サンドイッチマンの『バスサンド』。
秘境路線バスで、飲食店を見つける旅。
『バスサンド』は、帰れマンデー見つけ隊で、通称、帰れマンデーと呼ばれています。
秘境を走る路線バスを利用して、そのバス停を双六に見立て、サイコロで出た目の数だけ、バスに乗車することが出来、降りたバス停から、飲食店を探す旅が始まります。
サザンオールスターズの『希望の轍』
走るバスのバックグラウンドミュージック。
バスが走っている光景を、ドローンの空撮を使って、どんな道なりなのか、
どんなに山深い所を走っているのかを、分かりやすく紹介して呉れます。
バスが走る光景に、バックグラウンドミュージックが流れます。
その曲は、サザンオールスターズの『希望の轍』や、スタジオジブリの作品、松任谷由実さんの楽曲が多いようです。
何もないバス停から、飲食店探し再開。
何もないバス停で下車「やっちまったな」。
そして、サイコロの目で進んだ数の停留所で、メンバーたちが下車します。
下車したバス停の周辺には、ほとんど、何もない光景が映し出されます。
すると、サンドウィッチマンが「やっちまったな」と、つぶやくのでした。
秘境を走るバス路線ですから、その周辺には、簡単に飲食店は見つからず、
バス停をいくつも通り越さなければ、飲食店にたどり着けない事もしばしばです。
サンドウィッチマンの二人と一緒に旅をするのは、ゲストで呼ばれた2 ~3人の芸能人です。
番組では、サンドウィッチマンたち帰れマンデー見つけ隊のメンバーが、
路線バスの走る道を、どこまでも歩てゆく光景が、延々と映し出されます。
歩いても、歩いても、飲食店は出て来ません。
ナレーションが良い感じ。
「いつになったら、ゴールにたどり着けるのか」
ナレーションでは、「旅のゴールに絶景の露天風呂が待っています」
「いつになったら、絶景の露天風呂にたどり付けるのか」「番組初の過酷な旅になって行く」
「ついに、飲食店発見か!」「旅はこれだけでは終わらなかった」「ここから旅が、更に過酷になってゆく」
「いったい、いつになったらゴールにたどり付けるのか」
こんなナレーションに後押しされ、飲食店を探して、ただただ、歩くのでした。
帰りマンデー見つけ隊‼『バスサンド』
ゴールデン進出。
帰れマンデー見つけ隊『バスサンド』は、2018年4月16日より、ゴールデンに進出しました。
そして、隔週毎に、サンドウィッチマンの「秘境路線バスで飲食店を探す旅」と、
タカアンドトシで「海なし秘境でお寿司屋さんを探す旅」通称、すし歩きを、交互に放映しています。
どちらの旅も、サイコロで出た数だけは、交通機関を使用出来ますが、それ以外は、ひたすら歩く番組です。
サイコロは、その路区間の長短に合わせて、6面体のサイコロ以外に、3面体、8面体、10面体などが使われています。
そして、少ない数が出てしまった時には、サンドウィッチマンから「やっちまったな」と厳しい言葉が飛び出します。
でも、歩く中で、色々な話が出て来たり、その会話から、どんな人物像なのかが分かるところが面白いのではないでしょうか。
2007年M-1グランプリ優勝。
サンドウィッチマンは、伊達みきお、宮澤たけしの、お笑いコンビで、
1998年に結成され、2007年のM-1グランプリ王者となり、人気が沸騰しました。
二人は、みやぎ絆大使、東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使、宮城ラグビー親善大使など、
多くの大使を兼務し、東北地方の応援団的存在です。
サンドウィッチマンの二人は、仙台商業高等学校の同級生で、ラグビー部で知り合ったようです。
ネタ作りは、宮澤が携帯電話で書き込んで、作っていると言います。
東京進出から10年間、M-1グランプリ優勝まで、コンビ二人でアパートに同居していたと言う苦労人です。
その後、2009年共に結婚しています。
3年掛けて伊達を口説く。
宮澤は伊達とのコンビ結成を熱望。
サンドウィッチマン結成までのいきさつは、高校卒業後、伊達はサラリーマンとして、生活して行くつもりだったようです。
しかし、伊達とのコンビ結成を熱望していた宮澤は、福祉関係の仕事をしていた伊達を3年間掛けて口説き続け、その甲斐があって、
「サンドウィッチマン」命名の由来。
まるでサンドウィッチのようだった。
ホリプロの同期の浜田ツトムと一緒に、3人で「サンドウィッチマン」を結成したそうです。
伊達と富澤は、身長170㎝、体重90㎏だったのに対して、
トリオ時代のメンバー、浜田ツトムが、身長は同じ位だったのですが、体重が50㎏台しかなかった為、
その様子がサンドイッチのようだったと言う事から、「サンドウィッチマン」と命名したそうです。
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二人は共にガラケー愛好者で、東日本大震災の発生時、ロケ中に被災し、より一層、東北地方に対する復興を願っているのです。
そんな二人の思いが、伝わってくる芸人さんは、他にはいません。
秘境路線バスで飲食店探しの旅で、サンドウィッチマンの二人はぽっちゃりタイプですから、歩くのが辛そうな時があります。
特に宮澤は、ヒザが悪いらしく時折「ヒザが悲鳴を上げている」と叫んでいます。
MCのサンドウィッチマンの二人が、この旅では、逆にゲストから助けられることもあるのです。
やっと見つけた後の、最後の試練。
アポなしで、撮影許可が得られるか。
そして。やっと見つけた飲食店で、最後の試練が待っています。
お店の撮影許可を得られるか否かで、毎回、この場面でひと悶着があって、面白い光景が繰り広げられます。
そして、やっとの事で、ありついた食事を前にして、ホッとしたように、みんなで食事を楽しむのでした。
路線バスの旅の法則。
筋書きの無いバスの旅。
秘境路線バスで飲食店探しの旅では、サイコロを振って、バスに乗って、下車したバス停から歩いて、飲食店を見つける、
この4つの作業をしているだけなのですが、そこには、筋書きのない、人情に触れる旅になっているのです。
その歩行距離はだいたい、10キロ前後となっています。距離にして10~12㎞が多いように思われます。
1時間歩いておにぎり1個分の消費カロリー
人の歩く距離は、1時間で約4㎞。
平地だと、人は1時間の約4㎞歩くそうで、歩数にして約5,700歩、消費カロリーは200kcal、コンビニのおにぎり1個分だそうです。
上り坂のジグザグの山道では、そんなスピードでは歩けないのか、また疲れてしまうのかで、
そんな速さでは歩いていないのかも知れません。
いったい、サンドウィッチマンたちは、何歩程度歩いていたのかを表示して呉れると、より視聴者が分かるのかなと思います。
歩くと言うことがこんなに大変で、更に、歩くことで、そこに、多くの感動が待っていることを教えてくれる番組でした。
何だか、歩いて見たくなったんじゃありませんか。
サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ [ サンドウィッチマン ]
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「サンドウィッチマン帰れマンデー見つけ隊!秘境路線バスの旅」への1件のフィードバック
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