官房長官による“口封じ”を疑った特命係の二人は、柾庸子の死の真相を突き止めるべく、捜査を開始します。

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加西周明が隠した小さな箱。


同じく彼女の死に、疑問を感じた元弁護士の中郷都々子(織田梨沙さん)も、独自に動き始めます。

その時、中郷都々子が思い出したのは、彼女の前勤務先だった、

エンパイヤローガーデン弁護士事務所の代表に、加西周明が渡していたものでした。

その当時彼女は、加西周明に「前、うちのボスに小さな箱、渡していたでしょう」と、言った時、

加西周明は「あれはね、切り札さ!」と、話したことを思い返していたのです。

切り札とは何なのか? それは、官房長官・鶴田翁助の弱点なのか? 加西周明が、それほどまでにして隠して置きたい物とは。

そして、彼女は、前勤務先だったエンパイヤローガーデン弁護士事務所に忍び込み、その小さな箱を探し出し、持ち去ったのです。

それを、特命係の二人に渡して、調べて欲しいと申し出ます。

盗んだのは、加西周明からの預かり物で、加西周明から鍵を預かって欲しいと、弁護士事務所の代表は依頼されていました。

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特命係の冠城亘が逮捕される。


しかし事件は、想像以上に複雑な思惑と、陰謀が絡み合っていることが発覚し、

そして、ついには、冠城亘が逮捕される、事態になってゆくのです。

その逮捕と言うのが「鍵泥棒」と言う罪で、誰が何のために、特命係を、おとしめる事をしているのか?

鍵はどこの鍵なのか。人を信じない加西周明が、切り札として保管していた鍵には、誰の弱みを握っている鍵なのか?

そして、 不審な死を遂げた、柾庸子の自殺の真相とは何なのか?

加西周明暗殺の“仕掛け人”たちの思惑が交錯する中で、国家権力の闇が、再び動き始めるのです。

この背景には、罪を逃れ続ける、現官房長官・鶴田翁助の暗躍が関与しているのか。

こうして、Season20は、Season19のプレゼンスを継承してゆくことになってゆくのです。

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