『相棒Season12』杉下右京の腕時計は機械式の自動巻き。




『相棒』杉下右京の腕時計。

杉下右京と言えば、そのこだわりが、半端ないと言うことで知られています。

彼の身に付ける装いは、ブリティッシュスタイルのスーツで、胸元には必ずポケットチーフが見えています。

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杉下右京の好きなもの




杉下右京のサスペンダーと靴。



レースアップの靴。

サスペンダーも彼の特徴です。

白のワイシャツにサスペンダー姿で、高い位置からティーカップに紅茶を注ぐ光景は、お決まりのポーズとなっています。

彼の履く靴にもこだわりがあって、 杉下右京の靴は、レースアップの、ストレートチップが主流で、

ピエールカルダン、ポールスチュアート、バーバリーなどを愛用しているようです。

「レースアップ」とは、紐(ひも)靴、紐で編み上げ締めた靴を指します。

「ストレートチップ」とは、つま先が横一文字に切り返えされた、デザインの靴のことで、

見た目がシンプルなので、フォーマル向けの靴として、使用されることが多いようです。

そして、彼がうんちくを傾けるものとして、腕時計が挙げられます。その見識は高く、専門家も驚くほどの、博学振りを見せています。

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Season12第6話『右京の腕時計』。




右京さんの腕時計が狂ってしまった。

Season12 第6話『右京の腕時計』は、そんな右京さんの博識を見せて呉れました。

右京さんが、警視庁特命係の部屋で、腕時計を見ながら「10分ほど進んでしまう!」と嘆くシーンから、物語がスタートしました。

その腕時計は、機械式の自動巻きらしいのです。その機械式に魅力があると、右京さんは話します。

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公認高級時計師(CMW)。




フレデリック・コンスタントの腕時計。

狂ってしまった腕時計を修理して貰うために、甲斐亨(成宮寛貴さん)と一緒に、公認高級時計師(CMW)の津田(篠田三郎さん)の元へ、約束の午後4時にやって来ます。

その時、右京さんは、そこに掛かっていた掛け時計が、遅れていたことに、違和感を覚えたのでした。

右京さんが修理に持ち込んだ腕時計は、フレデリック・コンスタント・カレ・オートマチック(FC-303MS4C26)だそうで、

スイスの腕時計メーカーが製造している腕時計だったのです。



この会社は、1988年創業の比較的新しいメーカーで、2004年には、ムーブメントから一貫して生産する「マニュファクチュール」メーカーの仲間入りを果たしたそうです。

この腕時計は、ムーブメントは、機械式の自動巻き、ガラスはサファイヤクリスタル、3気圧防水性能を持っています。

お値段は10万円台の前半~後半が多いようです。

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その他の、Seasonでも、杉下右京の腕時計が出てきて、その時は、ハミルトンの「H13431553」81,400円、CIRCA(サーカ)「CT116T」22,180円が、使われた事もあったようです。

どちらの腕時計も、遊び心が垣間見えるスタイルで、ブリティッシュスタイルの、スーツとの融合は見ものでした。

杉下右京の腕時計が気になります。


杉下右京は、ブリティッシュスタイルの、ダークスーツにサスペンダー、

腕に輝くのは、アメリカの歴史と共に歩んで来たブランド・ハミルトンの腕時計です。

1910年~1930年代に栄えたアールデコを取り入れた、クラシカルで趣深いモデル・ボストン(H13431553)。

センターセコンドではなく、スモールセコンドと言うクラッシックスタイルの腕時計で、さりげなくオシャレを演出していて、

何故か!気になって仕方がありません。

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奥多摩の別荘で殺人事件が起こります。



Season12 第6話『右京の腕時計』

Season12 第6話『右京の腕時計』は、奥多摩の別荘で殺人事件が起こります。

それは巧妙に仕組まれた薬物を使った殺人でしたが、その巧妙に仕組まれた殺人を計画したのが、

右京さんが時計の修理を依頼した、公認高級時計師(CMW)の津田(篠田三郎さん)だったのです。

彼は以前に妻が殺害された犯人が、自分の会社の社長だったことを突き詰め、巧妙に細工をして、毒殺してしまうのでした。

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「カノン」のメロディーが流れる置時計。



妻の誕生日は7月7日。

その妻の殺害犯人が分かったきっかけが、妻のために作った、特別のからくりの置時計だったのです。

この置時計は、普通は定時にチャイムで時を知らせますが、

妻の誕生日の7月7日に限って、「カノン」のオルゴールのメロディーが、流れる仕組みだったのです。

そして妻が殺害された日は、妻の誕生日で、その日は定時のチャイムとして「カノン」が流れる日だったのでした。

そのことを隠して、妻を殺害した社長に尋ねると、

「カノン」のメロディーが流れていたと社長は答えたために、妻の殺害を確信し、犯行に及んだのでした。

そして、その殺害方法に、公認高級時計師(CMW)の津田(篠田三郎さん)が、社長の腕時計に巧妙に仕組んだ、罠があったのでした。

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公認高級時計師(CMW)の津田(篠田三郎さん)が、犯行を認めたあとで、

「私の人生は、ただこの時間(妻のために作ったからくりの置時計)を、直すためにあったのかもしれません」と答えたのでした。

それに対して右京さんは「もう、あなたに時計を直して貰うことが出来ない」とキッパリ応答したのでした。

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