家の頭金1,000万円、5年間で貯めました。

 

家を持ちたいと思っていた頃。

恥ずかしい話ですが、学生の頃から漠然と、24歳で車を購入し、27歳で結婚し、30歳頃に、自分の家を持ちたいと思っていました。

 なんで、そんな事を学生の頃から思っていたかは、自分でも分からないのですが、ただ漠然と、そんなことを考えていました。

そして、買えるんだと、疑わなかったのでした。

 

1,000万円貯めることに集中していた頃。

お金は、使い道を決めて貯めること。

そんな思いを実現するためには、先立つものが、なければなりませんが、

若い頃は、お金の事は、あまり考えていなかったと思います。

入社当時は、飲み代や、好きな趣味にお金を使ったり、車を買ったりして、

ほとんど、貯まりませんでしたし、貯めようと言う、意識も低かったと思います。

その頃は、なんとなく生活していれば、そのうち、給料も上がって、家が買える状況になるのかなと、漠然と思っていたようです。

だから、貯金にしても、ただ漠然としていただけだったのです。

目的を決めて、貯めようと言うような、意識はありませんでした。

でも、それではダメだったんです。

お金は、使い道の目標を決めて、貯める目標金額を決めて、そのお金を何年で貯めるかを、キチンと考えて、貯めることが大事なのです。

そして、お金を貯めるには、お金を貯められる、時期があるのです。でも、当時の私はそんなこと、思ってもいませんでした。

人生では、お金を貯める順番がある。

結婚したら、次はマイホームになる。

でも、27歳で結婚した頃から、妻が子供が小学校に行くまでに、なんとか、家が欲しいと言い出した事で、

やっと貯金の意識に目覚め、住宅ローンの頭金を、貯めようと意識を変え、貯金をやり出したのです。

それと並行して週末には、いくつかの住宅展示場を回っては、

家を絶対に持とうと、頭に刻み込んだり、家の間取りを、考え始めていました。

その時、簡単な貯金の計画表を作って見たのです。その時は、何とか、5年で貯めたいと思っていたので、

少し不完全な計画書でしたが、手書きの計画書を作成し、毎月、その進捗状況を、眺めていた記憶があります。

それが、私が計画書の重要性を知った、最初の時でした。そして、計画書のお陰で貯められた事に感謝したのです。

頭金を貯めることは、自信に繋がる。

頭金を貯めていた頃。

頭金を貯めるには、私だけの給料では、とても貯めれそうに無かったので、

妻にも協力してもらい、出来る範囲で働いてもらいました。

妻には自分の小遣いの他は、給与・賞与を社内貯金にして貰い、生活費は、私の給料で賄うようにしました。

学生の頃から思っていた、30歳頃には、家を持とうと言う思いが、頭の片隅にあった事を思い出しながら、

何としても、貯めなくちゃと、思っていたんだと思います。

この間は、旅行にもいかなかったし、遠出もほとんどした記憶がありません。

でも、何もなくても、幼かった子供たちと遊ぶ事が楽しかったのです。

私は給与の20%と、賞与の全額を貯金した結果、5年後に二人合わせて1,000万円が貯まりました。

結構無理したかもしれませんが、若かったから、出来たかもしれません。

若い時の苦労は、苦労と思わない時期。

若い頃だから頑張れた。

当時の初任給は、現在価値にすると2倍ぐらいになっているので、よく貯められたと、今となっては思います。

私が32歳の時に、頭金の1,000万円と住宅ローンを使って、家を買いました。

その時、上の子が保育園の年長でしたので、妻との約束は、何とか守る事が出来ました。

でも、その後はいくら頑張っても貯金が貯まりませんでした。

妻が子育てのために専業主婦になった事と、当時は住宅ローン金利が高かった事、

更には何件もの、生命保険に加入していたことも、原因だったと思います。

その時気が付いたのです。お金は貯められる時期がある事を。

まだ、子供にそんなに、お金が掛からない頃だったから、貯金が出来たんだと思います。

その後、住宅ローン金利が下がり始めたので、もう少し賢く、住宅ローンの借換えと、保険の見直しをしていれば、

余分な支出をしないで済んで、逆に貯金が、出来ていたかもしれないと後悔しました。

貯金が貯まらない時には、原因究明して、生活や行動を、見直すことも大事だと痛感しました。