【お金の教科書】節約と生活改善でお金を貯める5つの王道。

 

お金を貯めるには、時間と努力が掛かる。

お金を貯めるには、時間と努力が掛かります。それは何年にも亘る事があるでしょう。でも、折角、貯めた貯金を、使うのは一瞬です。

使い道はそれぞれですが、お金が無い事には、使う事も出来ません。

では、どうやって、安心して生活できる、金額を貯めることが出来るのでしょうか。答えは次の、3つです。

お金の王道の貯め方は、この5つ。

(1)お金の顔を見ないこと。

お金の顔を見ないで貯める。

何しろ、現金が手元にあると、何となく気持ちが、大きくなる事ありませんか。

買い物に行っても、つい衝動買いする事ありますよね。

苦労して得たお金なのに、その衝動買いまでの時間は、ものの、2~3分間なんて事、あるんじゃないでしょうか。

友だちと飲みに行っても、財布の中に余裕があると「ここは私に任せて…」なんて言ったりしませんか。

私も昼休みにランチに行く時、つい財布にお金があると、「今日はウナギだ!」と言って鰻を、食べに行っていました。

ついつい気が緩み、美味しいものが食べたくなってしまいます。

手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書 [ 横山 光昭 ]

 

 

給料日に黙って振り替える。

それなので、お金の顔を見ないで、貯める事が重要なのです。

給料日に天引きで、財形貯蓄に振替える。

自動振替で、定期預金や定期積金に振替える。貯蓄性のある生命保険に加入して、自動振替で保険料を支払う。

積立型のインデックスファンドに加入するなど、方法は、いろいろありますので、検討されると良いでしょう。

(2)お金を貯める目標と金額を決めて貯める

目標金額を決める。

何事も計画性を持って行うのと、持たないで行うのでは、結果が違って来るようです。

まず目標金額を決めます。例えば、5年後に家が欲しいなら、その頭金500万円を、5年間で貯める計画を立てます。

教育資金なら、10年後に100万円貯まるように計画し、その後の事も考慮して、学資保険に加入するなど検討します。

一番大変なのは、老後資金です。それは終わりが分からないからです。

だったら、貯金と並行して、個人年金も、検討しようかと考えますよね。

老後資金には終わりがないから、早めの対処が必要。

このように、目標金額と、それに掛かる、時間を計画して貯める事です。

貯金の出来る金額は、年収の10~20%と言われています。

自分の出来る範囲で、目標を決めないと、ストレスが掛かりすぎるので、注意が必要です。

サラリーマンの生涯賃金は、2~3億円と言われています。仮に2億円で10%なら、2,000万円です。

住宅ローンや教育資金を手当しながら、老後資金を貯める事は至難の業でしょうが、定年は必ずやって来ます。

だから定年の日までに、用意しなければなりません。

そして、これらを行なう場合に大切な事は、ストレスを掛け過ぎない事です。

ストレスある貯金の仕方は、長続きしないからです。

年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ) [ 横山 光昭 ]

 

 

(3)自分の収入に見合った収支をする。

身の丈にあった生活をする。

お金と人生を考える基本は、自分の収入に見合った、生活をして行けば良いのです。

収入が上がって行けば、それに見合った支出を徐々にすれば良いのです。無理をしない、見栄を張らない生活です。

先ずは、身の丈にあった生活に心掛け、それに即した、支出を心掛ける事です。

生活レベルを上げたいなら、収入を上げる、給料を上げる事です。

上げるには、仕事で結果を残したり、勉強したり、資格を取ったり、人より数倍、努力したりして、自分を磨く事です。

そんな努力を、見ていてくれる人がきっといます。努力をしない人には、声は掛かりません。

お金を増やすには3つの方法しかない。

お金を貯めるには、①収入を増やす、②支出を減らす、③収入-支出=余剰分を貯金に回す。

この3つしかありません。

収入を増やすことは、簡単には行きません。そうなると支出を減らす。つまり節約こそが、お金を貯める原点です。

節約と言っても、バナナ1房、豚肉1パックを、細かくチャックしても、あまり効果がないでしょう。

要は、金額の大きな支出を削減する事です。ズバリ、住宅ローンと、保険の見直しです。

賃貸にお住まいの方は、家賃の見直しを、考えた方が良いのですが、引っ越し費用を、考える必要があるため、一概に良いとは言えません。

昔から、引っ越し貧乏という言葉が、あるじゃないですか。

貯金ができない私でも、1億円貯まる方法を教えてください [ 世古口俊介 ]

 

(4)人生最大の買物、住宅ローンを見直す。

住宅ローンの借換え。

住宅の取得は、人生最大の買物です。そして家を買うためには住宅ローンを借りなければ、ほとんどの人は買えないでしょう。

だから、住宅ローンを借りた後も、その動向を見逃してはいけません。

金利次第で大きな金利差が出て、家計を圧迫するからです。

住宅ローンは銀行にとって、長期で安定した資金を、貸出し出来ることから、各行で力を入れています。

最初に融資を受けて、自宅を購入する時点で、低金利の住宅ローンが組めればよいのですが、なかなかそうは行きません。

何故なら、建築業者や、仲介業者が紹介してくれた銀行で、借入してしまうからです。

住宅ローンの返済が進めば、自宅に価値が出て来る。

しかし、返済が進んでくれば、それだけ返済実績を、積んで来た事になります。

返済が進めば、ローン残高が減り、担保価値が上がっている可能性も出て来ます。

但し、建物は減価償却しますから、その兼ね合いを、見ておく事も必要です。

金利は銀行にとって生命線ですが、貸出残高を増やすには、金利競争をしてでも、増やしたいのです。

ですから、近所の銀行でなくても、ネット銀行でも、金利が低ければ良いと思います。

一度、住宅ローンの借り換えの検討をすることも、大事なお金を守ることになるのです。

3年間で120万円貯金できる! 手取り月20万円からの 3つのサイフでらくらく貯まる方法【電子書籍】[ 横山光昭 ]

 

(5)今の保険、入り過ぎていませんか。

保険の見直し。

 保険の見直しは、皆さん、なかなかやりません。日本人は保険好きな国民ですが、保険の見直しをすると、損するんじゃないかと思い、なかなか見直し、しないのではないでしょうか。

私もずっとそう思っていて、見直しが遅れてしまいました。

私の場合は、住宅ローンと保険の見直しで、家計の節約をしましたが、

なんで、もっと早くしなかったんだろうと、後悔した過去がありました。