「東洋のパリ」ホーチミン。
美味しいフォーが食べたくて、ベトナムのホーチミンに数年前に行きました。
ホーチミン市は、ベトナム社会主義共和国最大の都市で、昔はサイゴンと言われていました。
ホーチミンと言うのはベトナム国民の父として、国民から尊敬され、親しまれた人物で「ホー・チ・ミン」と発音するようです。
ホーチミンは、古くからベトナム経済の中心地として栄え、「東洋のパリ」と呼ばれていたのです。
これには、フランス統治時代の影響を色濃く残しているせいでしょう。 そのため、フランス様式の建物が残っているのです。
若い労働人口と、驚異的な通勤のバイク。
ベトナムの象徴、バイク。
べトナムと言えば、何と言っても街中を通行するバイクの多さでしょう。
その物凄い台数に只々、驚くばかりです。分かっている積もりでも、外出の度に、その物凄い台数に圧倒されてしまします。
余りにも多いバイクに、チョット怖くなってしまいます。
道路一杯を、集団で走行するバイクが、信号で止まり、信号が青に変わると、一斉に走り出す光景は迫力満点。
あれでよく、事故が起きないものかと思っていましたが、結構交通事故も多いいようで、滞在中も何度か、その場面に遭遇したのです。
ガイドに聞くと、あまりに交通事故が多いいので、その場で、当事者同士で、示談なんてことがあるようです。
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ホーチミンは労働年齢が若い街。
ベトナムは近年の経済発展で、ホーチミンには、高層ビル群が建ち並び、それに、旧来のスラム街が共存し、
その街角を、物凄い数のバイクが、走り回っているのでした。
みんな通勤にバイクを使っているんでしょうが、
バイクに跨っている人は、若い人が多いようで、ベトナムの労働人口の若さに驚きます。
この若さは、ベトナムの経済発展に欠かせない労働力になっていることを、改めて思い知らされました。
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ベトナム戦争の戦地となった街。
世界遺産も、観光地もないけれど。
ホーチミンには世界遺産も、目を見張る観光地もありません。
それでも、観光に出かけて見ると、サイゴン中央郵便局、メコンデルタの手漕ぎボートでのジャングルクルーズ、
旧大統領官邸でベトナム戦争当時の、米軍のヘリコプターの残骸を見たり、ロンヴァン水上人形劇などで、時間を費やしました。
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ベトナムの民族衣装「アオザイ」。
アオザイ姿の、女子学生の可憐さ。
そんな中で、目を引いたのが、アオザイ姿の女子学生の可憐さでした。
アオザイと言うのは「長い衣」の意味のようですが、身体のラインにピッタリ合ったデザインの、ベトナムの民族衣装です。
淡い色あいの、アオザイ姿の女子学生が、通学時間帯になると、街角の至るところで、可憐な風景を作っていました。
その佇まいが、強いベトナムの日差によく似合っていたのです。
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雑貨とスコールの、ホーチミンの風景。
ベトナムと言えば、雑貨に尽きる。
ホーチミンには、これと言った、多くの観光地はありませんが、
街中にある雑貨店には、見ていても飽きないほどの、多くの雑貨品で溢れていました。
小物のハンカチやブローチから、籐製の椅子やテーブルまで、幅広い商品が街中にあります。
そうした雑貨店が、多く点在していて魅力的だったので、女性なら、一日中居ても飽きないんじゃないかと思う程でした。
そんな街角でよく見かけたものが、色鮮やかなプラスチック製の小さなの椅子です。
安価な椅子なので、至るところに置かれているようですが、
折角、ホーチミンの街並みなのですから、籐製の椅子だったらどんなに、旅情を誘う事かと思いましたが、
それはお金のことを考えない、旅人の一人よがりでしょうか。
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亜熱帯特有のスコールの洗礼。
午後のスコール。
それと、午後になると決まってスコールが降ります。
地元の人たちは、そのスコールの時間が分かるのか、スコールが降る前になると、店先の商品をしまい込んでいましたが、
それと同時ぐらいに、凄い勢いでスコールが降り出しました。
その雨脚が激しすぎて、雨樋に入り切らない雨水がザーザーと店先に落ちているのです。
それが、ひと時過ぎると、雨が上がり、また強い日差しが差し込むのでした。
香辛料のきつい香りの市場。
マーケットの独特の匂い。
雨上がりの、マーケットに行って見ました。
大きな建物のなかに、小さな小売店がぎっしりと軒を並べています。多くは食料品や雑貨のお店でした。
そのマーケットに入った途端、マーケットの中が、香辛料や様々な食材の入り混じった、独特の匂いで充満していました。
こういう匂いを嗅いだのは、ソウルの金浦空港や、
韓国で乗った観光バスの中で、車内にしみ込んでしまった、匂いに似ていました。
凄い台数で走り回るバイク、アオザイの気品さ、雑貨品の数々、午後のスコール、マーケットの独特の匂い。
あ~これが、ベトナムなんだと思ったのでした。
お目当てのフォーは、ホテルのバイキングでも、凄く美味しフォーが提供されていて、
何杯もおかわりをしてしまい、これじゃ、わざわざ外出しないでもいいやと思う程でした。
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「ベトナムのホーチミンには、雑貨とスコールが良く似合う。」への1件のフィードバック
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