貯金を増やすには『人生設計書(ライフプラン)』を作ろう。

人生計画書。

お金の不安はどのような世代の方でもあります。

何とか成らないかと思いながら、生活を営んでいるのではないでしょうか。

それでも、若い頃には、お金の心配をするのは、まだ先の話なんじゃないかと思って、そんなに深刻に考えないかもしれません。

漠然と貯めるのか、計画的に貯めるのか。

子供の進学時期が近づいて心配になる。

私も住宅ローンを組んで、何とか返済出来ていたので、これで、大丈夫かなと思いつつ暮らしていました。

でも、子供たちが進学を迎えるようになった時、

果たして今ある貯金と、現在の給与で、学資の支払いを賄えるだろうかと考え、不安になったのでした。

教育資金は、その必要な時期が集中します。

その間に集中するお金の手当ては、その場限りでは出来ない事に、その時気付いたのでした。

人生計画の立て方新装版 東大教授から蓄財の神様に!理想を実現した成功者が贈 [ 本多静六 ]

 

ファミリーの『人生設計書』に家族の人生

『人生設計書』の作成。

それで、家族の成長に合わせた一家の『人生設計書』を作って見ようと思ったのでした。

まず、お金の出入りをチェックすることから始めました。

給与明細や、源泉徴収票などを確かめて、

給与額と手取額、社会保険料、所得税、住民税の特別徴収額、給与から自動引落されている、保険料などを把握しました。

それを基に、生活費の出入の、時系列データを作りました。

公共料金、保険料、家賃又はローン返済額、食費、通信費(スマホ)、交際費などを月別に割り出し、

月別毎に1年分のデータを作成しました。

これを基に、1ヵ月毎の収支計画書を作成し、それを基に、年間の収支計画書を作るようにしました。

給与は年2%上昇していればそれを考慮などして、

今までの給与や支出を基に割り出します。その中に、貯金額の計画値も入れました。

1ヵ月目の計画が出来たら、2ヵ月目、3ヵ月目と作成し、

更に年間計画として、1年目の計画、更に、2年目、3年目と計画表の作成を進めました。

35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画【電子書籍】[ 藤原和博 ]

 

エクセルで時系列に作成する。

エクセルで作った『人生設計書』。

『人生設計書』はエクセルで作成しました。

ネット上には、たくさんの収支計画書のひな型が出ていますので、それを利用されても良いでしょう。

ここまで出来たら、そこに、横軸に家族一人づつの年齢を入れて行きます。

年収1億円人生計画 一生かかっても知り得ない [ 江上治 ]

 

一生分の『人生設計書』を作ってみる。

将来の家族の設計書。

例えば、16歳で高校1年、17歳で高校2年などと記載して、子供の高校入学、大学入学で年間どれくらい出費してゆくのか。

どこの時期で住宅を購入し、ローンが発生するか、自分のサラリーマン人生は、どこまで昇りつめられるかを予想して、

それによって、給与は変わるのか?など将来像を組み込むのです。

家族の将来像を予想して、我が家のライフサイクルを考えた『人生設計書』にしました。

収支が足りない場合は、どうするのかなど、考えながら作りました。

私は、この『人生設計書』を、その作成時点から、定年時期を経て、年金生活に入る90歳まで作って見ました。

妻の分も同じように作り、更に、子供たちがいつぐらいに独立してゆくかも、予想しながら作成して見ました。

そして、出来上がった『人生計画書』を見て驚いたのです。

私の場合、子供の進学時期で、貯金が無くなるどころか、マイナスになる試算が出てしまったのでした。

これは、大変だと気が付き、やっと貯金に目覚めたのでした。

私のライフプラン(令和4年度版)

 

賢くお金の貯めるには、計画が必要です。

お金は漠然と貯めない。目標を持って貯める。

お金はいくら貯めれば良いんでしょうか。ただ漠然と将来のために貯金してます。という方もいらっしゃると思いますが、

漠然と将来の不安の為に貯金するのと、目標を持って計画的に貯めるのでは、結果が大きく変わると思いませんか。

ただただ、貯める事を目的にしてしまうと、

自分の趣味や、家族との楽しみなどの、人生の潤いを削ってしまう、恐れがあるからです。

死ぬまでにやっておきたい50のこと 人生の後半を後悔しないライフプランのつくり方 [ 一条真也 ]

 

物事の遂行には設計書を作らなきゃダメ!

家族の人生を反映した『人生設計書』を作る。

目標を決めて計画的に貯金する事で、

多少の我慢があっても、来るべき目標達成の喜びを、大きく甘受する事が、出来るのではないでしょうか。

それには、先ず、ご自分のファミリーの『人生設計書』を作る事をお勧めします。

私の場合、子供たちの進学時期までに2年間時間があったので、何とか間に合わせる事が出来ましたが、

あの時、『人生設計書』を作っていなかったら、どうなっていただろうかと思うと、ゾッとしました。

人生は予想がつかないことも、たくさん起こりますが、

少しでもリスクヘッジ出来るようにしようとすれば、出来る事もあるものです。

明日のために、今日のあなたは、何をしますか。  

超低金利時代のマネー&ライフプラン 〜パーソナルファイナンスのすゝめ 改訂版 [ 赤堀勝彦 ]

 

「貯金を増やすには『人生設計書(ライフプラン)』を作ろう。」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。