相棒Season12。第13話『右京さんのお友達』紅茶のお茶会。




相棒Season12。第13話『右京さんのお友達』紅茶のお茶会。

Season12の第13話『右京さんのお友達』では、紅茶が鍵となって、以前の事件が解決に向かうストーリーです。

杉下右京と甲斐亨は、特命係の部屋にいました。

右京さんは「孤独は何処…」と語ると、甲斐亨は、「あの人なんで僕らを呼んだんですかね?と発します。

『相棒』まとめ記事一覧。

右京と紅茶の関係性考察5選

杉下右京の好きなもの



紅茶好きのふたりが知り合う。



紅茶談義で意気投合。

右京さんは屋外の紅茶店で、紅茶に詳しい毒島役の尾美としのりさんと、偶然に知り合います。

毒島には持論があって、本当の紅茶好きは産地に限らず、その味わいを愉しむとしていました。

更に、信用出来るものは、世の中で「犬と紅茶だけ」と言い、紅茶には一期一会の出会いがあるとしていました。

そこで右京さんは名刺を取り出し、毒島に渡したのです。

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お茶会のお誘い。




紅茶好きの毒島。

それから、1週間後毒島から、自宅アパートでの「お茶会」のお誘いがあったのです。

そこで、右京さんは甲斐亨を連れて訪問しました。

毒島の部屋に愛犬の写真はありましたが、先日連れていた犬がいないので訳を聞くと、この間、死んでしまったと言ったのです。

右京さんは、毒島の部屋にある本が、気になって仕方がありません。

書斎を見せて貰うとそれらは、殆ど、ミステリー小説でした。

その書斎で毒島はネット上で、ミステリー小説の批評を書いていたのです。

また、毒島の部屋には、お気に入りで取り寄せた、茶葉の缶が、ぎっしりと詰まった棚があって、

アンティークカップも収集しているようでした。

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和製シャーロックホームズ



甲斐亨はワトソン君。

毒島は、杉下右京を和製シャーロックホームズ、相棒の甲斐亨をワトソン君と揶揄していて、

「ワトソン君も紅茶が好きなのかな」と話し、

「都民ジャーナル」に掲載された、右京さんの「和製シャーロックホームズ」活躍の記事を、知っていたのです。

どうやら、毒島に気に入られてしまった右京さん。「警察はバカばっかりだと思っていました」という毒島。

何かそう思わざるを得ない、出来事があったのかと、右京さんが訊くと、ある事件の話をはじめたのです。

それは、隣室に住んでいたホステスの静香(佐藤寛子)が、ナイフで殺害された事件でした。

既に、恋人でミステリー作家の烏森(加藤厚成)は逮捕されていましたが、

冤罪の可能性をにおわせる毒島に、右京さんは気になり出したのです。

毒島はなぜ、右京さんを呼んで、あのような話をしたのか。

そこで、右京さんは思わず「調べてみましょう」と約束し、

「孤独は山の中ではなく、街の中にある」と呟いたのでした。

そして、「僕も小説を書いたことがあるんです。それも中学生の頃です。」と話しました。

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杉下右京の『孤独の研究』



2回目のお茶会のお誘い。

特命係の部屋で、小説を書く右京さんの姿がありました。

毒島から2回目の「お茶会」のお誘いがあり、右京さんはある男を主人公にして、自らが書いた小説を持参していました。

題名は『孤独の研究』で、この題名に毒島は食いつきます。

すると右京さんは、「クラシカルな探偵小説を意識しました」と話し、

その内容は、学生の頃から孤独な「彼」が人生を歩むストーリーでした。

「彼」は子供の頃から頭は良いのですが、周囲になじめず友達もいませんでした。

それは高校生、大学生になっても変わらず、孤独でいたのです。

大学院に進学した「彼」は、担当教授を批判したことから、

研究者への道を閉ざされ、アルバイトなどで食いつなぎ、生活の糧を得る人生となってしまいました。

そんな彼の隣の部屋に、ホステスの静香が引っ越して来ます。

静香は、「男は信用出来ない、信用出来るのは犬だけ」と言っていたのです。

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杉下右京の推理。



犯人は左利きだった。

殺害された静香の、殴られた写真を見た右京さんは、犯人は左利きの人物と言い当て、毒島も左利きでした。

それを確認するために、右京さんは、毒島に紅茶を淹れて欲しいと頼んだのです。

すると毒島はティーポットを左手で持つと、右京さんのように高い位置から、ティーカップ目掛けて注いだのでした。

『孤独の研究』は、毒島をモデルとして書かれたものでした。ひとしきり読んだ後、毒島は事件の話をはじめました。

事件の夜、烏森が「おまえを殺して俺も死ぬ」と、ナイフを持って静香ともみ合いになり、突き飛ばされ気絶してしまいます。

それで死んだと思った静香が、自分を殺してくれと頼み毒島が殺した、と言うことだったのです。

甲斐亨は、「どうして、今になって、僕らを呼んだんですか」

毒島「孤独と、孤高は違います。ワトソンなしじゃ、ホームズは立ち行かない。行きましょうか」と罪を認め、

警察への同行に従いました。

それは、右京さん小説『孤独の研究』は、ピッタリのタイトルでした。

右京さんと甲斐亨に付き添われ、警視庁に遣って来た毒島。

伊丹刑事が「その人は?」それに対して、甲斐亨は「右京さんお友達です」と答えたのです。

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杉下右京の腕時計が気になります。

杉下右京はブリティッシュスタイルの、ダークスーツにサスペンダー、

腕に輝くのは、アメリカの歴史と共に歩んで来たブランド・ハミルトンの腕時計です。

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センターセコンドではなく、スモールセコンドと言うクラッシックスタイルの腕時計で、さりげなくオシャレを演出していて、

何故か!気になって仕方ありません。

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