相棒season20 第4話「贈る言葉」捜査二課の陣川公平が登場




相棒season20 第4話「贈る言葉」捜査二課刑事の陣川公平が登場

Season20第4話「贈る言葉」に、原田龍二さん演じる名物キャラクター・捜査二課刑事の陣川公平が登場しました。

陣川公平が登場するのは、Season18の第6話「けむり~陣川警部補の有給休暇」(2020年2月放送)以来、約2年ぶりでした。

陣川公平は、Season3で、2度の誤認逮捕を起こして、一度特命係に左遷された「特命係初代・第3の男」と言うべき存在です。

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世界的ゲームクリエイターに起きた事件。


今回のSeason20第4話「贈る言葉」は、陣川公平が、殺人容疑がかかった、

親友のゲームクリエイターの潔白を晴らすべく、特命係と奔走します。

陣川公平は、高校時代からの友人である、

世界的ゲームクリエイター・鴫野大輔(黒田大輔さん)の結婚式で、スピーチ役を頼まれ大張り切りでした。

「こてまり」で、右京さんと冠城亘を相手に練習しますが、

張り切りすぎた末の出来栄えに、右京さんは、「更に練り直すことをおすすめしますよ」と、不安を抱きます。

そこで、スピーチの内容が今ひとつだったため、鴫野が長年世話になっていると言う、

スピーチライターの宮森由佳(瀬戸カトリーヌさん)を紹介されます。

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殺人容疑の疑惑。


興味を持った右京さんが、陣川公平に同行し、宮森由佳から話を聞いていると、陣川公平の携帯に、鴫野から連絡が入ります。

それは、「殺人容疑がふりかかった」と言うものだったのです。

昨夜、鴫野の元部下・相島潤平(金子鈴幸さん)が、何者かに鉄パイプで、撲殺される事件が起きましたが、

相島は死の間際、鴫野に「お前を絶対許さない。すべてを公にして謝罪しろ」と言う脅迫メールを送りつけていたのです。

親友を信じる陣川公平は「俺が犯人を捕まえてやる」と張り切りますが、

現場から鴫野の犯行を示唆する、ワイヤレスイヤホンが落ちていて、そのイヤホンから、鴫野の指紋が検出されたのです。

しかし、当の鴫野は、スマートフォンをどこかに置き忘れ、

「メールは見ていない」「事件当夜は考え事をしながら歩き回っていて、どこにいたか覚えていない」などと、あいまいな証言しかしないのでした。

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右京さんが不思議に思ったこと。



右京さんが不思議に思ったことは、鴫野を慕っていた、相島潤平が公にしたかった事です。

右京さんは「何を公にしたかったんでしょうね」

それは相島潤平が、思いがけない情報を、知ったからではないかと推理したのです。

鴫野大輔は、チネルコーポレーションの売れっ子ゲームクリエイターで、彼が作った「デッド・ウォーリア」が世界的に大ヒットして、

現在、その第4弾「デッド・ウォーリア4」の発売に向けて奔走している最中、この事件が起きたのです。

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三度も延期されたデッド・ウォーリア4



しかし、「デッド・ウォーリア4」の発売は、三度も延期されていていました。

その原因を、鴫野は、より良いものを作るこだわりから、発売が遅れているとしていたのです。

この延期に関しても右京さんは、何故、「デッド・ウォーリア4」だけが、何度も発売延期になっているのかと疑問に思うのです。

それを確かめるために、鴫野大輔の婚約者に尋ねると「彼は独立しようとしていたんです」と言う証言を得たのです。

それに対して右京さんは、「鴫野さんの気持ちはもう、「デッド・ウォーリア」から、離れてしまっていた。」として、

情熱を失っていたからではないかと推理したのです。

ヒット商品を長く作り出す事に、ヒットメーカーの鴫野は疲れ、最近では、そのアイデアが枯渇していたのでした。

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鴫野のスマートフォン。


そんな中、鴫野のスマートフォンはトイレに置き忘れていて、

清掃作業員がそのスマートフォンを見つけ、社長に渡していたことが分かったのです。

鴫野大輔の独立を知った社長が、鴫野の元部下で、鴫野を慕ってチネルコーポレーションに入社した相島潤平が、

鴫野の独立を知り腹を立て、「お前を絶対許さない。すべてを公にして謝罪しろ」と言うメールを送っていたことを知り、

ニセのメールで相島潤平を呼び出し、相島潤平を殺害し、その罪を鴫野に被せようとしていたのでした。

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本当の悪は誰なのか。



確かに社長は、相島潤平を殺害しましたが、その筋書にしっくり来ない右京さんは、

そもそも、社長にそのようにするように仕向けたのが、コピーライターの宮森由佳だと突き止めたのでした。

コピーライターの宮森由佳は、裏方の仕事である筈の、コピーライターの仕事で、

鴫野をスターダムに押し上げたことで、人を支配できると勘違いを起こしていたのでした。

事件が解決した後、ビルの屋上で、陣川公平は鴫野大輔と向き合いました。

そして、鴫野のキャッチフレーズである「未来は予測するものではなく、作り出すもの」と言うと、

鴫野のは「公平、ありがとう。」そして、近寄って来た鴫野の婚約者を察知すると「行けよ。早く」と促したのでした。

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