『グランメゾン東京』ネタバレあらすじ9話.危機管理能力とは

~第11章~

『グランメゾン東京』第9話。

 『グランメゾン東京』は第9話になり、物語が大きく動いています。 その発端になっているのが、リンダ・真知子・リシャール役の冨永愛さんです。

 リンダは、フランス人の父と、日本人の母の間に生まれ、父の影響を幼少期から受け「食」に関する造詣が深く、グルメ雑誌『マリ・クレール ダイニング』の編集長です。

 そんなリンダですが、彼女は、尾花夏樹の元恋人だったのです。


『グランメゾン東京』まとめ記事一覧


日仏首脳会談の昼食会の事件。

アレルギー素材混入事件。

 しかし、かつて、パリの「エスコフィユ」で、2つ星を獲得していた、木村拓哉さんが演じる尾花夏樹が、パリでの日仏首脳会談の昼食会で提供した料理に、

 アレルギー素材の、ナッツオイルが混入していたことから、日仏首脳会談の昼食会で、フランス首脳が、被害に遭う事態となってしまったのでした。

 このことが大きく報じられると、取材陣に対して、傷害事件まで引き起こした尾花夏樹は、2つ星を獲得していた、パリの「エスコフィユ」を断たんでしまったのでした。

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ミシュランの覆面調査が迫る。

リンダの真相追及の執念。

 この事件の真相をリンダは、長く追及しており、絶対に許せないとしているのです。その執念たるや、すさまじいものがあります。

 物語は、ミシュランの覆面調査が、1ヵ月後に始まろうとしていて、『グランメゾン東京』も、『gaku』も、お互いに新メニューの開発に追われていました。

 尾花は、新メニューは8品で、1ヵ月で完成させる。そして、ワインも日本産に変更し、ワインが主役のメニューを作ると、宣言するのでした。

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尾花夏樹の名言。今やるべきことは、

ノロウイルス騒動で窮地に立つ『グランメゾン東京』。

 そんな中、『グランメゾン東京』のパティシエ、松井萌絵役の吉谷彩子さんが、ノロウイルスにかかり、入院する事態となったのです。

 すると、スタッフの中から、久住栞奈役の中村アンさんが、ノロウイルス事件を、引き起こしたのではないかと、憶測が飛び交う中で、

 尾花夏樹は、「今やるべきことは、お客さまのために出来ることをする。」事だと発し、

 レストランを「臨時休業」にして、スタッフ全員で調理場の清掃し始め、保健所にも連絡して、食材の検査を依頼したのです。

 また、ギャルソン役の沢村一樹さんが演じる、京野陸太郎も、ノロウイルス発症前後に、来店されたお客さまの元へ伺い、健康被害が出ていないかの、聞き込み調査をしていたのです。

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『グランメゾン東京』の危機管理能力。

企業の危機管理能力。

 ここに、企業の危機管理能力が、表れたいると思います。企業の危機管理能力とは、なんでしょう。

 危機管理とは「既に起こってしまったトラブルに関して、事態がそれ以上悪化しないように、状況を管理してゆく」ことでしょう。

 被害を最小限に抑えて、更なる被害が、起こらないように管理することです。

 例えば、大規模地震が発生した時の、社員やお客さまへの対処法や、販売した商品に、欠陥があった場合の対処法です。

 マイナス局面の状況から一刻も早く脱し、平時の状況に戻すための、危機管理能力が求められます。

 危機管理は受動的になりすぎると、将来の危険や損失が、大きくなってしまう、可能性を秘めているのです。

 何を危機と認識するかが、その企業の能力の差に表れるのです。

 一方、リスクマネジメントとは、「まだ、起きていない事態に備えること」を指し、日頃から、あらゆるリスクが存在する事を念頭に、仕事に取り組む必要があります。

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お客さまの立場に立った危機管理。

尾花夏樹の危機管理能力。

 『グランメゾン東京』の危機管理能力は、どうだったでしょうか。

 スタッフからノロウイルスが出た時点で、感染者を病院に隔離し、その他のスタッフの健康状態をチャックし、レストランを閉鎖しました。

 そして、店を徹底的に清掃し、その発症経路を調べるために、保健所に自ら連絡して検査を受けました。

 更に、お客さまに、健康被害が出ていないかの、調査を実施したのです。

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飲食店の食中毒の危機。

 飲食店が窮地に落ち込むのが食中毒です。お客さまから発症の苦情が出て、保健所の立ち入り検査が行われ、営業停止に追い込まれます。

 このような事態になると、事態終息後にいざ、お店を開店させたところで、お客さまは来てもらえず、大変な事態になってしまいます。

 『グランメゾン東京』の危機管理能力は、大したものでした。そして、お店からも、感染源が出なかったのです。

 危機に際して、あんなに冷静でいられるものでしょうか。でも、尾花夏樹は見事に、それをやって見せたのです。

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久住栞奈役の中村アンさん。

フードライター久住栞奈の秘密。

 そして、現在一緒に働いている、久住栞奈役の中村アンさんの父親が、あの、日仏首脳会談の昼食会のお膳立てをした、日本側の外交官であって、

 あの事件があったことで、不幸にも左遷され、久住一家は辛い立場に陥ってしまい、その事が原因で、久住栞奈が尾花夏樹を、憎んでいることを知るのでした。

 久住栞奈は、フリーのフードライターで、グルメ雑誌やウェブサイトに、記事を執筆しています。

 フリーランスで渡仏し、現地でリンダと出会っていたのでした。そこで、内密で尾花の事件を調べて欲しいと、リンダから依頼されていたのです。

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尾花夏樹の平古祥平への名言。

『グランメゾン東京』へ来い!

 最後のシーンで、リンダは、日仏首脳会談の昼食会で、提供した料理に、アレルギー素材の、ナッツオイルが混入した事件で、

 その犯人が、平古祥平である事を知り、『グランメゾン東京』で、平古祥平を働かせるなら、ミシュランの星は、絶対に取らせないと言うのでした。

 オートバイに跨った尾花夏樹が、傷心の平古祥平の元へやって来て、「祥平!一度しか言わないぞ。『グランメゾン東京』へ来い。」と、放ったのでした。

 さて、次回はどんな展開になるのでしょうか。

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