自分の好きな事で、事業を起こす。
今、創業が注目されています。確かに、創業って夢がありますよね。自分の考え通りで事業を進める。
自分が好きな事、自分が得意な事で、自分が経営する事業の、オーナーになる。
自分の思いを実現して、経営をして見たいなど、一国一城の主になるのです。
最近は、主婦や定年退職した高齢者の方の、創業が目立ってきています。
長年自分がやって来た事や、好きな事や、得意な事で創業出来れば、遣り甲斐が全然違って来る筈です。
そのことに、誰よりも詳しい筈ですから、成功のチャンスも高まるでしょう。
でも、創業は誰でも初めての事なので、不安や心配が付きまとう筈です。そんな不安が解決出来るか考えて見ましょう。
日本の開業率は4%~5%。
意外と伸びない日本の開業率。
日本は、国を挙げて創業支援に力を注いでいます。
その背景には、中小企業庁の調査によると、我が国の開業率が4~5%で推移していて、欧米諸国に比べても、低い水準にあるようなのです。
開業率が最も低いドイツでも7%前後、最も高いイギリスでは、14%を超えているようなのです。
僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード [ 和田一郎 ] |
日本の廃業率は4%。
これからも減る傾向にある日本の廃業率。
一方、我が国の廃業率は、4%を下回る推移を続けています。開業率、廃業率がどっこいどっこいで、推移していると言う事は、
世界で一番、少子高齢化が進んでいる日本では、今後、更に廃業率が高まる傾向が、予想されると言うことです。
働く人が減れば、国力は低下します。だから、政府は、あれやこれやと、メニューを用意して、創業を促しているのです。
創業成功のカギは、自分の強みとニーズ。
成功は、自分の強みとお客さまのニーズのマッチング。
自分の好きなことや、趣味を生かして創業したい。今までの知識と経験を生かして、創業をしたいと考えたら、
自分の強みとお客さまの需要が、マッチング出来るビジネスモデルであるかを、発見出来れば、創業成功のチャンスは、グッと近づくでしょう。
いくら自分が精通している分野と言え、需要が極端に少ない分野では、そもそも、顧客がいません。
ある程度の、顧客層が見込めなければ、創業自体が行き詰ってしまいます。
なので、自分の好きな事だけではダメで、そこに顧客のニーズが無ければなりません。
悩み解決のお手伝いが成功へのチャンス。
お客さまの悩みに成功の鍵がある。
その時、一番大事なことは、自分の持っている好きな事や、得意なことで、お客さまの悩みを解決出来るか否かが、とても重要になります。
なぜ悩みをと思いますが、悩みには、そこには、悩みを解決したいと言うニーズがあるからです。
悩みを解決してあげられれば、人はありがとうと言って呉れるのです。
そして、その証としての、対価が発生するのですから。
自分の強みと、お客さまのニーズが有って、始めて事業は成功するのです。
創業から10年までの生存率は6.3%。
会社の生存率データ。
こんなデータもあるんです。国税庁が中小企業の設立から、廃業までの期間を まとめたデータによると、
設立から5年までの、会社の生存率は14.8%、設立から10年までの、会社の生存率は、6.3%だと言うことです。
これはあくまでデータですが、一応、頭の隅に入れて、創業の準備に取り組んでは、いかがでしょうか。
それだけ、長く事業を続ける事が、難しい事を示しています。
だから、長く続いている会社は、素晴らしいのです。事業には多くの波があります。
その要因は内部要因や、外部要因が重なっていますが、それでもそれに向き合って成長や、維持を続けるには、多くの努力が必要だと思いませんか。
また、創業を希望しても、会社にお勤めの間は、時間がなく、なかなか、自分の考えがまとまらず、方向性がつかめない事は、多いと思います。
でも、自分の年齢と将来を見据えて、創業のチャンスを、考えていらっしゃるなら、どうすれば良いのでしょうか。
創業支援を簡単に受けるには。
創業セミナーで、創業成功体験を学ぼう。
そんな時、利用するのが良いのが、創業の成功者の話を聞く事だと思います。成功者のマネをするんです。
あなたの身近にいらっしゃれば良いのですが、いらっしゃらない場合は、創業セミナーを利用するのも良いでしょう。
創業セミナーは、官民どちらでもやっていますが、初めは無料で利用出来る、自治体などが行っている、創業セミナーを、利用するのが良いでしょう。
セミナー参加者は、なんとなく創業したいと思っている方から、既に、具体的な創業計画を持って、
真剣に創業を考えていらっしゃる方まで、いらっしゃると思いますので、大いに刺激を受ける事になるでしょう。
具体的な創業の仕組みを学べ。
創業セミナーで仲間づくりをしよう。
セミナーの内容は、中小企業診断士が講師になったり、大学の創業関係の教授が、講師になる事もあるようです。
創業のイロハから、中には、実際の創業で成功した、事業者の方のお話を聞く、チャンスもあるようです。
セミナー形式で全4回ぐらい、週1回のペースで開催されるようです。ここで、創業までのプログラムを、勉強する事になります。
創業のリサーチから、自分の強みの分析、そして、具体的な創業計画書の作り方、創業資金の申込み方、などを学べるようです。ぜひ、活用をお勧めします。
創業を目指す人と、刺激を分け合う。
自分一人は弱いもの。
そして、一番大事な事は、このようなセミナーに参加する人と、横の繋がりを持つ事だと思います。
セミナーは、終わってしまえば、解散になってしまいますが、その中から、必ず創業する人が出て来ます。
そうした人たちから、刺激を受けることが、創業のエネルギーになるのではないでしょうか。