天正10年5月。宿敵・武田家を滅ぼした戦勝祝いとして、徳川家康を安土城に招いての祝勝会で、用意された祝賀の膳に対して、
信長は「膳が違うぞ!饗応役を解く、下がれ!」と、光秀に叫んだのでした。
天正10年5月。宿敵・武田家を滅ぼした戦勝祝いとして、徳川家康を安土城に招いての祝勝会で、用意された祝賀の膳に対して、
信長は「膳が違うぞ!饗応役を解く、下がれ!」と、光秀に叫んだのでした。
『麒麟がくる』は、戦国初期の群雄割拠の戦乱の中で、各地の英傑した武将たちが、
天下を狙い、命を懸けて戦い、戦国時代を生きている様を描いています。
永禄12年夏。明智光秀は美濃へ旅立つ準備をしていました。
そんな中、将軍の御座所へ、駒がやって来たのです。「駒殿は何用で?」すると「公方さまがお待ちで…」と声が掛かります。
「公方さまがお待ちかね?」と、いぶかる光秀でした。その日、駒は丸薬で稼いだ金を持ち、登城したのです。
永禄12年。三好一党の襲撃を受けた将軍足利義昭のために、織田信長は、二条城建設に着手し、築城が進んでいました。
工期が2ヵ月と言う短期間での工事であったことから、
京の都じゅうの、神社仏閣から、築城に関わる礎石や、調度品を集めさせていたのです。
『麒麟がくる』まとめ記事一覧。
2020年の大河ドラマは『麒麟がくる』です。
織田信長の家臣として仕え、「本能寺の変」で、主君殺しの悪役となった、明智光秀は、どんなドラマを描いて呉れるでしょう。 続きを読む 『麒麟がくる』まとめ記事一覧~ネタバレあらすじセリフ名言
『麒麟がくる』は、前回6月放送の「決戦!桶狭間の戦い」を最後に休止していましたが、
いよいよ、満を持して、2020年8月30日から、放送再開になりました。どんな展開になって行くのか楽しみです。
ドラマの冒頭は、信長の弟、信勝が絶命したシーンから始まりました。
「信勝!そなたこれ(水)を飲め。ありがたき水を飲んで見よ」
「飲め、飲め、お前が飲め!」「信勝は愚か者」と発すると、そこには、息絶えた信勝が横たわっていたのです。
「長良川の戦い」で、最後の瞬間がやって来ます。
高政との一騎討を、最後まで望んだ道三に対して、高政は「この者を討て」と命じ、一騎討を放棄したのでした。
その結果、道三は兵に槍で突かれ、最後は高政の胸の中で最期を迎えるのでした。
斎藤道三(本木雅弘さん)と、嫡男、高政との亀裂は決定的なものとなり、道三は高政との戦いを決めたのです。
そして、明智光秀にこう申したのです。
『麒麟がくる』道三、わが父に非ず。
斎藤道三は、側室の深芳野(南果歩さん)を亡くし、
嫡男の高政(伊藤英明さん)に「私を守護代に」と、家督を継がせることを強く迫られ、
「家督をそなたに」と発し、自らは、仏門に入る決心をしました。