大谷翔平率いるドジャースが、ワールドカップに進出し、
ドジャースタジアムで行われた第1戦 延長10回の裏に4番フリーマンが逆転満塁ホームランのグランドスラムを放って劇的な第1戦を制しました。
朝礼ネタで困っている方、大谷翔平の話題やエピソード・名言を朝礼で話せば、「そうだよね~」と注目されるのは必須です。
テーマ「大谷翔平」 10選。
審判を味方に付ける行動
睡眠時間を大切にする
ゴミ拾いの尊敬すべき行動
大谷翔平のマンダラチャート
大谷翔平の愛読書
「マンダラシート」の凄さ
大谷翔平と『論語と算盤』
大谷翔平の名言語録
父親との野球ノート
野球ノートの中身とは
審判を味方に付ける行動。
大谷翔平がバッターボックスに入る時、必ずやっているのが、相手チームや審判への挨拶です。
こんなスタジアムでの大谷翔平の行動は、高校時代に作成した「目標達成シート」に、その原点があるようです。
チャンスの場面でバッターボックスに入るも、申告敬遠されてしまうことが多々ありますが、そんなシーンでも彼は冷静に対応しています。
また、ピッチングできわどい球を、審判からボールに取られた時でも、落ち着いて対応し、逆に審判を味方につけるような、場面さえあるのです。
それは、打席で打ったボールがチップして審判に当ってしまったような時は、優しい気遣いで行動する紳士的な対応には、誰もが好感を持つでしょう。
人への尊敬・思いやりは、私たちが仕事でお客さま、同僚、関係者に対して、先ず行う基本ではないでしょうか。今日から出来ることです。
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睡眠時間を大切にする。
大谷翔平のプロフェッショナルを意識していると思わせるのが、睡眠時間の長さです。
大谷翔平選手の睡眠時間は、平均でも1日あたり10〜12時間だそうです。
彼自身も「睡眠時間は大切にしている」と話し、起きて食事を摂ったあと、午前中に6時間以上の練習をするそうです。
長時間の練習をしているため、10時間以上睡眠を確保しないと練習からの疲労が蓄積し、怪我に繋がりやすくなるそうです。
睡眠時間をしっかり取るのは、子供時代から徹底していて、大谷翔平のプロフェッショナルな一面です。
私たちは夜遅くまでテレビをダラダラ見たり、スマホをいじっていませんか。翌日の仕事を確実にするため、睡眠時間を意識しましょう。
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ゴミ拾いの尊敬すべき行動。
大谷翔平は、フィールドに落ちているゴミを見つけると、必ず拾ってお尻のポケットに入れる光景がよく見られます。
これを見逃さなかったのが、米メディア「バーストゥール・スポーツ」公式ツイッターでした。
「ショウヘイが一塁へ行く時に、ゴミが落ちていた。もちろん、彼はそれを拾い上げた。この男にできないことはない?」と紹介しました。
すると、この動画を公開した米メディアには、称賛の声が寄せられたのです。
これに対して、大谷翔平は、「なんでゴミを拾うのか…」と聞かれると「人が捨てた幸運を拾っている」 と答えています。
この行動は、彼が花巻東高校在学当時に作っていた、マンダラチャートに掲げていたことを実践していたのです。
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大谷翔平のマンダラチャート
大谷翔平の原点は、岩手県・花巻東高校で佐々木洋監督から与えられた、「マンダラチャート」にありました。
大谷翔平は、「世界最高のプレーヤーになる」 「この道の開拓者になる」と言う言葉を書いていたと、恩師は語っています。
このマンダラチャートには、強い目標(夢)を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに、細分化した目標を書き込んだものです。
そして、高校1年生の大谷選手が中心に書いた夢は「8球団からのドラフト1位指名」で、それを達成するに必要な要素を8つ記入しました。
その8つとは、(1) 体づくり (2) 人間性 (3) メンタル (4) コントロール (5) キレ (6) スピード160キロ (7) 変化球 (8) 運
そして、「運」を達成するための要素として記載していたのが、
挨拶、ゴミ拾い、部屋そうじ、道具を大切に使う、審判さんへの態度、プラス思考、応援される人間になる、本を読むでした。
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大谷翔平の愛読書
読書家の大谷翔平はビジネス書から漫画まで様々な本を読んでいるそうですが、どんな本を読んでいるのか、その一例は。
J.B.バーンスタイン『ミリオンダラー・アーム』
インド人初の、MLB選手を発掘すると言うストーリーの小説で、スポーツ・エージェント、J. B. Bernsteinの逸話をもとにした作品で、映画化もされました。
