刑事ドラマ全盛期。
今はドラマの多くが刑事もので、日中の再放送も刑事ものばかりです。
視聴率が取れるからなんでしょうが、
刑事ものを見ない日は無いくらいです。
その中でも人気が高く、平均視聴率20％超えを維持しているのが、『相棒』だそうです。
警視庁特命係の杉下右京は、元警察庁キャリアで、超人的な推理力と洞察力を持ち合わせています。
杉下右京の相棒たち。 
相棒の相棒役。
その相棒は、初代が亀山薫、2代目が神部尊、3代目が甲斐亨、4代目が冠城亘で、
杉下右京の飛びぬけた推理力に驚かされつつ、良い関係の、相棒役を醸し出しています。
事件ものには相棒が付き物です。
例えば、シャーロックホームズには、伝記作家ジョン・Ｈ・ワトソン医師が、共同生活者として登場します。
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杉下右京とふたりの名探偵の関係性。
シャーロックホームズ
ホームズは始めて出会ったワトソンに対して、
アフガニスタンに従軍し、戦場で左肩に重傷を負い、イギリスに送還された軍医だろうと、言い当てるのです。
そんなホームズの観察力、推理力に驚かされるように、読者を推理小説の世界へ誘うのです。
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エルキュールポアロ
エルキュールポワロの相棒には、アーサー・ヘイスティング大尉が登場します。
ポアロはベルギー南部の出身で、ベルギーの警察官として働き、署長になった後退官します。
そして、以前からの知り合いだったヘイスティング大尉と共に、探偵として活躍し、数々の難事件を解決します。
ポワロは、163㎝の小男でピンと跳ねた大きな口髭を蓄え、「灰色の脳細胞」の持ち主です。
事件が解決に近づくと「私の小さな脳細胞が動き始めた」の言葉は有名なセリフです。
「スタイルズ荘の怪事件」「ＡＢＣ殺人事件」や「ナイルに死す」などがありますが、
一番人気のあるのは「オリエント急行殺人事件」じゃないでしょうか。 
【関連】
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警視庁特命係の杉下右京。
杉下右京の推理力と洞察力。
確かに、杉下右京は、シャーロックホームズや、エルキュールポワロに似ています。
並外れた推理力、洞察力で事件を解決に導きますが、彼は警察官として任務にあたって、
二人のような探偵ではなく、あくまでも、警視庁の刑事です。
探偵の調査では限界があり、警察内部の情報を手に入れるには協力者が必要ですが、
個人情報が厳しくなった現代の設定では、とても無理な状況なので、刑事ものが主流となっているんでしょうか。
更に、科学捜査が主流となった現在に於いて、ＤＮＡ鑑定など「科捜研」との連携や、
鑑識課の協力なくしては、事件は解決しない、シチュエーションになっているからなんでしょうか。
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シャーロック・ホームズ
ロンドンのベーカー街221Ｂ
シャーロックホームズと言えば、ホームズの下宿先、ロンドンのベーカー街221Ｂの、2階の探偵事務所で、
科学実験機材に囲まれ、ロッキングチェアに腰掛け、パイプ煙草を燻らす姿を、思い浮かべます。
シャーロックホームズは2階の小窓から、19世紀後半の、霧にむせぶロンドンの街並みを、見ていたんでしょうか。
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【関連】
シャーロックホームズの『緋色の研究』の探偵事務所は、ベーカー街221B。
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エルキュール・ポワロ。
「灰色の脳細胞」
エルキュールポワロと言えば、小男で小太り、ピンと跳ねた大きな口髭を蓄えた、こじゃれた紳士を思い浮かべます。
事件がヨーロッパからアフリカまで及び、列車や客船での移動シーンが印象的です。
「灰色の脳細胞」のくだりが出て来ると、事件解決が近づいて来たと、ワクワクしたものです。
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【関連】
警視庁特命係。
杉下右京と言えば、警視庁特命係のあの部屋が特徴的です。
パソコンの左横に、ガラスのチェスが置いてあって、チェスの戦略を考える事が、頭脳を刺激するのかと思わせます。
ドラマの中で、「細かいところが気になるものですから」は、杉下左京の有名なセリフですが、
これが、最後まで事件の鍵となって、物語は展開して行きます。
デスクの後ろには、お気に入りの紅茶のセットが置かれていて、
ティーポットを高く掲げて、ティーカップに注ぐシーンは、あまりにも有名です。
傍には、コーヒーメーカーが置いてありますが、彼がコーヒーを飲む事はありません。 
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杉下右京の愛車「フィガロ」。
モーツァルトの歌劇「フィガロ」に由来。
杉下右京の愛車も良い雰囲気を出しています。
この車は、日産のフィガロで1991年～1992年の間に、限定2万台生産したもです。
