お金を貯めるには、人生で貯められる、時期がある。
お金を貯めるは大変です。でも、お金を比較的貯めやすい、時期があります。
この時期を、絶対に逃さないことです。お金は計画的に、貯めようと思わないと、貯められません。
そして、この貯められる時期は、人生で3回巡って来ます。そのチャンスを逃さないで欲しいのです。
サラリーマンにチャンスがくる。
サラリーマンには、多くのチャンスはない。
もちろん、事業で大成功を収めたり、サラリーマンとして、スピード出世をした場合は、このチャンスは多く訪れるでしょう。
しかし、普通のサラリーマンの場合は、そうたくさんのチャンスが訪れる可能性は低いからです。
そのチャンスが巡って来る時期は、事前に分かります。
そのチャンスを逃さないで、最良の結果を出すには、事前の準備が、絶対に必要です。
前に進む力 結成45年、グラミー賞常連の人気ジャズ・オーケストラに学ぶ、人生のチャンスをつかみとる47の方法/ダグラス・パーヴァイアンス/跡部徹 |
人生で巡って来る、3回のチャンスを逃さない。
お金を貯められる第1期。
まず1回目は、新入社員として、入社してから結婚までの間です。この期間はまだ比較的、支出が少ない時期です。
この時期に結婚資金などを貯めるべきです。
給料が毎月入ることで、学生時代にやりたくても出来なかった事に、お金を使いたい気持ちは分かりますが、
でも、使うお金はほどほどにして、将来に備えるための、凄く貯めやすい時期なんです。
それは、自分だけで、自分の給料の使い道を決められる時期だからです。
この時期に、貯められられるか、貯められないかによって、あなたの同期と、大きな差が付きます。
私はこの時期に、学生時代からやりたかった、鉄道模型に散財しすぎた経験があって、
少し貯金のスタート時期が、遅くなった苦い経験があります。
私が散財している間に、同期は既に、貯金をスタートさせていたのです。
そのことを私が知ったのは、随分後の事になってしまいました。
それを知った時、お金と、時間を、なんて無駄に使っていたんだと悟り、凄く後悔した覚えがあります。
お金を貯められる第2期。
2回目が、お子さんが小学生の間です。
お子さんが幼稚園や保育園の時は、結構支出がありますが、公立の小学校に行かれる場合は、お金が貯められる時期です。
お子さんが小さい内に、住宅購入の頭金などを、貯めるようにします。
この期間は6年間です。この間、毎年50万円づつ貯められれば、300万円になります。
ちなみに、貯金の限界額は、年収の20%が、上限と言われています。
年収600万円の方が、年収の20%を貯金出来たとしたら、年間120万円×6年間=720万円になるのです。
中学生になると、私立中学や学習塾、習い事などお金が掛かって来ます。ですから、この時期を有効に使いたいものです。
お金を貯められる最後の機会。
お金を貯められる第3期(最終期)。
最後が、お子さんが学校を卒業してから、定年退職するまでの間でしょう。
この時期になれば、役職に就いている事も考えられ、所得もピークに来ている、かもしれませんから、
貯めるための絶好の、そして最後のチャンスです。
住宅ローンの返済以外は、極力貯蓄に宛てると良いでしょう。絶対に、この時期を逃さないことです。
定年までの間で、貯めた貯金と退職金、それに年金が、老後を支える資金となります。
この頃には、退職金の算出額も、出来るでしょうから、
自分が貰える退職金がいくらになるのか、年金の支給額がいくらになるのか。
それらの情報を集めながら、貯めるべき金額を決めて、貯蓄に専念すべきです。
この頃になると、お金を貯める他に、投資の事も、再認識する必要があります。
退職金と言う大きなお金が、数年後には入って来ます。それをどうするのか。考える時間です。
この3つの時期を過ぎると、お金を貯められるチャンスが無くなる。
この他の時期は、お金を貯めようと思っても、そう簡単には貯められません。
特に、住宅購入後は、ボーナスは、住宅ローンの返済と、お子さんの教育資金に消えていきます。
退職金や企業年金は、各企業で違いますので、事前に調べておいて、どのくらい出るのか、試算して貰っておくと良いでしょう。
至急!計画書を作って。
お金の計画書を作って、その時期に備える。
そして、これらの貯金を、進めてゆくには、事前に計画書を、作成しておく必要があります。
お金を貯められる第1期、第2期、第3期を、計画書に組み込んで、その時期が到来する前から、準備をしておく事が大切です。
お金が貯められる、第1期に考える事は、結婚資金の金額を予想する事。住宅購入金額を予想する事です。
これが、決まれば、いつまでに、いくら貯めるかが、明確になります。それを、計画書の中に織り込んでゆくことです。
お金が貯められる、第2期に考える事は、住宅購入金額を予想する事。お子さん教育資金の、だいたいの額を予想する事です。
教育資金は、その期間に支出する、お金が集中しますので、予め、計画書に織り込む事で、
支出時期と、対策時期が明確になるでしょう。
お金が貯められる、第3期に考える事は、老後資金を予想する事でしょう。
自分の老後に生き方、働き方をある程度決めて、それを計画書に織り込んでください。
自分が計画を立てた目標に、近づいているか、事前に作った収支計画書通りに出来ているか、確認しながら進めると良いでしょう。
「お金を貯めるには、人生で3回あるチャンスを逃さないで。」への2件のフィードバック
コメントは停止中です。