『麒麟がくる』第34話 ネタバレセリフ名言~焼打ちの代償。




『麒麟がくる』第34話。焼打ちの代償。

元亀2年9月。

信長は延暦寺に総攻撃を掛け、壊滅に追い込んだのでした。

その中で、比叡山延暦寺の天台座主・覚恕(春風亭小朝さん)は、難を逃れ逃走します。

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将軍足利義昭の信長への憤り。


残虐な比叡山焼き討ち。

この戦は、光秀の功績が大きいとした信長は、滋賀の領地を光秀に与え「それが、わしからの褒美じゃ」と発します。

京の将軍・足利義昭の元には、比叡山から多くの難民が押し寄せます。

将軍・足利義昭は医者に怪我人の手当てをさせながら、この様な、残虐な仕打ちに、憤りを隠せないでいました。

長く仏門にいた義昭にとって、幕府が戦を止められなかったことは、到底許せるものではなく、

摂津(片岡鶴太郎さん)に、激しく怒りをぶつけます。

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摂津晴門の策略。




公方さまには覚悟があるか。

残虐極まりない、比叡山の焼き討ちを目の当たりにした、摂津晴門(片岡鶴太郎さん)は、将軍・足利義昭(滝藤賢一さん)に、

「この際はっきり、織田との関わりを断つべき」と言われ、

「公方さまに、そのご覚悟が、おわりかどうかでござりまする」と迫り、もう、信長と手を切るべきだと、進言するのでした。

さらに摂津は、大和の松永久秀(吉田鋼太郎さん)と筒井順慶(駿河太郎さん)の内戦に加わり、

筒井側に付くことで、その立場を表明すべしと迫るのでした。

両者が戦を始めた際に、幕府が筒井側に付く事で、松永の後ろ盾である、信長との対立構造を、取ろうとしていたのでした。

そして、摂津はその覚悟を、義昭に迫ります。

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光秀の次女が襲われる。




悪いのは父じゃ!

そんな中、ある日、市場に出かけた光秀の次女・たまは、信長が比叡山を焼打ちしたことに、異議を唱える輩たちから、石を投げつけられ、額に怪我を負います。

光秀は、娘の治療をして呉れた、東庵(堺正章さん)の診療所を訪れます。

そこで、たまから、市場に来たことが悪かったと言われると、「悪いのは父だ、父が比叡山で戦をしたからだ。謝る。」と話すと、

たまは「父上は悪くない。戦に良い戦も、悪い戦もない」と言ったのです。

そして、光秀は、駒(門脇麦さん)から、将軍・足利義昭は、筒井に味方し、信長から離れることを決めたと聞かされます。

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筒井と松永の和議工作。




今井宗久の仲介工作。

この事態を回避すべく、何とかして止めなければと慌てた光秀は、堺の今井宗久の元を訪ねます。

そして、筒井と松永の和議を段取ろうと、2人を対面させるのです。

光秀は松永に、大和を諦めてもらう手立てとして、先の戦で信長から与えられた志賀の領地を譲ると話すと、

これには、松永も大いに驚きます。

信長が神仏を、あそこまで焼き滅ぼしてしまったことで、松永は、

義昭と信長の関係が、そう長くは持たないと踏んでいたのですが、それは光秀も同じことでした。

光秀自身も、あの戦のやり方には、ひどく心を痛め、苦しんでいたのです。

それでもなお、光秀が、あの戦いは、世の中を変えるためには、致し方のないことだと思っていることを、松永は言い当てます。

そして、志賀の領地を差し出すほどの、光秀の心意気に、松永は筒井との話し合いを了承し、和議は無事に成立となったのです。

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帝から信長へのお言葉。




誰が覚恕を比叡山から、追い払えるか。

信長は、帝から、胸に届くお言葉を貰っていました。

「此度の戦は、止もう得まい」と言われ、末永い都の繁栄を願われ「大義であった。頼みにしている」と、仰せになったのです。

京 内裏では帝が、町医者・東庵と碁を打っていました。

「信長の他に、誰が覚恕を比叡山から、追い払う事が出来たであろう」

「褒めて欲しそうであったので、褒めてやった」と述べたのです。

その後、京を追われた覚恕(春風亭小朝さん)は、甲斐の国の、武田信玄(石橋凌さん)に匿われていました。

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