麒麟がくるネタバレあらすじ名言セリフ第22話~京よりの使者




『麒麟がくる』第22話「京よりの使者」で放送再開!

『麒麟がくる』は、前回6月放送の「決戦!桶狭間の戦い」を最後に休止していましたが、

いよいよ、満を持して、2020年8月30日から、放送再開になりました。どんな展開になって行くのか楽しみです。

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美濃編・越後編を経て、物語が動き出す!




「美濃編」斎藤道三に仕えた日々。

これまでの流れは「美濃編」として、明智光秀は美濃の国で、斎藤道三の嫡男、高政と共に武道や勉学に励んだ幼少期を経て、斎藤道三に仕えます。

その後、道三の命令で京の情勢を探ったり、鉄砲の入手に画策したりし、そして、道三の娘、帰蝶の織田信長への輿入れ尽力します。

しかし、道三と嫡男高政の争いに巻き込まれ、明智家は道三側に就き、斎藤道三親子の争いは、嫡男の高政が勝利し、帰蝶の計らいで越前へと逃れたのでした。

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「越前編」長良川の戦い。

「越前編」では、越前で貧困な生活を余儀なくされ、寺子屋で子供たちに読み書きを教えて、生活の糧にしていました。

そして、斎藤道三が高政との決着を付ける決意をします。

ついに、『麒麟がくる』序盤の最大のクライマックスが訪れます。1556年(弘治2年)「長良川の戦い」が起こるのでした。

長良川を挟んで、北岸本陣に道三勢2,000人、南岸本陣に高政勢12,000人。軍勢での格差は否めず、道三は嫡男高政によって、葬られてしまったのです。

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桶狭間の戦いで今川義元を討った信長。




凱旋した信長を待ち受けた光秀。

一方、織田信長には宿敵、今川義元がいました。軍勢財力で劣る信長でしたが、

今川義元が遠征し、桶狭間に差し掛かった時に奇襲をかけて、今川義元を討ち取ったのでした。

急遽、尾張に向かった明智光秀は、今川義元との戦いに勝利し、凱旋して来た信長を道中で待ち受け、今後の展望について問答をする姿で終わっていました。

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今後の展開はどうなる?


光秀の最大のライバル、豊臣秀吉の存在。

これを時系列に見ると、1556年4月~「長良川の戦い」で斎藤道三が戦死。

1559年2月~織田信長が初めて上洛し、あわや刺客に遭遇。

1560年5月~織田信長が「桶狭間の戦い」で今川義元を討ち取る流れでした。

そして、今後の展開を予想すると、豊臣秀吉、徳川家康が更に絡んで来るでしょうし、

特に、豊臣秀吉は、明智光秀が織田信長の家臣になってから、「本能寺の変」に至るまで、最大のライバルになって行くのでしょう。

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第22話「京よりの使者」あらすじ。




力の落ちた将軍・足利義輝からの知らせ。

第22話「京よりの使者」は、桶狭間の戦いから4年後の永禄7年、明智光秀一家は、越前で、相変わらず貧しい暮らしをしているところから、物語が動き出します。

光秀は難しい顔をして書物を読んでいました。それは鎌倉幕府の正史『吾妻鏡』のようなのです。

この『吾妻鏡』は、徳川家康の愛読書として、知られているようです。

そこに、光秀を訪ねて来たのが、細川藤孝(眞島秀和さん)でした。

京では三好長慶(山路和弘さん)が権力を掌握し、将軍・足利義輝(向井理さん)は完全な傀儡(カイライ)に成り下がっていたのです。

すっかりやる気を無くし、怠惰な日々を送っていて、別人のようになった将軍・足利義輝の話し相手として、京の二条御所で行われる、能を見に来て欲しいと言うものでした。

そして、光秀に足利義輝の真意を、探って欲しいと言うものだったのです。

越前へ来て8年、2人の娘も生まれ、貧しい家族を残して京へ行くことを悩みますが、

「もっと、何か出来ることがある筈、その何かを見つけるために京へ行ってみたい」と妻に打ち明けるのでした。

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将軍・足利義輝の麒麟のはなし。




麒麟を連れて来る男になりたい!

二条御所では薪能が行われていました。薪能のあと、将軍・足利義輝と対面します。

「面を上げよ!、お告げの通りだ、夢に観音菩薩が現れ、越前から助けが来る、それを頼りにせよと」と言ったと言うのです。

「あることを頼もうとしていた。正直に言うと三好長慶を討って欲しいと、されど、頭を冷やしてよく考えた。」

「十兵衛、覚えておるか、昔そなたに麒麟の話をした。私は、麒麟がくるような、男になりたいのじゃ」

「皆の心が、私から離れてゆく、なんとも上手くゆかぬ」

「私に考えがございます」それは、強い大名を将軍のために上洛させると言うもので、「尾張の織田信長は、只ものではありません。大いに力になるでしょう」と話し、

光秀は、今や勢いに乗る織田信長を、上洛させて見せると足利義輝に約束したのです。

それに対して、将軍・足利義輝は「そなたに託す、織田信長を連れて来て呉れ!」

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光秀の迷いを解く、京の名医東庵。



登りきると、良い眺めじゃ!

足利義輝の元を後にした光秀は、京の町を彷徨い、気が付くと京の名医東庵の元に来ていました。

そして、光秀は東庵に、自身の胸の内を吐露したのです。

「そのお方は、迷うておられる。その雲を払ってあげたい。しかし、この先の事を思うと、大きな山を前にしたようで…、しかし、登るほかありません」

それに対して、東庵は、過去の医者としての経験から、

「治るものは、己の生きる力で治る。雲が晴れるか否か、目の前のことを、一つづつやって行くしかないのでは…、登りきると、良い眺めじゃ」と、発したのです。

その後、三好が死去したと言う知らせが入りました。そして、次回「義輝、夏の終わりに」となるようです。

光秀は、「信長にカリスマ性を感じ、彼を使えば『麒麟が来る、平和な世』が実現できるかもしれないと考えているようでした。

明智光秀役の長谷川博己さんは、インタビューで、戦国の乱世と、国難に見舞われた現在を重ね「今こそ、麒麟が来て欲しい」と話していたのです。

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