『麒麟がくる』第25話ネタバレあらすじセリフ名言。羽運ぶ蟻




『麒麟がくる』第25話。羽運ぶ蟻。

オープニングで足利義昭が、蝶の羽に、蟻が群がる様子を観察する姿がありました。

足利義昭は、その蟻の姿を一心不乱に眺めていたのです。その仕草は、まるで子供のように見えたのです。

還俗した足利義昭(滝藤賢一さん)が、越前敦賀にたどり着きました。

そして、越前城主の朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)は、上洛する気があるのか、無いのか分からない状況なのです。


『麒麟がくる』まとめ記事一覧


 

織田信長が美濃を平定。




光秀の母・牧が美濃へ戻る。

永禄10年。織田信長は美濃を平定し、美濃は信長の支配下に入ったのでした。

そして、これを喜んだのが、光秀の母・牧(石川さゆりさん)だったのです。「今なら、安心して美濃に帰れる」と。

その年の10月。光秀は母を連れて美濃の明智荘へと戻ります。「十兵衛、誠にありがとう。こうして明智荘に戻って来られて、思い残すことはございません」

かつての家来や農民たちに囲まれ、やっと落ち着いた、居場所を見つけたようでした。

NHK大河ドラマ 麒麟がくる オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ ジョン・グラム ]



織田信長との面会。


十兵衛、そなたわしに仕える気はないか。

稲葉山城に、光秀は信長を訪ねます。その城は、かつて信長の義父・斎藤道三が居城としていた城だったのです。

「おかげで、母が戻って来られました」

「そなたは戻らんのか、美濃へ。のう、十兵衛、そなたわしに仕える気はないか、どうじゃ」

「申し訳ございません」

「わしでは不足か? 一体なにを考えているのか」



それに対して光秀は、将軍・足利義輝が、あのような殺され方をてしまい、自分はどうしてよいか、わからないと答えたのです。

信長は言います。「一つ分かったことがある、わしは戦が嫌いではない。しかし、この先、どこへ向かって戦をしてゆけばよいのか、それは分からぬ」

「いつまで経っても、戦は終わりませぬ」、信長「どうすればよいのだ」

「上洛すればよいのです… 武士が誇りを持てるように。大きな国を持つことです。かつて、道三が言っていた、誰も手出しが出来ぬ。大きな国を作れと」

「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業 [ 明智憲三郎 ]


足利義昭の「羽運ぶ蟻」のはなし。




蟻は私だ。

光秀が越前に戻ると、還俗した足利義昭が、十兵衛に会いたいと来ていました。

「一匹の蟻が、大きな蝶の羽を、己だけで運ぼうとしていたのじゃ。蟻は私だ!将軍と言う大きな羽は、一人では運べん。しかし、助けがあれば…」

「もし、将軍になれば、今まで出来なかった事が出来るかもしれない。貧しい人を救える」

「助けがいる。朝倉の助けが、そなたから伝えて呉れ」

明智光秀と本能寺の変 (マンガで見る決戦!日本史シリーズ) [ 加来耕三 ]

大河ドラマ 麒麟がくる 完全版 第壱集 DVD BOX



朝倉義景への謁見。




強い大名の支えが必要。

光秀は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)に、謁見します。そこで朝倉義景に足利義昭の、蟻の話をしたのです。

「庭で、じっと蟻をご覧になっていたそうです」そして、将軍の言う大きな羽は一人では運べないが、

助け、支えがあれば運べるようになるかもしれぬと、話されたことを伝えました。

「強い大名の支えがあれば、立派な将軍になるかもしれません」

すると、は朝倉義景、松永久秀から文が届いたことを明かしたのです。そこには、

「信長と一緒に上洛すればよいと。義昭さまは、美しい神輿だ。その神輿は軽い方がよい」

以前、朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)から、足利義昭は、将軍の器にふさわしい人物かと、尋ねられた光秀は、足利義昭は、将軍の器ではないとしていましたが、

足利義昭の思いに触れ、この人なら、そして支えがあるなら、将軍としてふさわしと、考えるようになっていたのでした。

永禄11年。三好一派は、14代将軍に足利義栄を、擁立したのでした。

誤解だらけの明智光秀 / 本郷和人

大河ドラマ 麒麟がくる 完全版 第弐集 DVD BOX

『麒麟がくる』まとめ記事一覧



「『麒麟がくる』第25話ネタバレあらすじセリフ名言。羽運ぶ蟻」への2件のフィードバック

コメントは停止中です。