【お金の名言】バーナード・ショーの預金通帳の言葉。

 

バーナード・ショーの言葉。

お金に関する、賢人の名言を紹介します。あまたある、名言の中から、今回紹介するのは、

アイルランド、ダブリン出身の劇作家・文学者・脚本家・評論家で、ノーベル文学賞受賞者のバーナード・ショーの言葉です。

彼は、ベジタリアンでもあったようです。

バーナード・ショーの名言。

お金の名言は、預金通帳にあり。

A「あなたが一番影響を受けた本は何ですか」B「銀行の預金通帳だよ」

皮肉屋のバーナード・ショーらしい言葉で、

言われてみれば、預金通帳以上に人生にとって、影響力ある、読み物はあるのかと、考えさせられる表現です。

今は、どこでも、お金を引き出し出来るので、コンビニのATMを利用している方も、多いいと思います。

そうすると、他行の預金通帳は、記帳出来ませんので、ATMで預金残高を、確認するだけになってしまいます。

たまに、取引銀行のATMに言った時に、預金通帳を記帳しますが、

預金残高は、だいたい頭の中で分かっているので、こんなものかと見て、それで終わってしまいます。

人と超人改版 (岩波文庫) [ ジョージ・バーナード・ショー ]

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預金通帳を見ていてもお金は貯まらない。

お金を貯める秘訣は、預金通帳を記帳することにあり。

でも、それではダメなんで、バーナード・ショーが言っているように、

人生で一番、影響力ある読み物であれば、預金通帳の行間をもっと、じっくり見なければ、ならないのかもしれません。

ピグマリオン 光文社古典新訳文庫 / バーナード・ショー 【文庫】

バーナード・ショーの生い立ち・私生活

バーナード・ショーは1856年ダブリンに生まれます。

彼の一族は元はスコットランド貴族で、17世紀にアイルランドへ移住して来た、ピューリタンの家柄でした。

父親のジョージ・カー・ショーは、法務省の役人を辞めて、トウモロコシの穀物卸売商を営むも成功しませんでした。

母親のルシンダ・エリザベスは、地方の紳士階級の出身で、勝ち気で芸術を愛する女性でした。

バーナード・ショーは、文学者と教育家としての活躍が有名で、

イギリス近代演劇の確立者として、53本もの戯曲を残します。

その業績により、1925年にノーベル文学賞を受賞しますが、初めは固辞していました。

しかし、賞金を寄付するという条件で、受賞することになったのです。

晩年にはイギリス王室から、ナイト称号の授与が提案されましたが、これを拒否しています。

持論である、菜食主義による健康な生活もあってか、長命を保ち、90歳を超えても健康的な生活をしていました。

1950年に自宅で、庭の手入れをしていた時に、

梯子から転落して骨折し、受けた手術の経過が悪く、腎臓浮腫を患って亡くなったのです。

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シェークスピアとの対峙。

バーナード・ショーで特に有名なのが、シェイクスピアの劇についての評論です。

当時はシェイクスピアを偶像化するような風潮があり、

バーナード・ショーはこれを「Bardolatry(シェークスピア崇拝)」と呼んで、揶揄していました。

しかし、彼はシェイクスピアに精通していて、彼がシェイクスピアを心から愛していたかの反面行動でした。

バーナード・ショーは、シェイクスピアを超えるような作品を書きたいと熱望していたようで、

『シーザーとクレオパトラ』は、『ジュリアス・シーザー』に対抗して書いたもの、

『ピグマリオン』は『じゃじゃ馬ならし』に対抗したものではないかという説があるのです。

バーナード・ショーの『ピグマリオン』と言えば、

オードリー・ヘップバーンが主演した映画「マイ・フェア・レディ」の原作だと言われています。

しかし、この二つの作品は、実は全く違う結末の作品なっています。

「マイ・フェア・レディ」は、いわゆるシンデレラストーリーのようなラブストーリーですが、

原作の『ピグマリオン』は、稀代の皮肉屋であるバーナード・ショーが書いた、

アンチラブストーリーとも言えるような作品なのです。

『ピグマリオン』

『ピグマリオン』のあらすじを超簡単に紹介すると。

貧しい花売り娘イライザは、ロンドンの下町生まれで、ひどい下町訛りでした。

イライザは言語学者ヒギンズと出会い、下町訛り(コックニー訛り)を、ヒギンズにさんざんに馬鹿にされ、屈辱を味わいます。

しかし、イライザはヒギンズが喋り方を矯正できることを知り、自分の喋り方を矯正して呉れるように頼みます。

ヒギンズはイライザを公爵夫人の家に住まわせて、徹底的に喋り方を鍛えます。