スペンサー・ジョンソン『 チーズはどこへ消えた?』
2人の小人と2匹のネズミの2チームが、迷路の中にあるチーズを探しに行く物語で、ある日突然、膨大にあったチーズが消えてなくなってしまいます。
それぞれ個人の考え方の違いから、想定外な変化に遭遇した時、どう対応していくかと、考えさせられる本です。
中村天風『運命を拓く』
昭和の思想家・中村天風は、人生をどのように生きていけばいいのかを迷っている人に、人生の指針となるような言葉や勇気を与えています。
その思想は『 天風哲学 』と呼ばれ、各界の名立たる著名人が師事しました。例えば、バルチック艦隊を撃破した海軍大将の東郷平八郎、
経済界では松下幸之助、京セラの創業者・稲盛和夫、相撲界では双葉山。女流作家の宇野千代、野球界では広岡達朗などです。
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「マンダラシート」の凄さ。
大谷翔平が高校時代に作った「マンダラシート」では、野球の技術力アップは勿論ですが、人間形成に関わる施策が目立ちます。
人間性達成の要素で、愛される人間、思いやり、感謝、礼儀、信頼される人間と言った社会に適用し、自分自身を昇華させる事項が列挙されています。
そして「運」を達成するための要素では、あいさつ、ゴミ拾い、部屋そうじ、道具を大切に使う、審判さんへの態度、応援される人間になる、本を読むなど、
社会生活の中で、気持ちよく生活してゆく上で必要な項目が記載されています。
こんな所にまで目を配ってきたからこそ、人としても高い評価を受け、万人に愛されるようになったのでしょう。
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大谷翔平と『論語と算盤』
大谷翔平選手の「マンダラシート」で、有名なエピソードがあります。
それは、彼が高1で「マンダラシート」を作成する時に、渋沢栄一の『論語と算盤』を、参考にしていたと言う話しです。
渋沢栄一と言えば、明治維新の激動期に、日本を欧米並みの一等国にしようと奔走した人物で、
日本最初の銀行、第一国立銀行を設立させ、現在のJR、東京電力、帝国ホテルなど、約480社の設立に関わり、
更に、500を超える慈善事業にも関わったとされ、「日本の資本主義の父」と呼ばれる人物です。
渋沢栄一の『論語と算盤』では、道徳と経済活動における、双方の必要性が大事だと説かれています。
そんな『論語と算盤』、一見、野球とは関係なさそうな分野の本まで読んで参考にしていたんです。なんか凄くありませんか。
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大谷翔平の名言語録。
2024年のメジャーリーグで前人未到の50-50を達成し、今や世界最高の選手と称される大谷翔平ですが、彼の名言が凄いのです。
「ピッチャーはゲームを作れる。バッターはゲームを決められる。」
二刀流ならではの言葉です。それを一人でやってのけるのが凄いですね!
「誰しもが出来るところでやっても何の得にもならない。」
人と同じことをしても仕方ない。自分で道を切り開くと言う強い意思の表れです。
「人生が夢を作るんじゃない。夢が人生をつくるんだ。」
夢があるから、困難の道も切り開ける。夢を語れるから、自身が持てる。
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父親との野球ノート
少年時代の大谷翔平と父親との関係は、父親が大谷翔平に書かせていたミニサイズのキャンパスノートでした。
表紙に「野球ノート」と書き込まれたノートは、父と息子の野球における交換日記のようなものでした。
父親がその日の評価やアドバイスを書き、翔平は試合での反省や今後の課題を記しました。それは小学校5年生ぐらいまで続け、2~3冊にはなったようです。
試合での良かったことや、悪かったことなどをノートに書いたのです。そこで悪かった時に、次に何をすれば課題を克服できるのかを考えて行動に移すことでした。
それらの課題を文字で書き残すことによって、しっかりとやるべきことを頭に入れていたのです。
野球ノートの中身とは
大谷翔平と父親とのノートには、父親のこんな言葉があります。
1つ目は、「大きな声を出して、元気よくプレイする」。
やみくもに声を出すのではなく、連係プレイを確認作業をするために、アウトカウントやストライクカウントなどを大きな声で確認し合う。
2つ目は、「キャッチボールを一生懸命に練習する」。
肩を温めるだけのキャッチボールではなく、自分が意図するところ、狙ったところに投げること。指にかかった縦回転のスピンが効いたボールを投げられるために、キャッチボールの段階から意識を高く持って投げること。
3つ目は、「一生懸命に走る」。
野球は走るスポーツでもあるために、力を抜かずに最後まで全力で走ること。