お金の貯めるには自分を変えると人生のチャンスがやって来る

 

人は年を重ねるに従って、保守的になって行く。

 人は年を重ねるに従って、保守的になって行くようです。

 どうしても、守りに入って行く傾向になるようです。知らず知らずのうちに、自分を守ってしまうようです。

 更に、今までやってきたことに固守して、変わろうとしなくなるようです。

 すると、新しい事に、チャレンジする事から、どうしても遠ざかってしまいます。

自分を変えようとしない。変えられない。

年を重ねると自分を変えようとしない

 今まで、長く、自分がやって来たやり方で、物事を推し量って来ていて、

 それで、問題なく過ごして、来られたのだからと言って、自分のやり方を、変えようとしません。

 面倒くさいと思う他に、変えるのが、怖いからかもしれません。 でも、時代は変わって行っているのです。

チャンスは三度ある (集英社文庫) [ 柴田錬三郎 ]

イギリスが「イギリス病」なつた理由。

 イギリスにこんな言葉があります。「変えない、変わらない、変えようとしない」。

  これは、イギリスの、トラディショナルに裏打ちされた、生活スタイルを表した言葉で、

 長く続けられて来たものは、変えないと言う、イギリス人の、頑固さにちなんだ、言葉のようです。

「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史 [ ロバート・リーチ ]

世界の工場だったイギリスが「イギリス病」になった

 かってイギリスは世界の工場でした。18世紀後半の産業革命で、綿織物工業を中心に、世界初の工業国になったのです。

 その発展の恩恵を、甘受していたイギリスですが、20世紀後半になると「イギリス病」になってしまい、次第に、国力が落ちてしまいました。

 歴史上でも、永遠に繁栄を続ける国は、無いでしょうが、

 第2次世界大戦後に、工業製品や輸出の減退、慢性的なインフレ、国際収支の悪化などから、

 ポンドの下落に繋がり、イギリス病に、なってしまったと言います。

 この背景には、社会制度の充実や、労働組合が力を持ちすぎたことで、企業収益を圧迫した事などの、複合的な要因が、絡んだ結果だと言われています。

 でも、その根底にあるのは「変えない、変わらない、変えようとしない」と言う、

 伝統に裏打ちされた精神が、あったからでは無いかと、思ってしまいます。

旅の絵本3 イギリス編 (安野光雅の絵本) [ 安野光雅 ]

自分を変えると、チャンスがやって来る。

自分を変えようとするには、勇気と努力がいる。

 変えようとするには、勇気が要ります。一歩、前に踏み出す勇気です。

 例えばサラリーマン人生で、一生、今のポジションで良いのでしょうか。

 何故、前を目指さないでしょうか。 これは、自分に言い聞かせているものです。

 そりゃ目指したいけれど、昇格したらしたで、重い責任が付きまとうんじゃないかと思って、

 不安になって見たり、そもそも、そんなの無理と、挑戦する前から諦めていませんか。

 でも、それはみんな不安なんです。

 与えられたポストが、少しずつ馴染んで来るので、誰もが通る道なんです。ポストがその人を、ポストに見合う人材に作って行くのです。

ずっとうまくいく人の習慣「チャンス」はいつも、意外なところにある【電子書籍】[ 本田健 ]

チャンスがやって来るための準備をする。

チャンスは突然やって来る。

 そのチャンスがいつ来るか、分かりませんが、来た時の準備は、しておく必要があります。そうです、チャンスは突然やって来ます。

 それに備えるには、自分の中で、ひとつ上の、仕事をする事です。

 自分だったら、こんな風に仕事をする。そのプロジェクトのためには、こんな準備をして対処するなどと、考えることが、良いのではないでしょうか。

 自分の行っている仕事を、誰かが見ている筈です。頑張っている人には、必ずチャンスが、巡って来る筈です。

ドクター・ディマティーニの逆境がチャンスに変わるゴールデンルール [ ジョン・F.ディマティーニ ]

チャンスは前髪で掴め。

チャンスが来たら、必ずものにする。

 そのチャンスが巡って来た時に、逃さないで「チャンスは前髪でつかむ」事です。

 チャンスが折角、巡って来たのに、ぐずぐずしていませんか。

 自分にはまだ早い、自分にはとても出来ない、自分の力量では無理などと、殻に閉じこもるつもりですか。

 いつも、二番手の位置にいて、前に出ないでいると、そのうち、二番手も最後尾も、同じ位置になるんじゃないでしょうか。

 だから、一歩前に出る勇気が必要なんです。

 一度チャンスを逃したら、次のチャンスが来るのは、1年後か、3年後か、10年後か、分からないからです。

金持ち父さんのセカンドチャンス お金と人生と世界の再生のために (単行本) [ ロバート・キヨサキ ]

逃がしたチャンスは2度と来ない。

逃したチャンスに次は、なかなか来ない。

 私も一度、チャンスを逃した事がありました。その結果、冷や飯を食わされ、次にチャンスが、巡って来たのは3年後でした。

 私にとって3年間は長く、疎外感が募るばかりでした。

 何であの時、是が非でも、チャンスを掴まなかったのかと、後悔し続けた、3年間でした。

 チャンスの結果は、昇格と言う、競争に決着となり、給料としては、お金の面に表れて、やる気に繋がります。

 昇給に繋がれば、自分を高められ、自信に繋がるからです。

 お金を貯めるには、計画的な貯蓄が欠かせませんが、昇格で給与が上がる事は、飛躍的に、貯金額を増やす要因になります。

 その日が、いつ来るか分かりませんが、その日のために、出来ることを、今日から始めるべきです。そして、ライバルより早く始めることです。

チャンスは「ムダなこと」から生まれる。 自分の価値に気づく56の方法 [ 中谷 彰宏 ]