BG身辺警護人2020~第2話全盲のピアニストあらすじと名言



第2話。全盲のピアニストを護れ。

KICKSガードを退社し、島崎章(木村拓哉さん)の個人事務所「島崎警備」に入ると言う高梨雅也(斎藤工さん)。

そんな高梨雅也に対して、「一時的な感情で動くな」と諭す島崎章でした。

そんな中、元同僚で、KICKSの社員の沢口正太朗(間宮祥太朗さん)が、元々はKICKSガードが請け負っていた仕事を持って来ます。



全盲のピアニストの警護要請。


ポーランド開催のピアノコンクールの警備。

その仕事と言うのが、全盲のピアニストをポーランドで開催される、国際ピアノコンクールに行く警備をして欲しいと言うものでした。

その依頼主は、全盲のピアニスト、守尾恵麻(川栄李奈さん)の姉で、会社社長で恵麻のマネージャの、守尾美和でした。

美和が言うには、全盲のピアニスト恵麻に、身の危険を感じることがあり、その原因が恵麻自身だと言うのです。

自分で自分を傷つける人は守れないとして、過去に警備を断られていたのです。そうです、「クライアント自身が脅威だなんで!」と驚くのでした。

このことについて、KICKS GROP.のグループの社長である劉光明(仲村トオルさん)が、

「リスクを回避するそれがビジネス。危険な仕事は下請けに投げてやれば良い」と言う考えをしていたのです。


大学への警護そして渋谷へ。




恵麻を大学まで警護します。しかし、彼女は心を閉ざしていて、全てのことに反抗的です。

彼女は大学のピアノレッスンをしようと、グランドピアノを開けた時に、鍵盤の上に書面がありそこには「何様?実力もないクセに」と悪口が書かれていたのです。

周りのみんなが隠そうとしますが、恵麻には見えないものが、心の中で見えるのか、本当のことを教えてと迫り、悪口が書かれていることを察知するのでした。

そのまま大学を出た恵麻は、生きたいところがあると言い、渋谷に行くのです。その理由が「街の匂いが好きなの」

洋服店に寄って、その後、ステーキが食べたいとして表参道のレストランに行きます。そこは、亡き母と通ったお店だったのです。

そこで、姉の美和のことを話したのです。「私は社長を信頼していない」姉の美和は全盲を前に出した演出をしていたようで、

それが、姉妹間の大きな壁となっていたのです。その時、クラッシック曲が店内に流れます。

「この曲知ってる?」その問いに答えたのが、「シューマン」高梨雅也(斎藤工さん)だったのです。

恵麻「この間のリサイタルでミスした曲」と、姉の美和からダメ出しされたことを告げたのです。

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迫力の階段落ちのシーン。




警護者の身を護る島崎章。

16:11 レストランを出るとそこは長い階段があり、車に乗るために階段を下り出した時に、スリングショット(ゴム銃・パチンコ)で攻撃を仕掛けられます。

島崎章(木村拓哉さん)が恵麻をかばいながら、高梨雅也(斎藤工さん)の援護を受けて脱出を試みます。

その時、上手く行かず、長い石段の階段を、恵麻をかばいながら、背中で階段の衝撃を受けながら、階段落ちをしてしまうのでした。

高梨雅也(斎藤工さん)が、犯人を取り押さえマスクを剥がすと、そこに現れたのが、恵麻の前のピアノの先生の男だったのです。自分が外された事の恨みだったのでしょう。

そして、その場にもう一人の男がいました。島崎章(木村拓哉さん)をワインオープナーで刺した男が立ち去ったのでした。

恵麻の手当てをして貰うために、島崎章行きつけの女医のもとで、女医は恵麻を見て「日本の宝だもんね」

その時、島崎章は女医に「先生に言われた通り、上司のこと蹴飛ばして」と、警備会社を退職したことを告げたのでした。

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ピアノを始めた思い出の教会。




恵麻の壮行会の時間が迫って来ました。

しかし、島崎章が恵麻を連れ出します。「ここがどこだか分かりましたか?」「風見鶏の音が聞こえてくる」

「恵麻さんがピアノを始めた場所にお連れしました」

そして、戸惑う恵麻に対して「あなたこそ、(目が見えないことを)武器にしているんじゃないでしょうか」

そして、電話越しの姉の美和に対して「こちらの条件を飲むんだったら帰すと言ってくれ」と、高梨雅也(斎藤工さん)に告げつのでした。

「恵麻さんは、お姉さんに社長を退いて欲しいと、それが叶うなら、コンクールで全力を尽くすと」

「見えないことが、特別なことじゃないと思うなら、恵麻さん、誰かの力を借りて夢を叶えてもいいんじゃないですか」

その場に駆け付けた、姉の美和が教会のピアノを弾き出すと、妹の恵麻も一緒に、二人並んで楽しそうに弾き出したのです。

それは、ピアノを愉しんでいる、幼き頃の姉妹の姿だったのでしょう。

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第2話からのメッセージ。

旅立ちの朝。「私の夢を守ってくれてありがとう」

ポーランドへの出発の朝、恵麻は一人で海外へ行く覚悟が出来たようです。

見送りに来た、島崎章(木村拓哉さん)の顔を、指で撫で回し何も言わず、迎えのタクシーに乗り込みました。

その行動を見ていた姉の美和は「私の夢を守ってくれてありがとう」と、言ったんだと思いますと解説します。

高梨雅也(斎藤工さん)と一緒に見送った島崎章は「まさか、お前がピアノを習っていたとはね…」

そして、「俺がKICKSガードを辞めた本当の理由は…」と言って、退職の話をし出したのです。

恵麻はポーランドのピアノコンクールで、準優勝となったようです。

島崎章が背中診察のために女医の元を訪ねます。

階段から落下したことについて「(新選組の)池田屋の階段落ち」のようだと女医は茶化すのでした。

そして、「ボディーガードを探している人がいるの、かなり危ないようだけど…」