家を買うには、覚悟が必要です。
家を買うには覚悟が要ります。だって買った後の、将来が心配じゃないですか。
自分は真面目に、仕事を続けていく積りでも、仕事の失敗で降格したり、左遷される事が、無いとは限りません。
家を買おうとした時、このまま順調に、仕事をして行けるんだろうか、景気の影響でリストラにならないか、最悪の場合、勤務先の倒産はないだろうかと、考えたりしませんか。
どんな事態になっても絶対に売れる家。
絶対に売れる家の条件は何。
でも、家族のために、家は欲しいので、どんな事態になったとしても、売りたいと思った時には、絶対に、売れる家を、買おうと思ったのです。
それには、建物じゃなくて、土地の選択が、重要なんだと思います。
どんなに素晴らしい家を建てたところで、その土地の、道路付けが悪ければ、価値も低くなり、売る場合は、とても苦労するでしょう。
そこで、どんな物件が人気があるのか考えると、答えが見えて来ます。
住宅地なら、環境が良くて、日当たりが良くて、家の前に高い建造物が無くて、
ある程度広い公道に面していて、角地で、建ぺい率容積率が良い物件じゃないでしょうか。
環境が良いと言うことは、住宅地なら、文教地区のような場所で、近くに公園があって、
整った街並みが、広がっているような場所でしょうか。
人気が高い物件は、誰もが求めている物件であるので、値崩れがしにくく、どんな状況になっても、人気がある物件なのです。
どんな家を探せば良いのだろう。
具体的な家の探し方。
では具体的に、どんな家を探せば良いのでしょうか。
例えば、良くある区画の、建売分譲住宅の一例を紹介すると、
建売分譲住宅の、6棟現場で、真ん中に5.5mの、位置指定道路が入っている、住宅地が有って、一区画の分譲坪数が、約40坪の分譲物件の場合だったら、
その区画の中で一番良いのが、手前の公道に面した、角地にあたる区画でしょう。それが東南の角地なら最高です。
日当たりも良く、角地なので、建ぺい率も1割アップが期待出来ます。
そのため、売出し価格が一番高く、奥の建売分譲住宅に比べると、10%~20%増しぐらいの、価格で販売されるでしょう。
そして、販売されれば、先ず手前の一番条件が良い、区画の物件から売れる事でしょう。
そして、奥の建売分譲物件の家は、売れ行きが悪く、場合によっては、建売業者が値引きをして、安く処分する事もあるでしょう。
万一の場合を考えた家の買い方。
処分する時に、大きな差がでる。
そんな場合でも、絶対に入口部分の角地で、日当たりの良い物件を買うべきです。
何故かと言うと、例えば入口部分の東南の角地区画が3,500万円だとしたら、一番奥の区画は3,150万円ぐらいでしょう。
しかし、何年か経って、もしも処分する場合になった時に、大きな差が出るからです。
建売分譲住宅は、その販売価格に、建売業者の利益分、大体1割程度が乗っかっています。
建物が木造住宅であれば、減価償却で20年経過すれば、書面上の建物価格は、0になってしまいます。
でも、住宅地として整備されてきた訳ですから、電気、ガス、水道、下水道のライフラインは整備済みですので、
建物価格が0と言う事には成りません。当然その価値は評価されます。
それでは20年後は、どうなっていると思いますか。
3,500万円の角地の区画は、書面上での建物価値が無くなっても、
ライフラインは整備済みですので、その分が加算され評価されるでしょう。
中古住宅として売却するのは、築20年以上経っていれば、かなり難しいかも知れませんが、
建売業者であれば、土地を更地にするのを条件に購入するでしょう。
価値ある物件を探すには。
いつの時代でも、価値ある物件とは。
土地が東南の角地であれば、その時の公示価格の、10%~20%アップぐらいであれば、建売業者は買うでしょう。
奥の区画は、公示価格の20%減でも、建売業者には、魅力ある物件と、映らないかもしれません。
その上、奥の区画の家は壊すのに、大型の重機が入り難いとなれば、解体費用も増すことから、建売業者は更に敬遠します。
将来自宅の価値を毀損させないためにも、最初に購入する時の選択が重要です。
でも、生涯そこで住み続けるなら、安い方が良いですかね。 しかし、将来万一の事を考えるのだったら、
絶対に考えなければならない事です。