勤務先の業績悪化で住宅ローンが心配。
Kさんは悩んでいました。35歳の時に念願の住宅を購入し、充実した人生を送っていましたが、
その後、勤務先の会社が業績悪化で、同系の大手企業に、吸収合併されてしまったのでした。
この先、自分はどうなってしまうのか、吸収合併された会社で、自分の未来はあるのかと悩み、とても不安になっていました。
Kさんの仕事の内容は、合併前と、あまり変わりませんでしたが、待遇面では、大きな変化がありました。
給料が減ってしまった。
収入が減少し、住宅ローンが心配。
45歳になっていた彼は、合併前の会社では、課長職にありましたが、合併後は課長職を解かれ、一般職の営業となり、営業の第一線で働く事になりました。
給与は課長職を解かれた事で、年収600万円前後となり、以前の3分の2に、落ち込んでいたのです。
その時点で、住宅ローン残高は2,000万円あって、70歳で完済する予定でした。
給与が低くなってる中で、子供の教育費も掛かることから、このままで、大丈夫だろうか、
定年は60歳でも、その後再雇用で、65歳までは働けたとしても、65歳からは、同じように、住宅ローンの返済は、出来るだろうかと悩んでいました。
住宅ローンの借入をした当時は、70歳完済と言う事は、分かっていましたが、
会社が吸収合併に合い、果たして70歳まで、住宅ローンを返済してゆく事が、自分に出来るだろうかと、不安になったのです。
住宅ローンは、65歳までに終わらせる。
ネット銀行で住宅ローンの借換えは。
どうしたら良いのか考えて見ましょう。70歳までで組んだ住宅ローンを、65歳で完済するには、かなり難しいハードルがあるでしょう。
その解決の1つとして、ネット銀行を利用するのは、どうでしょう。
ネット銀行を利用すれば改善出来る可能性が有ります。
現在残高 2,000万円 45歳~70歳(25年間) 金利 1.8% 毎月返済額83千円 返済総額 2,486万円
ネット銀行で借換試算したら。
現在残高 2,000万円 45歳~65歳(20年間) 金利 0.5% 毎月返済額88千円、返済総額 2,103万円
こうすれば、毎月の返済額をほとんど変えること無く、返済期間を5年間短縮する事が可能になります。
これは、ネット銀行が、ほとんど、経費や人件費を掛けていない事で、その分、金利を低く抑えることが出来るからです。
借換えのための、手数料は掛かりますが、ネット銀行の中には、保証会社の保証料がないところもありますので、最小限での費用で借り換えする事も可能です。
ネットバンク。
ネット銀行のデメリット。
ネット銀行のデメリットは、審査が厳しい、審査に時間が掛かる、対面での面談が出来ないなどの欠点もありますが、上手く使えば有効な借換えも期待できます。
ネット銀行の審査では、Kさんは給与が下がってしまいましたが、大手企業の社員になった事で、勤務先の信用度が増し、安定的な勤務先のランキングで、上位になったと判定されるでしょう。
また既に、10年間返済してきた返済実績があり、その返済振りも、一日も延滞する事が無く、返済していれば高く評価され、彼の信用度を高く押し上げられると思います。
更に返済比率も25%以内であることから、問題ないと結論が出る可能性が高いと思います。
住宅ローンでは、金利が一番重要です。最初に借りた銀行に、恩義がるとは言いませんが、時と共に見直しすることが大事です。
まず、住宅ローンの返済予定表を見て、金利のチェックをしてください。
内入れは支払利息を軽減する。
住宅ローンの内入をすることは、メリットがある。
低金利の、住宅ローンの肩代わり銀行が、見つけられない場合には、65歳までに、完済出来るようにするためには、数年毎に、内入れを行い、返済期間を短くする事も有効です。
特にお子さんが、学校を卒業した後は、貯金が出来る最後の期間となります。
この間に、貯金をする事が大事ですが、それ以上にその貯金分を、住宅ローンへ内入して、返済額を減少させておくことは、大きなメリットがあります。
まず、住宅ローンの返済予定表を見て、金利のチェックをして見てください。