ロマネ・コンティは、ブルゴーニュ地方の高価ワイン。

フランスの、食文化の象徴と言えばワイン。

 フランスではワインがよく飲まれているようです。水よりも安いと紹介されたことがあって、驚いたものでした。

 フレンチのコース料理に良く合い、料理の種類によって赤ワイン、白ワインが提供される、こんな飲み物は、他にはありません。

 そして料理に良く合う、ワインのコーディネーターとして、ソムリエと言う職業が生まれ、ワインの専門家になっていきました。

田崎真也さんが、ソムリエを教えてくれた

多彩なソムリエの登場。

 今では日本酒ソムリエ、焼酎ソムリエ、野菜ソムリエなどが登場し、その後、いろいろな分野で、ソムリエを自称するようになり、ソムリエブームの到来となっています。

 ソムリエと言う言葉から、ワインの専門家、コーディネーターと言うような感じなのでしょうが、

 召し上がる料理を含めた、トータル的な、アドバイザーというのが、一番似合うイメージかもしれません。

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ワインと言えば、田崎真也さん。

日本のソムリエの、第一人者は田崎真也さん。

 私たちが、ソムリエと言う言葉や、職業を知ったのは、田崎真也さんの功績が、大きいと思います。

 彼は、1977年に、本場フランスに渡り、ブルゴーニュやボルドーの蔵元を訪ね歩き、

 1995年「第8回世界最優秀ソムリエコンクール」で日本人初めての優勝を遂げて、メディアに登場し、私たちにソムリエと言う職業を、紹介してくれました。

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織田信長はワインが好きだったの?

日本人で、初めてワインを飲んだのは織田信長?

 日本人で、初めてワインを飲んだ人物として、織田信長が、取り上げらえているようですが、諸説あるのでしょうか。

 それを、裏付けるかのように、戦国時代のドラマや、映画の中で、織田信長が、ワインを飲むシーンが出て来ます。

 織田信長が飲んだ赤ワインは、当時「珍陀酒(ちんたしゅ)」と呼ばれていたようで、酸味の強いお酒だったようです。

 織田信長は、安土城の天守閣から、城下を見下ろしながら、酸味の強い、珍陀酒を飲んでいたのでしょうか。

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お祭り騒ぎだったボジョレーヌーボー。

ワインブームの火付け役、ボジョレーヌーボー。

 日本でワインブームとなったのは、何と言っても、ボジョレーヌーボーが、その火付け役になった事は、間違いないでしょう。

 その頃の、我が家では、毎年その時期が来ると、食卓に、ボジョレーヌーボーが、あったくらいですから、凄いブームになっていた訳です。

 日本は、世界最大のボジョレーヌーボー輸入国ですが、その輸入量は、今ではピーク時の、50%~60%程度に、なっているようです。

 しかし、ワイン文化を広めた功績は、大きいと思います。ワインはスーパーでも、お酒部門の中核を占めていますよね。

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フランスの3大ワイン産地。

 さて、フランスの3大ワイン産地と言えば、ボルドー、ブルゴーニュ、アルザスでしょう。

 その中で、ワインの王様と言われているのが、ブルゴーニュ地方で作られている、ロマネ・コンティでしょう。

 その値段の高さから、世界一高価なワインとなっています。

ブルゴーニュ地方の伝統的なワイン。

ヴォーヌ・ロマネ村。

 そのワインは、フランス ブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村で、伝説的なワインとして、作られています。

 ブルゴーニュ地方と言うのは、パリから南東に、位置する地域で、人口は約162万人、日本の中国地方と、ほぼ同じ面積です。

 温暖な気候と、平坦な耕作地に恵まれ、自然条件を活かした、農業が盛んな地域です。

 ブルゴーニュは、ボルドーと並ぶワインの産地で、ボルドーと比べると、比較的小規模な個人経営の、農場が多いいようです。

 生産されるワインは、主に赤ワインは、ピノ・ノワール種、白ワインは、シャルドネ種の葡萄で作るようです。

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世界一高価なワイン、ロマネ・コンティ。

年間6,000本のワインを作る。

 そこで葡萄の生産から、ワインの製造までを一手に行う、ドメーヌ・ドーラ・ロマネ・コンティ(DRC)社が、

 独自の葡萄畑、その総面積1.8ha(これは東京ドーム3.8個分に相当するようです)で、年間6,000本のワインを、作っているようです。

 ここの葡萄畑は、南東の日当たりの良い傾斜地で、ピノ・ノアール種の葡萄から、世界一高価なワインが、生まれるそうです。

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平均価格 164万円のワイン。

 高価な理由は、深い味わいと、何と言っても、圧倒的な知名度でしょう。

 そして、少ない生産量が、希少価値を生み出し、平均価格 164万円と言う、世界一高価なワインを、作り出しているようです。

 単純に計算すると、164万円×6,000本=98億4千万円  164万円がユーザー価格と仮定したら、

 卸売率が、20%だとすると、131万円が出荷時の、販売価となります。

 卸売価額131万円×6,000本=78億6千万円が、生産会社の、売上高になると思われます。

 131万円のワインを生産したとしても、原価率や販管費が、極端に高い事は無いと思うので、収益率は凄い事になっているんじゃないでしょうか。

 日本だと、法人税率が23.4%ですが、フランスだと30%前後のようです。

 こんなに高額なワインなので、投資目的、投機目的で、購入される事もあるようです。

 ワインは飲み物なので、消費される事が前提ですが、年間6,000本製造した中で、飲まずに保存されてゆくものは、いったい、どれぐらいあるのでしょうか。

 たぶん、それらがビンテージ物に、なって行くんでしょう。

ロマネコンティ モンラッシェ 2013 ロマネ・コンティ DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ ロマネ コンティ

ロマネ・コンティは、誰が飲むのだろう。

グラス一杯30万円のワイン。

 こんな高額ワイン、いったい誰が飲むんでしょうか。

 ボトルは無理でも、グラスならと計算したら、グラス一杯30万円になるんです。やはり、これでも無理です。

 でも、コルクを開けたら、酸化が始まるので、やっぱり1本まるごと、お買い上げとなるんじゃないでしょうか。

 というより、こんな高価なワインなのですから、そんな買い方や飲み方を、する人はいないでしょう。

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