半年後イライザは高貴な話し方を身に着け、美しく変貌し、舞踏会で高貴な身分の娘として、振舞うことに成功したのです。

しかしその夜イライザは、ヒギンズが彼女のことをを実験対象、

もしくは貧しい花売りとしてしか見ていないことを知り、家を去ったのです。

「マイフェアレディ」の方は、ハッピーエンドで終わるのに対して、『ピグマリオン』の方は、対照的な結末が待っていました。

ピグマリオン (光文社古典新訳文庫) [ バーナード・ショー ]

 

ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』

本の虫になった私。

私が本の虫になったのは、高校入学式の帰り道、駅前の本屋で買ったヘルマン・ヘッセの『車輪の下』の文庫本でした。

それまで、本など読んで来なかったので、この薄っぺらい文庫本なら、読めるんじゃないかと思って、手に取ったのでした。

ヘッセの自伝的な、この小説がきっかけで、本の世界に迷い込んでしまったのです。

それからと言うと、毎日のように本を買い続けて、朝から晩まで、授業中も読んでいました。

学生手帳に買った本の題名を書き続け、30代後半になる頃には、その数は6,000冊になりました。

このペースなら、定年までに1万冊になるだろうと、思っていたんです。

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預金通帳は、万巻の書に値する。

「万里の道、万巻の書」

「万里の道、万巻の書」私の好きな言葉です。この言葉を教えてくれたのは、作家の森本哲郎さんの本でした。

たくさんの書籍を読むことは、世界中を旅するようなもの、本こそが私の世界だったのです。

一番影響を受けた本はと問われても、一冊に絞り切ることは出来ません。

 本は人生を豊かにしてくれ、想像力を持つこと、深く考えることを、教えてくれたからです。

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無人島へ持ってゆく本。

無人島へ行くとしたら、持ってゆく本は何!

よく無人島に行くとしたら、持ってゆく本は何と言う問いに対して、『時刻表』と言う答えがあると言います。

何もすることが無い無人島で、『時刻表』の行間に空想を膨らませるのが良いようです。

でも、無人島だったら、水や食料、住居を求めることになるので、とても、本を読む時間はないことでしょう。

薔薇とキャベツ バーナード・ショーの結婚生活 戯曲/小幡正子

預金通帳は、いつ記帳する。

銀行の預金通帳は、給料日に記帳するぐらいで、過ごして来ましたが、

言われてみれば、生活に直結するだけに、万一入金が無くなるような事態になったら、大きな影響が出ます。

だから、バーナード・ショーは、皮肉たっぷりに言ったんですかね。

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預金通帳に一喜一憂しない人生とは

経済的自由を手に入れる。

もう一つ、別の見方をすれば、預金通帳に、一喜一憂しないで済むような人生を送る、と言うことは、

経済的自由を手に入れた、生活を送ると言う、意味だったんでしょうか。

ところで、預金通帳は、どれくらい持っていますか。私がよく使うのは、家計費用、貯蓄用、へそくり用の、3つの預金口座です。

家計用の口座で、月々の収入と支出の管理をしています。

そして、その中から貯金に回せる分を、貯蓄用の口座へ入金しています。

更に、特別な収入があった時などは、へそくり用に入金していました。

へそくり用は原則、自分のために使う、お金をプールしています。

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浪費家なのかは、預金通帳が知っている。

 

預金通帳には、その人の人生が反映される。

確かに、預金通帳には、その人の人生が反映されます。

仕事は頑張っているのか、キチンと節約しているのか、

貯金は出来ているのか、無駄使いはしていないか、他にも、預金通帳から読み取る事は多いでしょう。

以前の私の預金通帳では、給料が振り込まれ、公共料金などが引き落とされ、ATMから現金を引き出していました。

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毎月の支払超過になった分を、総合口座の定期預金が、当座貸越をして、

それを、ボーナスの入金で、帳尻を合わせるような、履歴だったのです。

こんな事をしていたから、当時は貯金が出来なかったのです。

もっと真剣に、自分の通帳を見る、必要があったかもしれません。

早く預金通帳を眺めながら、ニヤニヤ出来るぐらいになりたいものです。

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