2020年7月11日、「長谷川町子記念館」がオープン！
テレビアニメの『サザエさん』は、今なお高い視聴率を維持し、日曜日の午後6:30は、長年定位置を占めています。
今なお人気の高い『サザエさん』ですが、作者の長谷川町子さんの原画を常設展示する、
「長谷川町子記念館」が、2020年7月11日にオープンしたと、朝日新聞が伝えています。
長谷川町子記念館オープン。
長谷川町子生誕100年記念事業。
作者の長谷川町子さん(1920～1992)と、姉の毬子の収集した、美術品を展示する、
「長谷川町子美術館」(1985年開館)が、同館の向かいに、分館として建てたもので、地上2階建てで延べ床面積1,266㎡。
長谷川町子の生誕100年を記念して、4月に開館の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、延期されていたそうです。
常設展示されるものは代表作の『サザエさん』『エプロンおばさん』『いじわるばあさん』を中心に、
原画や掲載誌、単行本のほかに、執筆に用いたペンや筆なども展示していて、
子供時代のスケッチブックや写真などで、その生涯を振り返るようです。
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企画展「長谷川町子の漫画創作秘話」(2020年9月27日まで)では、アイデアを練った草稿と、完成作品を並べて展示。
鮮やかな色彩で塗られた、単行本の表紙の原画も、数多く並ぶようだと、朝日新聞は伝えています。
料金は一般900円、65歳以上800円、大学・高校生500円、小中学生400円（美術館と共通）。月曜日休館。
時間を区切って入場制限を行う。問い合わせは美術館(03-3701-8766)
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テレビアニメのサザエさん。
2020年で放送50年超え。
アニメの「サザエさん」は1969年からテレビ放送され、2020年で放送50年を超えました。いつ見ても、ほのぼのとした気持ちにさせて呉れるアニメです。
私の好きなシーンは、波平やマスオさんが駅前の飲み屋や、寿司屋に寄ってはちょっと一杯、
波平がノリスケにつかまり、お酒をご馳走するシーンが、度々登場します。
マスオさんが、アナゴくんに誘われて、飲みに行ったり、帰宅してから、波平とマスオさんが一杯と、お酒のシーンがたくさん出てきます。
アニメの中でこれ程、お酒のシーンが出て来る作品も、他にはないんじゃないかと思う程です。
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『サザエさん』の誕生。
フクニチ新聞から朝日新聞へ。
『サザエさん』の原作は、地方のフクニチ新聞の、夕刊フクニチの4コマ漫画で、
1946年(昭和21年）4月22日から掲載され、その後、全国紙に移行し、朝日新聞の朝刊に1956年（昭和26年）4月16日から掲載されたようです。
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長谷川町子さんは、シャイな人。
素顔はベールに包まれていた。
サザエさんの原作者、長谷川町子さんは、女性漫画家としての開拓者で、漫画家で唯一、国民栄誉賞を受賞しています。
しかし、その素顔はベールに包まれていました。
長谷川町子さんが暮らした街は、東京都世田谷区の、東急田園都市線 桜新町の街でサザエさんちの最寄り駅は、あさひヵ丘駅から徒歩10分圏内です。
なぜなら、夕方の雨のシーンで、よくカツオとワカメが、波平に傘を届けに行くシーンが出て来ます。
子供の足で、傘を届けに行くのですから10分程度なのでしょう。
原作者の長谷川町子さんは長年、桜新町に住んでいて、この街をイメージして、「あさひが丘」と言う架空の街を編み出したのでしょう。
長谷川町子さんは、とにかくシャイな人で、人前に出ないようで、自宅周辺でも、長谷川町子さんを知るのは、美容院の人ぐらいと言われていたそうです。
晩年、日本漫画家協会賞の授賞式に出席した時に「動く長谷川町子を初めて見た」と、どよめきが起きたと言う、逸話が残っているようです。
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サザエさんと長谷川町子 （幻冬舎新書） [ 工藤 美代子 ]
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「マー姉ちゃん」
『サザエさんのうちあけ話』
1978年に『サザエさんのうちあけ話』を朝日新聞日曜版に掲載、翌1979年に単行本として出版されると、
これを原作として、姉の毬子さんを主人公として、ＮＨＫの朝の連続ドラマ『マー姉ちゃん』が放送され、
姉を熊谷真美さん、町子を田中裕子さんが演じて、これがきっかけで、田中裕子さんが注目されたのでした。
この姉妹は、共々凄い人たちです。たまには東急田園都市線に乗って、桜新町に行ってみようかと思います。
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「長谷川町子記念館オープン！サザエさん作者生誕100年で開館」への3件のフィードバック
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