フィガロと言う名前は、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場する、機知に富んだ主人公に由来するそうです。
レトロ調の可愛らしい見た目と、本革使用の本格的内装で、当時の通商産業省の、グッドデザイン賞を受賞したようです。
ドラマの中の黒のフィガロは、純正では存在せず、オリジナルカラーのようなんです。
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モーツァルト:歌劇≪フィガロの結婚≫ハイライツ [ カール・ベーム ]
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ヨーロッパの街並みに似合う。
このフィガロは、右ハンドルである事から、イギリスで大変人気があったようです。
確かに、ヨーロッパの街並みに似合うように思いませんか。きっとロンドン市街を、フィガロが走っていたんでしょう。
少し強引ですが、ロンドン警視庁に、2年間赴任していた杉下右京が、ロンドン繋がりで、ホームズに繋がりました。
フィガロの現在の中古相場は、状態が良ければ120万円～150万円のようです。
製造が1991年ですから、31年前の車にしては、結構良い価格だと思いませんか。
きっと右京さんの影響力が、大きいんじゃないかと推理します。 
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右京の愛車フィガロはロンドンに似合う。
杉下右京の愛車「フィガロ」。
杉下右京の愛車「フィガロ」はドラマの中で、独特の雰囲気を醸し出しています。
これは日産の初代マーチ(K10型)をベースにした、パイクカーシリーズの第3弾で、
1991年～1992年の間に、限定2万台を生産したもです。
パイクカーと言うのは、先鋭的とか、レトロ調とか、スタイリングに特徴ある自動車を、パイクカー(pike car)と言うのです。
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「フィガロの結婚」に由来。
フィガロと言う名前は、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場する、機知に富んだ主人公に由来するそうです。
ターボエンジンを搭載車し、燃費は11.3Km/L、発売当時の新車価格は、187万円だったようです。
レトロ調のデザインの、小型オープンカーで、コンセプトは「日常の中の非日常」だったそうです。
限定2万台の販売でしたが、海外での人気も高く、結構イギリスに行っているようで、
一時はロンドンに、フィガロ専門の中古車店があった程だと言います。
イギリスで人気があったのは、日本と同じ右ハンドルの国で、
レトロ調のデザインに、本格革張りの内装が、英国人の好みに合っていたからでしょう。
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杉下右京の愛車フィガロ。 
フィガロは、杉下右京に良く似合う。
フィガロは、杉下右京に良く似合います。
チョット小難しく、ブリティッシュ・トラディショナルがよく似合う右京さんに、この車は粋な演出をしています。
フィガロが初登場したのは、シーズン11の、甲斐亨の時だったようで、登場当時は、沢山の問い合わせがあったそうです。
右京さんは、カイト君（甲斐亨）に車を運転をさせ、自分は助手席に座るシーンも見かけます。
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「花の里」で熱燗を一杯。
そんな右京さんですが、愛車で捜査に出掛けるシーンがあります。という事は警視庁に、マイカー通勤しているのでしょうか。
でも、警視庁には職員用のプライベート駐車場は無いでしょうから、近くのパーキングを月極で借りているのでしょうか。
でも、霞が関近辺での、月極駐車場料金なら、大変な金額でしょう。
右京さんは毎日のように勤務後「花の里」に寄っては熱燗を楽しんでいます。
なので、電車通勤をしていて、愛車は近隣の駐車場に置いてあるのでしょうか。謎は深まるばかりです。
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杉下右京の腕時計が気になります。
杉下右京はブリティッシュスタイルの、ダークスーツにサスペンダー、
腕に輝くのは、アメリカの歴史と共に歩んで来たブランド・ハミルトンの腕時計です。
1910年～1930年代に栄えたアールデコを取り入れた、クラシカルで趣深いモデル・ボストン（H13431553）。
センターセコンドではなく、スモールセコンドと言うクラッシックスタイルの腕時計で、さりげなくオシャレを演出していて、
何故か！気になって仕方がありません。
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「ドラマ『相棒』とシャーロックホームズ、エルキュールポワロの関係性。」への5件のフィードバック
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