「三好長慶襲撃事件」。
歴史ドラマには、多くの登場人物が出て来ます。その人数は一般的なドラマの3~4倍の人数が出てくるんじゃないでしょうか。
その登場人物を覚えるのが苦手で、歴史小説なども読まないと言う人もいるくらいです。
私が一番参ったなと思った歴史小説は『水滸伝』だったかもしれません。
『水滸伝』の登場人物は108名。
「梁山泊」に集結した108人の豪傑たち。
この物語は、登場人物する108人の豪傑たちを描いた物語で、運命のいたずらで「梁山泊」に集結することになった、山賊の親分たちの話です。
物語は北宋の末期(西暦1100年頃)、時の皇帝は、庶民を顧みずに贅の限りを尽くし、実権を握る官僚たちも悪政を敷き、国内には汚職が蔓延していました。
そんな状況を良しとしない、はみ出し者の好漢(英雄)の男たちが様々な理由から、
天然要塞の「梁山泊」に集結し、官軍に対して戦いを挑み、天下の世直しを目指す物語です。
この本を購入する時、迷ったんです。果たしてこんなにたくさんの登場人物が出てくる、物語を読めるだろうかと。
「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業 [ 明智憲三郎 ]
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歴史物語は登場人物が多すぎる。
梁山泊に集結した人物が、覚えられない。
この物語に登場する、王進、林冲、楊志、燕青、史進、公孫勝等々の登場人物を、ノートに書きながら読んでいたのですが、
やはり、あまりの登場人物の多さに、嫌になって途中で投げ出してしまいました。
NHK大河ドラマ 麒麟がくる オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ ジョン・グラム ]
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『麒麟がくる』に登場する主な人物。
『麒麟がくる』でも、多くの登場人物が登場します。
美濃の国。
美濃の国では、主人公の明智光秀。彼の母、牧。明智の城主で光秀の叔父、明智光安。
美濃のマムシで、美濃の守護代、斎藤道三。側室の嫡男で光秀の学友である、斎藤義龍。道三の正室の娘、帰蝶。そして、美濃の国の守護、土岐頼芸。
斎藤道三の、戦にはどんな手を使ってでも、勝たなければ意味がないと言う考えの持ち主で、
これが、諸国の武将たちを恐れさせていたのでした。
更に、斎藤道三は、自身の娘、帰蝶(川口春奈さん)の娘婿である、土岐頼純が織田信秀と結託して、
美濃に攻撃を仕掛けた事に対して、土岐頼純に茶の湯の接待し、茶の中に、毒薬を入れて殺害してしまったのでした。
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織田の宿敵は、今川義元。
織田信秀、今川義元。
斎藤道三と対立す宿敵、織田信秀。織田信秀は、織田信長の父親にあたる人です。
そして、織田信秀は、駿河の今川義元と対立していたのでした。そして、その義元の軍師の大原雪斎。
13代将軍、足利義輝。
京の登場人物。
京では、将軍、足利義輝。その他、三淵藤瑛、松永久秀。そして、京の名医、望月東庵。その助手の、駒。
三河の農人、菊丸。そして、駿府の、徳川家康です。
主な登場人物だけでも、これだけ登場します。これだけでも、関係性と名前を覚えるのは、大変なことです。
やはり歴史の物語を観るのは、ある程度の基礎知識があった方が、内容が理解しやすいようです。
そんな事があってでしょう。大河ドラマの中では、よく、戦国時代の勢力地図が出て来て、
どこが対立していて、どこが同盟関係があるのかと、解説して呉れています。
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『三好長慶襲撃事件』が起きた。
「連歌会」の場で、事件は起きた。
『麒麟がくる』は「三好長慶襲撃事件」で、
第13代将軍、足利義輝を招いて開かれた「連歌会」で、幕府の官領として権力を持つ、細川晴元(国広富之さん)が、
家臣の松永久秀と、三好長慶(山路和弘さん)への、襲撃計画を進めていることを、明智光秀は察知することになったのです。
この頃の時代は、弱体化した将軍家に代わって、室町幕府の実権を握っていたのが、細川晴元でしたが、
三好長慶の勢力拡大により、その立場を脅かされていたのです。
そんな襲撃事件の現場で立ち向かい、襲撃を回避しましたが、明智光秀は肩を負傷してしまうのでした。
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光秀、京の名医東庵の元で、駒に再会。
光秀が名誉の負傷で、東庵の診療所に運び込まれる。
傷を負った身で担ぎ込まれたのが、京の名医、望月東庵(堺正章さん)の診療所でした。
そこで、東庵の助手、駒(門脇麦さん)と、久しぶりに再会するのでした。
やはり、戦国時代は登場人物が多くて、観ていても少し疲れてしまいます。
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「『麒麟がくる』ネタバレあらすじ6話.三好長慶襲撃事件。」への1件のフィードバック
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