相棒Season16第5話「手巾(ハンケチ)」に隠された美学
相棒Season16第5話「手巾(ハンケチ)」には、芥川龍之介の「手巾(ハンケチ)」の話が右京さんの口から出て来ます。
右京さんと冠城亘(反町隆史さん)は、警察学校で教官を務める、元鑑識職員の米沢守(六角精児さん)から連絡を受け、
校内で起きた“転落事故”の現場に臨場します。
「相棒」の杉下右京と言えば、警視庁特命係の、あの部屋が特徴的で、そこは右京さんのワンダーランドです。
パソコンの左横にガラスのチェスがあって、チェスの戦略を考える事が、頭脳細胞を刺激するようです。
「細かいところが気になるものですから」は、有名なセリフですが、これが、最後まで事件の鍵となって物語は展開します。
俳優の水谷豊さん(69)と、言えば、国民的刑事ドラマ『相棒』の主人公・杉下右京そのもののような人です。
2022年も、ドラマ『相棒Season 20』(テレビ朝日系)が放映されていて、
2000年の放送開始以降、視聴者から、変わらぬ支持を集める人気番組です。
ドラマ『相棒』で好きなシーンとして、特命係の部屋で、杉下右京が淹れる、紅茶のシーンが好きと言う人が多いようです。
あのティーポットを高い位置に掲げ、ティーカップに注ぐシーンは見ものですが、
あれではワイシャツに、紅茶のしずくが飛び跳ねてしまうと心配します。