クリスマスイベント。
12月の一大イベントと言えば、クリスマスでしょう。
本来はキリストの生誕祭でしょうが、多くの神々が宿る日本では、そういったものも飲み込んで楽しんでいます。
今は、御朱印ブームですが、中には御朱印のクリスマスバージョンまで出来ていると言います。
ロックフェラーセンターのツリー。
世界一のクリスマスツリー。
クリスマスと言えば、クリスマスツリーでしょうか。
世界一有名なクリスマスツリーと言えば、
ニューヨークのロックフェラーセンターに立てられる、クリスマスツリーではないでしょうか。
長さが23メートル以上のモミの木を伐り出し、5万個のLEDで飾られ、
最上部には、2004年から使われている、スワロフスキー社のクリスタルに星が輝きます。
ロックフェラーセンターのモミの木。
このロックフェラーセンターでの公式クリスマスツリーは、1933年以来続いているようで、
そのツリーの候補の木は、篤志家によって、ロックフェラーセンター寄贈にされているようです。
伐り出す木は、コネチカット州、バーモント州、オハイオ州、ニュージャージー州などから、選ばれニューヨークにやって来るのでした。
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どれぐらいある経済効果。
日本のクリスマス経済効果。
日本のクリスマスの経済効果は、一般社団法人日本記念日協会の発表によると、
6,740億円で、2005年頃には、1兆円超の経済効果もあったようですが、
サブプライムローン問題に端を発した金融危機や、景気の落ち込みで、現在では6,740億円になっているようです。
2020年の東京オリンピックパラリンピックの、建設資金の当初予算が、7,000億円だったので、
クリスマスの経済効果の大きさがわかります。
しかし、コンパクトを表明していた、オリンピックは費用が3兆円も掛かるなどとの、数字も出ているようです。
一人当たり5,341円の経済効果。
他のイベントと比較して。
さて、6,740億円のクリスマスの経済効果ですが、2018年の調査によると、
バレンタインは1,300億円、ハロウィンは1,240億円となっていて、クリスマスの経済効果が抜群に高いのです。
日本の人口は2019年11月1日現在で12,618万人ですから、6,740億円の経済効果を一人当たりに換算すると、5,341円となり、
日本の世帯数が53,332千世帯なので、1世帯平均12,637円の経済効果があるようです。
お宅のクリスマス予算と比べて見て如何ですか。
女性のプレゼントの期待度。
東京銀座百貨店「プランタン銀座」の、女性向けアンケートによると、
女性が相手に贈るプレゼントの予算額は平均で24,071円に対して、
恋人やパートナーから期待するプレゼントの平均額は50,827円だったようです。
ティファニーブルーの小箱。
ティファニー。
若い女性への、クリスマスプレゼントの定番と言えば、ティファニーブルーの箱に入ったジュエリーでしょうか。
そのティファニーも、2019年11月にフランスの超高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)が、
160億ドル(約1兆7,400億円)超で、買収することで合意したと報道されました。
1837年にニューヨークで、文具・雑貨店として創業し、アメリカの歴代大統領の御用達宝石商として発展し、
オードリーヘップバーンの『ティファニーで朝食を』で世界的宝石店と、有名になったのでした。
オードリーヘップバーンのティファニー。
『ティファニーで朝食を』
『ティファニーで朝食を』のファーストシーンでは、ヘンリー・マンシーニ作曲の「ムーンリバー」が流れる中、
朝靄のニューヨーク5番街に、イエローキャブが走って来て、ティファニーの前で止まります。
タクシーから降りた女性は、髪をアップにして、
黒のノースリーブのロングドレスに、サングラスをかけた、ホリー役のヘップバーンでした。
彼女は白い紙袋からパンとコーヒーを取り出し、ショーウインドーを眺めながらパンをかじります。
たぶんクロワッサンでしょうか。
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ティファニー(TIFFANY & CO.)には、レストランはありませんでしたが、
映画公開から56年後の2017年に、ダイニングスペースがオープンしたようです。
そこでの一番の人気メニューは「BREKFAST AT TIFFANY」のセットだそうです。
ティファニーは当時から女性たちの垂涎の的の宝石店でしたが、今も世界で有数な宝石店です。
婚約指輪や結婚指輪で、大人気のティファニーですが、クリスマスプレゼントでも人気のブランドです。
ティファニーの象徴と言えば、ティファニーブルーでしょう、
そのティファニーブルーのBOXは、女性たちの憧れの的となっています。
経済効果の要因は。
イルミネーション、プレゼント、ケーキ。
クリスマスは何故、こんなに大きな経済効果が発生するのでしょうか。
その要因はいくつかあるようです。
クリスマスイルミネーションは、現在では各地で行われるようになり、よく芸能人が点灯式でのパフォーマンスをしていますし、
各ご家庭でも、イルミネーションをしている家を、見かけるようになりました。
クリスマスプレゼントの時期は、冬のボーナスが出る頃と合致しますので、財布の紐も緩むんではないでしょうか。
クリスマスケーキの市場規模は264億円で、ケーキの売上は通常の25倍も売れるんだそうです。
このようなものが複合的に重なり合って、相乗効果を生み出す事で、こんなに大きな経済効果を生み出しているようです。
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