定年は確実にやって来ます。その前にやっておくこと。
老後のこと考えていますか。なかなか、考えたくない事です。
しかし、定年は確実にやって来ます。そしてその日は割と近いのです。
生涯現役!、なんて言うカッコいい言葉が飛び交っていますが、生涯現役でいられる方は、ほんの、一握りの方だけです。
生涯現役で働ける人は一握りの人。
生涯現役でいられる人は。
生涯現役でいられる方は、ご自分で、ご自分の将来を、決定できる立場にいる方でしょう。
ご自分で決定権をお持ちの方は、たぶん、ご自分の引き際を絶えず、考えていらっしゃる方でもあります。
その他には、人とは比べものにならないぐらいの、資質、技術、技能などを持っていて、
それを、決定権のある人が、評価してくれる方でしょう。
生涯現役は、物凄くハードルが高い。
社長さんと言えども、生涯現役でいられる事は、難しいんじゃないでしょうか。それが出来るのは、オーナー社長さんだけです。
オーナー社長さんであれば、ご自分の体力、気力の続く限り、自分の好きな仕事が出来るでしょう。
でも、その裏には、自分の引き際を常に考えている方でしょう。
普通のサラリーマンで、人とは比べものにならない程の、資質、技術、技能などを持って、
生涯現役の仕事に携わる事が出来る方は、ほんの一握りの方だけだと思います。
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定年後は、働きたくても働けない。
年齢を条件に、退場を言いわたされる。
殆どの方が、現役で働きたいと思っていても、年齢を理由に、退場を宣告されてしまいます。
現役で仕事をしている時は、毎月、給料日になれば、決まって口座に給料が振り込まれて来て、普通に生活をしています。
しかし、定年となるとその源泉が無くなり、年金に変わります。それは、凄く寂しい気持ちに、なるんだろうと思います。
サラリーが無くなってしまう虚しさ。
今まで、何十年と仕事をして来て、普通にサラリーとして振込まれていた給与が、無くなってしまうのです。
でも、そんな日は、必ずやって来るのです。
そこで、退職後の年金が大事になって来ます。サラリーマンの方なら厚生年金。更に、厚生年金基金があればなお良いでしょう。
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時間を味方に付けて個人年金に加入する。
自分で加入出来る個人年金。
そこに、自分の意志で加入出来る個人年金は、収入源がなくなる老後に於いて、大きな力になります。
老後は、公的年金だけで充分と思う方は、何もしなくて良いでしょうが、
少しでも老後の不安を感じる方は、時間を味方に付けた、資産形成を早めにする必要があるでしょう。
こんな、個人年金の加入例があります。
個人年金の一例ですが、32歳の時に加入した場合、
毎月9,250円の掛金で、28年間加入し、60歳~75歳までの15年間に、毎年50万円が支給されるタイプの、個人年金があります。
これは、15年確定年金タイプです。60歳~75歳までの15年間で、毎年50万円×15年=750万円になります。
もしこれを、貯金だけで貯めたら、毎月9,250円×12ヵ月×28年=310万円となります。
これは貯金ですから、60歳の時点で全額引き出せますが、
その後の、15年間で、その貯まった資金を運用しても、750万円にする事は、難しい事でしょう。
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老後のために時間を味方につけよう。
時間を味方に付けた運用。
このように資金運用は、大きく資金を集めて、
専門家が運用した方が、運用成績が上がる可能性がある場合も、あるんじゃないでしょうか。
この例では、個人年金の支給は15年×50万円=750万円ですが、あと2口加入していれば、15年で2,250万円の受給が出来るのす。
掛金が毎月18,500円、増えてしまうでしょうが、家計の見直しなどすることで、出来ない事も、無いと思いませんか。
将来の老後資金の準備は、既に始まっている。
掛け過ぎている保険の見直し、使い過ぎているスマホの通信費、こんなものを見直す事で、
老後の家計費の改善を図る事は、出来る可能性はある筈です。
但しそれには、時間を味方に付けた、運用が条件です。
時間を味方にした運用は、老後の生活資金の、大きな補完になると思います。
定年後は収入が無くなり、年金だけが収入源だと言う事を、若い頃から考えていた人は、早めの対策が出来る筈です。
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「【お金の教科書】老後資金の補完で、個人年金の加入も考えて」への1件のフィードバック
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