エンゼルス大谷翔平!ホームランダービーの結末と名言集。




メジャーリーガ-エンゼルス大谷翔平。HRダービー結末と名言

「先発として選んでいただけるのは凄い光栄。想像していなかった。」と、メジャーリーグオールスター直前の、記者会見で語った大谷翔平選手。

2021年の大リーグは、二刀流の大谷旋風が吹く中、

前半戦33本のホームランを放って、両リーグで、ダントツトップを独走のなかで向かえました。



オールスター!ホームランダービー。



ロッキーズのクアーズフィールド。

そして、オールスター戦前日の、ホームランダービーについても、否応なく多くの感心が集中し、

NHK総合での放映も決まり、その関心は高まっていました。

そして迎えた、日本時間2021年7月13日午前9:00、いよいよ、ホームランダービーが始まりました。

場所は、コロラド州デンバー、ロッキーズの本拠地クアーズフィールドで、

現役を代表するスラッガー8人がトーナメントで対戦し、優勝賞金は100万ドル(約1億1000万円)。

この催しは、オールスター前夜祭の恒例行事として、1985年にスタートしました。

8名の選手が、次々と内野の特設ステージに上がり、最後に大谷翔平選手が紹介されました。

気温32℃、湿度30%、標高1,600mのクアーズフィールドは、気圧が低くためボールが飛びやすいと言われています。

満員のスタジアム、外野には地元の子供たちがグローブ付け打球を追うのです。

大谷翔平 挑戦 [ 岩手日報社 ]



ホームランダービーのルール。



捕手役には専属通訳の水原一平氏。

対戦相手の組み合わせは、7月7日時点の本塁打数でシード順が決まり、33本塁打で両リーグトップの大谷選手は、第1シードに入っていました。

ホームランダービーでは、投手役や捕手役は、出場選手が決めることが出来ます。

大谷選手は投手役に、キャンプなどで打撃投手を務めたことのある、ブルペン捕手のジェイソン・ブラウン氏、

捕手役には専属通訳の水原一平氏を指名したのです。

試合方式は、第1、第2ラウンドは3分、決勝は2分の時間制で行われます。

試合は、スイング数等の制限はなく、時間内にどれだけ柵越えを放つかだけを競い、

時間は打撃投手が1球目を投げてからスタートし、投球が時間内ならタイムアップ後の本塁打も、カウントされる仕組みです。

更に、ボーナス時間があり、全ラウンド、全選手共通で各30秒のボーナスタイムが与えられます。

また、475フィート(約144・8メートル)以上の本塁打を打った選手には、そのラウンドでさらに30秒のボーナスタイムが与えられるルールです。

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2回の延長戦に持ち込んだ大谷翔平。




1回戦の相手はソト選手。

大谷翔平選手は、1回戦の最終打者として登場、対戦相手はナショナルズのソト選手。

先攻のソト選手は通常の3分間と、1分間のボーナスタイムの合計で、22本のホームランを放ちました。

後攻の大谷選手は開始直後の1分間が不調で、休憩を挟んだ後半に調子を戻し、

通常の3分間と、1分間のボーナスタイムで22本で並び、両者同点のため、1分間の延長戦になりました。

延長戦で、先攻のソト選手は6本を追加し、合計28本。

後攻の大谷選手も、同じく6本追加で28本となり、さらなる延長戦へ突入します。

2回目の延長戦は、3スイング制で、先攻のソトは3スイングで3本のサク越え。合計31本のホームランとしました。

これに対して、後攻の大谷選手は、最初のスイングで打ち損ねて、ホームランはならず、28本で終了となったのです。

こうして、ホームランダービー史上、まれに見る激闘の末、大谷翔平選手は敗れました。

出遅れた大谷選手でしたが、最後まで諦めず、

2度の延長戦を引き寄せた背景には、日頃のトレーニングと、強靭な体力があったからでしょう。

敗戦後のインタビュー。




今まで経験したことのない疲れでした。

「延長、延長なので、なかなかないとは思いますが、疲れました。最後の30秒がすごく長くて疲れました。楽しかったです。何とか勝ちたかったですけれどね。

いい経験になったと思います。あしたはあしたで、また試合なのでそれに向けて頑張りたいです。

疲れましたが、これから休んであしたに備えたいです。勝てなかったですが、雰囲気だけでも楽しんでもらえたらうれしいです」と語った 大谷翔平選手でした。

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大谷翔平の人気ぶり。

このオールスター戦の、ホームランダービー前の打撃練習中、

その年、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレロJr.は、

大谷とのツーショットを撮りたいと、近くにいた記者に取り次ぎを頼んだそうです。

また、大谷翔平選手は、オールスターのパレードを歩いた後にロッカーへ行くと、

そこには選手やコーチらが大谷翔平選手にサインをリクエストしたボール600球、ユニフォームが10枚、バット数本がズラリ並んでいました。

一瞬たじろぎながらも、大谷翔平選手はその場に座り、先発登板前にもかかわらず、一つ一つ丁寧にサインしたそうです。

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大谷翔平選手の名言。




自分の限界を作りたくない。


誰もやったことがないから、自分しかやっていないから、「自分にしかできない仕事」が、もしかしたらそこにあるかもしれないから、だから、二刀流をやっています。


自分の中で課題を消化するのが、野球の面白さなのかなと思います。


160km/hの目標を掲げた時には「無理じゃないか」と言う声もあったが、そう言われると、絶対やってやるという気持ちになる。刺激というか、やる気になる。 


もしかしたらできるかもしれない。もしかしたらできないかもしれない。その際の部分に挑戦したい。


自分はここまでしかできないのかなと、憶測だけで制限をかけてしまうのはムダなことだと思います。 



一日一日重ねるたびに、足りないところが見えてきます。どこまで野球が上手くなれるか、それを楽しみに頑張りたいと思います。 


誰かがやった後に続くんじゃなくて、誰かがやったことをやるんじゃなくて、その上をとにかく超えていく。何か大事を成し遂げた人って、人々が無理だって不可能だって言ったことに対して「いや、できる」と思ったものが新しいものを作ってった。 


ハードルが高すぎると目標が見えなくなっちゃうし、自分に届きそうで届いていない数字を目標にするのがベスト。 


思い通りに投げられなかったボールで抑えたことをオッケーにしちゃったら、成長するチャンスを失うことになるし、もったいないじゃないですか。 


「二刀流」誰もやったことがないからやっている自分しかやっていないところに魅力があるそこに、自分にしか出来ない仕事があるんじゃないか。 


やれるかやれないかではなくて自分次第。


自分の限界を作りたくない。


ピッチャーはゲームを作れる。バッターはゲームを決められる。 


誰しもが出来るところでやっても何の得にもならない。


人生が夢を作るんじゃない。夢が人生をつくるんだ。


幕末が好きですね。日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多くて、歴史的に見ても大きく変わる時代。「革命」や「維新」というものに惹かれるんです。 

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