オープニングで足利義昭が、蝶の羽に、蟻が群がる様子を観察する姿がありました。
足利義昭は、その蟻の姿を一心不乱に眺めていたのです。その仕草は、まるで子供のように見えたのです。
還俗した足利義昭(滝藤賢一さん)が、越前敦賀にたどり着きました。
そして、越前城主の朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)は、上洛する気があるのか、無いのか分からない状況なのです。
織田信長が美濃を平定。
永禄10年。織田信長は美濃を平定し、美濃は信長の支配下に入ったのでした。
そして、これを喜んだのが、光秀の母・牧(石川さゆりさん)だったのです。「今なら、安心して美濃に帰れる」と。
その年の10月。光秀は母を連れて美濃の明智荘へと戻ります。「十兵衛、誠にありがとう。こうして明智荘に戻って来られて、思い残すことはございません」
かつての家来や農民たちに囲まれ、やっと落ち着いた、居場所を見つけたようでした。
織田信長との面会。
稲葉山城に、光秀は信長を訪ねます。その城は、かつて信長の義父・斎藤道三が居城としていた城だったのです。
「おかげで、母が戻って来られました」
「そなたは戻らんのか、美濃へ。のう、十兵衛、そなたわしに仕える気はないか、どうじゃ」
「申し訳ございません」
「わしでは不足か? 一体なにを考えているのか」
それに対して光秀は、将軍・足利義輝が、あのような殺され方をてしまい、自分はどうしてよいか、わからないと答えたのです。
信長は言います。「一つ分かったことがある、わしは戦が嫌いではない。しかし、この先、どこへ向かって戦をしてゆけばよいのか、それは分からぬ」
「いつまで経っても、戦は終わりませぬ」、信長「どうすればよいのだ」
「上洛すればよいのです… 武士が誇りを持てるように。大きな国を持つことです。かつて、道三が言っていた、誰も手出しが出来ぬ。大きな国を作れと」
足利義昭の「羽運ぶ蟻」のはなし。
光秀が越前に戻ると、還俗した足利義昭が、十兵衛に会いたいと来ていました。
「一匹の蟻が、大きな蝶の羽を、己だけで運ぼうとしていたのじゃ。蟻は私だ!将軍と言う大きな羽は、一人では運べん。しかし、助けがあれば…」
「もし、将軍になれば、今まで出来なかった事が出来るかもしれない。貧しい人を救える」
「助けがいる。朝倉の助けが、そなたから伝えて呉れ」
朝倉義景への謁見。
光秀は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)に、謁見します。そこで朝倉義景に足利義昭の、蟻の話をしたのです。
「庭で、じっと蟻をご覧になっていたそうです」そして、将軍の言う大きな羽は一人では運べないが、
助け、支えがあれば運べるようになるかもしれぬと、話されたことを伝えました。
「強い大名の支えがあれば、立派な将軍になるかもしれません」
すると、は朝倉義景、松永久秀から文が届いたことを明かしたのです。そこには、
「信長と一緒に上洛すればよいと。義昭さまは、美しい神輿だ。その神輿は軽い方がよい」
以前、朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)から、足利義昭は、将軍の器にふさわしい人物かと、尋ねられた光秀は、足利義昭は、将軍の器ではないとしていましたが、
足利義昭の思いに触れ、この人なら、そして支えがあるなら、将軍としてふさわしと、考えるようになっていたのでした。
永禄11年。三好一派は、14代将軍に足利義栄を、擁立したのでした。
「『麒麟がくる』第25話ネタバレあらすじセリフ名言。羽運ぶ蟻」への2件のフィードバック
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